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記述主義者がペンを捨てるまで。  作者: ほんの未来
第7章:記述主義者と努力嫌いのための努力論。
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109 「適性がない」を笑い飛ばす5

 しかしまぁ、いつも豊作とはいかないだろう。

 いくら努力したところで、不作のときってのはある。

 あるいは、いつも通りに収穫できたけど、もっと良くできないかな? なんて。

 要するに、人はしょっちゅう行き詰まるんだ。

「適性がない」なんて(まじな)いめいた言葉なんかで、まだ育てたことのない他の種子を無視しちゃっていいのかな?

 ちょっとだけ、『余裕(スラック)』をもつ。なに、どうせやれることはやり尽くした後だ、ちょっとぐらいサボったって構わないだろ?


 今まで育てたことのない種子だって、たまには上手く育つかもしれない。

 これまでになかった、別の育て方に気付くかもしれない。

 そして、これまで育てていた品種と掛け合わさって、まだ見ぬ新しい収穫ができるかもしれない。


 そう、「かもしれない」ばっかりだ。これはガチャだ。

 そして、ガチャの攻略法を知ってるかな?

 ガチャの胴元(ハウス)が自分であることと、当たるまで引くこと、そのふたつだ。

 そのふたつの条件を、「きっかけ」ガチャは満たしている。

 生きづらさを抱えたこの重苦しい時間を対価として、気晴らしに「きっかけ」ガチャを引けばいい。

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