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【番外編】あるストーカーの話5

番外編完結です

 決心して、ストーカーに会うことを決めたミフォン。


 ついに、ストーカーに会う時になった。


「ねぇ、大丈夫?怖いならやめる?」


 リナリアは、顔が強ばっているミホを心配している。しかし、リナリア自身も少し怖いのだ。


 風精霊(シルフ)には悪意を感じないと伝えられたが。


「頑張ってみるよ。もしかしたら、ストーカーやめてくれるかもしれないから」


 顔は強ばり、笑顔がぎこちないが、ミフォンはストーカーに会うことを少しワクワクしている。


「そろそろ、いつも視線を感じるところに着くよ。今日も視線を感じるけど」


 ミフォンがいつも視線を感じる場所……それは、家の近くの公園の曲がり角である。



『あっ! ミホちゃんが来た!』


 またいつものように、ミフォンを見つめるが、ミフォンの様子がなにかおかしいことに気づいた。


 いつもはキョロキョロ確認して走って逃げてしまうのに今日はキョロキョロ確認しているが、逃げる気配がない。


 ミホのことを見ていると、ロゼの周りに風精霊(シルフ)が集まってきた。




「!!!! ミホ!あそこに!」


 リナリアがストーカーを見つけたみたいだ。しっかりと観察してみると、雲人がこちらを眺めていた。後ろに隠れて見られていると思いきや、空にいたのだ。


「あの、ミホになにか用ですか、いつも見てますよね。ミホが怖がっています」


 単刀直入に、コリンが雲人に問い詰めた。雲人は話しかけられたことに驚いていたが、ミホが怖がっていることを聞き、慌てていた。


『すみませんでした! ミホさんのことが気になって、何回も見てました』


 雲人はずっと見ていたことを謝った。まさか、自分が見ていたことがミホにとっては恐怖だったのだから。


 きっと、この事が原因となって自分から逃げていってしまう、嫌われてしまう…… そう思った。


 しかし、ストーカーの被害者であるミフォンからは、なにも拒否されることはいわれなかった。


「なんだぁ~、そんなことなら話しかけてくれればよかったのに。見られてたのは少し怖かったけどね」





そうして、ミフォンの奇妙な日々は終わりを告げた。はじめて話す雲人(クラウドマン)とはこれからも共に過ごすだろう

ぐだぐだになっておわってしまいました。

すいませんです、ご覧いただいてありがとうございます

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