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244 4団体対抗戦1

 今日は4団体を集めて鍛錬をする日だ。最後はあの騎馬戦をやってもらうのだ。騎馬戦のやり方を初めに教えておいて、合間合間に乗り方や走り方など覚えてもらった。


 今日は竹馬競走バランス、追いかけ玉入れ、忍者競走(某テレビの飛び越えたり、ロープでタワーを登り切るあれです)、全員参加型がリレーとチャンバラ合戦(腕と頭に紙風船をつけてスポンジでできた棒で風船を割る競技)、最後は騎馬戦を全チーム、総当たり戦で行いポイントをつけて行く。ポイントが多いチームが優勝である。最初の3つはローテーションで行うので、だれがどこに入るかでもポイント加算が違ってくると思う。身体強化は絶対禁止。自分の力で行うことがカギである。


「みなさん、お集まりいただきありがとうございます。本日の競技はこちらです。はじめの3つはだれがどこに入るかでポイントが大きく変わって行く競技です。我こそはこれに参加するところを決めてください。得意不得意があると思います。もう竹馬を乗りこなせる様になりましたか?そして新しい競技。追いかけ玉入れです。お互いの持久力と玉をカゴに入れるコントロールが必要になります。順位でポイント加算されます、そしてあの塔を見てください。最後はあそこをロープで登ります。ですが、その前に回転する筒、ジャンプして水を飛び越える、指の力で渡るなどなど試練が満載です。最終到達者があそこに登る権利を得られます。我こそはという方、ぜひ参加してください。それぞれにポイントが表示されていますので、それがチームに加算されます。一番多くポイントをもらったチームが優勝です。さあ、みなさん、準備はいいですか!」


 うおおおおおおー!


「やる気はありますか!」


 うおおおおおおー!


「優勝する気はあるか!」


 うおおおおおおー!


「ニューヨークに行くぞ!」


 うおおおおおぉぉぉ?お?


 みなさん、ノリが良い。やってみたかったのだ。ニューヨークは知らないよね。はい切り替え切り替え。


「さて、それでは竹馬競走、追いかけ玉入れ、忍者の選手を選出してください。竹馬競走の選手はあちらへ移動してください。では、応援はこちらへ。みなさんダンベルを持ちながら応援してください。白熱してダンベルを振り回さないでくださいね」


「ケビン、すごい扇動力だな。騎士たちのやる気がみなっぎっているよ。ふふふ、それに楽しそうな競技だな。今日もアルバート、レオンハルト、ダニエル、エディ、レックスが応援に来ている。クルは走る気満々だな。よし今日は私達も楽しもう。竹馬競争はスタートとゴールの担当が必要だな。よし、配置させよう」


 ケンおじちゃんが率先して指揮しているんだ。僕は楽ちんだ。次の走者などに指示をして円滑に進めていく。走っている騎士たちはうおー、って言って競い合っている。競技する方も応援する方も気合が入っていく。自分の足のように軽やかに走る人や慎重に走っている人が様々だけど罵声が飛んでいる。子供達に聞かせられないお言葉ですよぉ、気を付けて。


 1位から6位までのそれぞれにポイントを決めている。順位の場所で並んでいる騎士達はお互いの健闘を称え合っていた。乗り方のコツを教えている人もいる。楽しそうだな。


「次の追いかけ玉入れの人集まってください。籠を担いで逃げる人。はい籠をしょってください。これはヘルメットです。ふわふわボールなので痛くはないと思いますが、念のためヘルメットをかぶってください。そして注意事項、ボールは籠に入れるものです。わざと体にぶつけるようなことがないようにお願いします。わざとと判断した場合強制的に外に排除されます。リルクルの結界が張ってありますの、強制退出です。その場合はマイナスポイントを引きます。正々堂々とお願いします」


 うおおおおおおおおお。


「みんな円陣を組め。体力勝負とコントロールが必要だ。頑張るぞ」

「「「「おーーーー」」」」


「お前ら、やるぞ、さっきの竹馬ポイントは三位だ。玉入れは上位になるぞ」

「「「「うおおおおおおおお」」」


 気合張っているね。


「それでは、籠をしょっている人、必死に逃げてください。玉入れする人、頑張って追いかけてボールを多く入れてください。では終了の合図があるまで頑張ってください。それでは、よーい、ぴーーー」


 うおおおおお、待てこら、ギャーーー、様々な声が入り混じっている。ぎゃーって逃げている方だよね。別のチームの人、同じ騎士団の人、みんな笑いながら応援している。子供達も笑いながら応援している。頑張れ、お父様と聞こえてくるのは誰か自分の子供を連れてきたのか。悪い言葉遣いはダメだよ。


 時間だ!ぴーーーーーーー、終了。


「それでは籠の周りに集まってください。みんなで数えましょう」


 投げる人はレオンとレックスに任せた。子供達も一緒に、いーち、にー、さーんと数えていく。最後の一つが投げられ勝者が決まった。勝者の雄たけびが響き渡る。次のチームが今か今かとスタンバイしている。ケンおじちゃんがサクサク進行させてくれ、スムーズに進んで行く。ありがたい。


 さて、次はうちの騎士団達だ。


「ケビン様、頑張りますよ。ケビン様、今、この籠の中に入りますか?ケビン様の体重がちょうどよい重しになりますのでウォーミングアップしますよ。それに籠に入ったケビン様、可愛いと思いますよ」


「なんで僕が籠に入るんだよ。僕は大きくなったからそんな籠に入れないよ!」


 チビチビいうなぁーーー。成長しているんだよ。僕の背は大器晩成型なんだ、きっと。


「あっという間にみんなの背を追い越してやる」


 もう、みんなひどいよ。そうなればいいですねって、くそー。厳しい鍛錬にしてやる。


 うちの騎士団は4位だった。おい!鍛錬がまだまだ足らん!


 さて今度は忍者だ。みんな奮闘してくれー!



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