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9.退院と自宅療養と診察

「部屋とワイシャツと私」みたいなタイトルになりましたが、退院です。


 ◇


 食事は制限無し。飲酒もOKとなりました。ただし、う○こはまだ緩く、このへんがもとに戻るにはもう少しかかるらしい。緩いのはいいが回数が増えた。あと小の方を出すとつられて大も出てきがちなのが困りもの。それも透明な水だけ出てくることが多い。まあ、ゆっくりリハビリ?するしかないか。

 薬は、入院中に飲んでいたものと同じものを一週間分渡された。腸内環境を整える薬と、腸の動きを良くして腸閉塞を予防する漢方薬だ。漢方というのは意外だが、調べてみると腸の手術後に良く処方される定番の薬らしい。

 退院のためパジャマから普通の服に着替えて驚いた。ズボンのベルトがゆるゆるになっている。家に帰ってから追加の穴を一つ開けなければならなかった。

 

 退院後は毎朝一時間程ウォーキングをやった。落ちた筋肉を元に戻すためだ。

 それと、車が三週間以上放ったらかしだったので、引っ張り出して、長野の八千穂高原に出掛けてみた。因みに「あてどない植物記」のヤナギランはこの時撮ったものです。車はバッテリー上がりもなく大丈夫。クラッチも普通に踏めたので、ドライバーも大丈夫だった。良かった。


 ◇


 で、3日くらいしてから退院後の診察。切除したがんについて、最終的な検査結果の説明を受ける。詳しい検査の結果、周辺のリンパ節への転移もなく、「ステージ2」が確定した。これは、抗がん剤による術後の治療が不要なことを意味するらしい。

「あんまりぬか喜びさせてもいけないので積極的には言いませんけど、多分これで大丈夫です。あとは念のため3ヶ月に一度検査するだけですね。」


 いやー、良かった。

 でも、もう一つあるんである。心臓。


 ◇


 外科の診察が終わった後、検査科に寄って、造影剤を入れたCTとレントゲンを撮った後、心臓の動きを24時間モニタリングする機械をとり付けられる。これで明日の夕方まで24時間過ごし、その後機械を外してもらいに行く。これらの結果を踏まえて、今度は心臓の先生の診察である。


 いや、まだまだ無罪放免にはならない。

 心臓は果たしてどうなのか。


 ◇


 次回、心臓の診察。

 

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