11.とりあえずの現在地(戦いは続くのだ)
なあんだ打ち切りかよ、って違うわ!
そもそも素人の勝手連載だし。
◇
本日、心臓の診察でした。
診察前に採血と心電図測定とレントゲン。いつものやつ。
それを踏まえての診察。
「うん、いいですね。不整脈は出てるけど大したことはない。血液も………うん、きれいなもんです。」
あれ?想像してたのと反応が違う。
「血圧も異常なし。不整脈を抑える薬を飲んでると血圧下がってしまうんだけど、これなら大丈夫。」
「薬増やしましょう。いままで通常の半分の量にして様子を見てたけど、これなら増やしても問題ないでしょう。」
心臓の先生、今回はなんかご機嫌な感じで説明をするのである。
「でね、血圧はこれから朝夕2回測って記録しましょう。血圧計安いのが売ってるから、それ買って、このノートにつけてください。」
「良くなってますから、この調子で行きましょう。次の診察は十月末頃ですね。」
◇
という訳で、病院の帰りにヨドバシに寄って血圧計を買う。4,280円だった。電池別売。
さて、心臓が落ち着いたとなれば、この話もそろそろ終了かな。
今回の一連の病院通いで発覚し、治療したりしたのは以下の3件。
ここらで一度整理してみようか。
【脊椎狭窄症】
・脊椎から出る神経の鞘みたいなものが、神経に触って痛みやしびれがでる病気。
・整形外科を受診。痛み止めを処方される。
・幸い通院中に症状は改善。治療といっても相手は脊椎でデリケートな代物。
・なので、今後再発しない限りこれにて終了。
【大腸(S字結腸)がん】
・健康診断で便潜血が何度も確認されたのに放置。
・そしたら、真っ赤な血便が出るようになり、慌てて内科を受診。
・良い子のみんなは、放置せずに絶対に内視鏡検査受けようぜ!
・内視鏡検査でS字結腸にがんが見つかり、外科医を紹介されて即手術。
・手術の結果、がんは無事切除され、がんのステージは2で転移はなしと分かる。
・あとは念のため転移がないかどうか、3か月に一度診察するだけ。一応終了。
【心臓疾患(不整脈)】
・大腸がんの手術直前に手術台上で発覚。外科の先生はそれでもなんとか手術した。
・心臓の先生曰く「勇気あるなあ」だと。
・手術後、機械をつけられて退院まで心臓をモニタリングされる。
・退院時に心臓の先生の診察予約を入れられる。
・いろいろ脅されたりしたが、薬を処方されて症状は改善しつつあるらしい。
・これも2か月に一度くらい診察しながら様子見。
◇
はい、これが今回の騒ぎの結果と現在地。
正直、これが結果として良かったのか悪かったのか、自分でもよくわかりませんが。
とりあえず脊椎狭窄症は放置。大腸がんは一応終了。心臓はモニタリング中。
そんな感じになりました。
というわけで、このエッセイはこれにて完結にしたいと思います。
今後の検査で事態が動いたら、また連載再開してご報告することにします。
今後何かあったら、そのときまたお会いしましょう。
ここまで読んで下さった貴方、ありがとうございました。




