表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
6/6

第六話 蒼穹を駆ける者たち

時は流れて五日後、リアーナとの約束の日が来た。

今日は『バビロンの塔』の立ち入り許可が降りる日だ。数年に一度、『バビロンの塔』は立ち入り許可が降りるが、許可が降りるたびに多くの者が塔の攻略を目指して、各々の方法で立ち入っている。

それは今年も同じだった。今年は実に三年ぶりに立ち入り許可が降りた。

これから七日間、立ち入り可能になるが、初日から多くの挑戦者が塔に向かっている。それだけの価値が『バビロンの塔』はあるからだ。


そもそも、『バビロンの塔』とは何か。

『バビロンの塔』はフィビオル王国の『ラスタの森』と呼ばれる大森林に存在する塔だ。大昔はラスタの森は森林地帯ではなく、発展した魔術文明がある都市だったらしい。『バビロンの塔』はその都市にいた者たちが建造した塔だとされている。


塔が建てられた経緯や理由は分かっていない。塔について判明しているのは、凄まじく巨大である事と、魔術的な機構が山ほど盛り込まれているという事、そして塔内には数多の財宝や魔導遺物(アーティファクト)が眠っているという事だけだ。

塔の攻略を目指す者の大半は、塔の歴史や構造を解き明かすために訪れる学者や、塔内の財宝や魔導遺物(アーティファクト)を求める者たちである。

リアーナたちも魔導遺物(アーティファクト)を求める強欲な挑戦者であった。




────そして現在。


「んー!やっぱり飛ぶのは気持ち良いわね!綺麗な青空、ちょうど良い風、最高のロケーションだわ!」


上機嫌に言うリアーナ。その言葉通り、彼女は空中にいる。

高度にして約四千メートル。既に雲と同じ高さにいる。彼女の遥か下に広がっているラスタの森も、雲に阻まれてほぼ見えない。


「貴方もそう思うわよね。ケルディオス」


呼びかけながら、リアーナは乗馬中の相棒を撫でる。

彼女が乗っているのは、白い馬───に似た見た目をした召喚獣だ。

体高二メートル半、体長四メートル半ほどある大きな体格。背中からは一対の純白の翼が生えており、頭には一本のツノが生えている。

この召喚獣の名はケルディオス。リアーナ・エインフィールの〈半身〉となる召喚獣である。


ケルディオスは空中にいながら、足場があるかのように空中を駆けている。その速度は時速六十キロほど。

リアーナはケルディオスの背中に取り付けられた(くら)にまたがり、手綱(たずな)を握っていた。


「貴方たちも堪能しなさい。滅多に見れない絶景よ」


「いや、確かに綺麗だが……それ以上に不安が勝る」


「空飛ぶのは慣れてるけどよ。流石にこんな高い場所を飛んだのは初めてだぜ!」


不安気なアルマと興奮気味なローグン。

彼らは光で形作られた大きなソリに乗っていた。ソリから光のロープが伸びており、ケルディオスがロープを身に付けて引っ張っている。

超高度の場所を高速で移動している彼らには、もちろん強風が吹き付けている。魔術による補助が無ければとっくに吹き飛ばされていた。


「それにしても、大きな塔ね。この高度でもまだまだ続いてるなんて、どれだけ高いのよ」


既に彼らには『バビロンの塔』が見えていた。

前方五百メートルほどの場所に建立している超巨大な塔。上空四千メートルという超高度にいながら、塔は全く果てが見えない。上を向けば、変わらず塔が遙か先まで続いている。


「『今でも塔は独りでに伸びている』なんて噂もあるらしいぜ。他にも『塔の中に人がいて、ソイツが塔を増築してる』なんて噂もな」


「塔の中で誰かが生活している可能性か。馬鹿げているが、今でも未解明の魔術機構が山ほど盛り込まれている『バビロンの塔』なら、あり得なくも無いか」


「塔の中と外じゃ全く空間構造が違うって話だからね。外から見ても十分大きいけど、中はもっと広いはずよ。だからこそ、塔にどんなお宝が眠っているか、ワクワクするわよね!」


「強欲だな〜お前」


「欲深いくらいがちょうど良いのよ。強くなるためにわね。まぁ貴方たちより弱い私が言える事じゃないかもだけど」


話している内にも彼らは塔に近付いていく。

アルマたちの他にも、召喚獣を使って上空から塔への侵入を目指す者は百人以上いる。

この高度から侵入を目指す者は全員、塔内の財宝や魔導遺物(アーティファクト)が狙いだ。

魔導遺物(アーティファクト)とは、魔術を掛け合わせて作られた道具の名だ。古来から今に至るまで、様々な場所で魔導遺物(アーティファクト)は日々作られ続けている。


魔導遺物(アーティファクト)の種類は多岐に渡る。戦闘で使えるもの、日常生活で使えるもの、医療で使えるものなど。種類は様々だが、魔導遺物(アーティファクト)には一つ特徴がある。

魔導遺物(アーティファクト)は時代や土地の影響を受けやすい。魔導遺物(アーティファクト)を作るための魔術が、時代や土地によって変化するからだ。

同じ時代でも国が違えば、土地ごとに魔術は異なる発展を遂げ、異なる魔術文化が形成される。また同じ場所でも時代が違えば、同様に形成される魔術文化は異なるものだ。


『バビロンの塔』は今でも未解明の魔術機構が山ほどある場所だ。現代における最高級の神秘の一つと言っても過言ではない。

塔の付近の土地、それこそラスタの森にかつて存在したとされる都市では、凄まじい魔術文化が存在したのだろう。

塔内の魔導遺物(アーティファクト)は、ほぼ間違いなく『バビロンの塔』と同じ魔術文化から作られている。それだけで、塔内の魔導遺物(アーティファクト)の性能と価値の高さは確約されたも同然だ。


現状が示しているように、塔内の財宝や魔導遺物(アーティファクト)を求める者は多い。

しかしリアーナが懸念していた通り、塔の下層は既に多くの者が探索している。下層にあった物の多くは先駆者たちに持って行かれているだろう。

だからこそ上層の攻略を目指す。それも他の挑戦者に物色されるより早く探索するために、直接上層に侵入するのだ。


「気になったんだけどよ。この高度から入ったとして、塔内だと何階層になるんだろうな?」


「知らないわよ、そんなこと。でも、ここまで高い階層を攻略できた人はいないはずよ。可能な限り調べてみたけど、この辺りの階層の情報は全く無かったわ。皆、侵入に失敗したのでしょうね」


「侵入した後に帰れなくなったという可能性もある。塔の外部だけじゃなく、内部にも侵入者を攻撃する防衛機構があっても不思議じゃない。むしろあると考えるのが妥当だ」


「その時はその時よ。私たちの力を合わせて切り抜けるしかないわ」


話している内に、塔まで残り三百メートルを切った。

このまま進めば一分以内に塔に着く。塔の外壁には窓や穴は無いため、外壁を破壊して侵入することになる。


しかし、そもそも彼らは塔の外壁まで接近できるのか。この場には百人以上の挑戦者がいるが、塔に辿り着ける者はおそらくいない。いたとしても数人だ。


この塔の外壁には、侵入者を阻むための魔術による容赦の無い防衛機構が、大量に搭載されているのだから。


「ッ!二人とも、構えて!」


リアーナが叫んだ瞬間だった。

塔の外壁に大量の法陣が展開された。法陣に魔力が充填され、独自に魔術を発動させる。

法陣から飛来したのは大量の魔術攻撃だ。雷撃や火炎放射、暴風、岩の弾丸など、何千もの攻撃の数々が挑戦者たちを襲う。


「「結界(シールド)!!」」


アルマとローグンはすぐに周辺に結界を多重展開した。彼らを襲う攻撃を結界で受け止める。

だが数秒後には結界に亀裂が生じた。攻撃が多すぎて受け止めきれない。


「なんて数だよッ!前すら見えねぇじゃねぇか!」


「これはどれだけ結界(シールド)を張り直しても受け切れるものじゃないな!リアーナ!」


「分かってるわ!行くわよ、ケルディオス!」


ケルディオスは強く空気を踏みしめる。そして空気を蹴った瞬間、凄まじい速度で発進した。

常人の動体視力では残像しか見えないほどの高速移動。リアーナの指示のもと、ケルディオスは何度も空気を蹴る。その度に高速での直線移動を繰り返していた。

凄まじい速度によって、ケルディオスは魔術攻撃を回避してみせる。だが物量が多過ぎる故に完全とはいかない。避け損ねたものもあるが、そこはアルマとローグンが結界で補った。


「二人とも、しっかり掴まりなさいよ!」


「今言うことじゃねぇだッ……うおッ!?」


ローグンが背中を背もたれに打ちつけた。

ケルディオスの移動は、乗り手からすれば無茶苦茶なものだ。上下左右が何度も反転している。

移動するたびにアルマとローグンはソリに体をぶつけていた。


「ぐッ…魔術を維持するだけでも精一杯だぞ!」


「気合いで耐えてちょうだい!貴方たちの魔術が無かったらすぐに落とされるんだから!」


既に塔の攻撃魔術によって脱落した者が何人もいる。リアーナたちは少しずつ距離を詰めているが、進みは遅い。

距離を詰めるほど攻撃を躱す時間は短くなる。さらに攻撃の量も増えつつあった。


塔の防衛機構は、塔との距離が近い者を優先的に攻撃するようにできている。故に先頭に立つ者ほど不利になりやすい。

しかし、安易に後退することもできない。ケルディオスの高速移動とアルマたちの魔術による支援があったとしても、この攻撃量だ。長くは保たない。一刻も早く塔に侵入する必要がある。


「普通に正面突破できたら良かったけど、この物量を掻い潜るのは無理ね……!二人とも!」


リアーナはアルマたちに呼びかける。


「作戦を決行するわよ!ガルヴァリオンを出して!」


「おう!アルマ、魔術の維持は任せるぜ!」


「ああ、任された!」


ローグンは〈契約の書〉を顕現させる。〈契約の書〉を手に取った瞬間、自動であるページが開かれた。


「聞け!戴冠(タイカン)の号砲を!」


ページが赤い輝きを放つ。ケルディオスの高速移動による衝撃を受けながらも、ローグンは力強く詠唱句を叫ぶ。


「汝こそは自由の覇者!豪傑なる蒼穹の王!疾風を統べる其の巨翼に、届く者は何人(ナンピト)()らず!」


塔に近付くに連れて激化する魔術攻撃。ケルディオスの速度をもってしても、避けられない攻撃が増えてきた。

ローグンが詠唱に集中している代わりに、アルマが魔術の維持を担う。本来なら一人で担い切れる状況では無いが、最大限まで魔術による補助を展開することで耐えていた。


「地平に生きし者よ、天を駆ける者よ、今こそ其の名を身に刻むがいい!ここに旅立ちの嵐が来たる!烈日より生まれし王の息吹が、天地万象を(クダ)すのだ!」


その時、ローグンがアルマと目を合わせる。

詠唱が完了したのだ。ここまでは全て計画の内。ならば次にやる事も決まっている。


「「ッ!!」」


アルマとローグンはソリから飛び降りた。すぐに大量の攻撃魔術と逆風が彼らを襲うが、アルマが周囲に結界を展開することで防ぐ。

そしてローグンは〈契約の書〉を天に掲げ、高らかにその名を告げる。


「来たれ我が〈半身〉!ガルヴァリオン!」


ローグンの後方の空間に円形の穴が空いた。旋風を巻き起こしながら、巨大な影が穴からこの世界へ突入する。


『ゴォォォォガァァァァァァァッ!!』


咆哮と共に現れたのは一体の巨龍。

全長三十メートル以上の巨体を覆う赤茶色の堅牢な鱗。鋭利な牙が生え揃った口からは劫火が漏れ出ている。

頭部にあるのは、鋭利な目付きをした赤眼と立派な二本のツノ。背中に生えた二対の巨翼を広げ、ガルヴァリオンは羽ばたいた。


「よっと!」


ガルヴァリオンはローグンとアルマの落下先に回り込み、二人を受け止めて背に乗せる。

すぐにアルマは魔術で守備と移動の補助を固めた。


「こちらは準備できた!リアーナ、誘導を頼む!」


「そっちも計画通り頼むわよ!」


リアーナはケルディオスが引いていた光のソリを消滅させ、自分達にも防御魔術を付与する。


「さぁ思う存分走りなさい!天駆ける光の聖獣ライトオーバードライブッ!!」


『ヒヒィィィィィィンッ!!』


ケルディオスはリアーナを乗せ、さらに速度を上げて駆け出した。

ほとんどの攻撃魔術はケルディオスから外れていく。当たった攻撃魔術もあるが、全てケルディオスの圧倒的な速度から生じる破壊力と防御魔術によって弾かれていた。

そのままリアーナはさらに塔に接近する。

現状、リアーナとケルディオスが最も塔に近い。塔の防衛機構は優先的にリアーナたちを狙うようになった。

全ての攻撃を引き付ける事はできないが、それでもアルマたちに向かう攻撃は減った。


「よっしゃあ!行くぞお前ら!!」


『オォォォォォォォォッ!!』


ガルヴァリオンは塔に向けて接近し始めた。

アルマとローグンが魔術で補助をかけている。流石にケルディオスほどの速度は無いが、それでもガルヴァリオンもかなり速い。順調に距離を詰めていく。


「そろそろだな。突っ込むぜガルヴァリオン!気合い入れろぉ!」


『グゥゥゥガァァァァァァッ!!』


ローグンに呼応するように、ガルヴァリオンも雄叫びを上げる。

塔まで残り百メートル未満。ローグンは一気にガルヴァリオンに魔力を注いだ。


「ぶち抜け!地平焼き殺す烈日シャイニングデッドヒートォォォッ!!」


ガルヴァリオンの全身を劫火が覆う。翼を大きく羽ばたくと、全速力で塔へ突撃した。

その様はまさに地に降り注ぐ隕石のよう。攻撃魔術がガルヴァリオンの行く手を阻むが、この速度と圧倒的な破壊力は、この程度の障害では止まらない。

全ての攻撃魔術を強引に突破し、ガルヴァリオンは塔の表面に張られた結界に激突した。


『ガァァァァアアアァァァァァァッ!!』


ガルヴァリオンは全力で結界の破壊を試みる。だが塔を覆う結界の強度も凄まじいものだった。

これほどの高威力の攻撃を受けながら、なかなか壊れる兆しを見せない。攻撃箇所から少しずつヒビが増えているが、この速度では間に合わない。

今、ガルヴァリオンたちは最も塔に近い場所にいる。塔の防衛機構が一斉に彼らに狙いを定めていた。

しかし、


「来たれ我が〈半身〉!セラリエル!」


それより早く、アルマは動いていた。

彼の背後の空間が砕ける。そこから彼の〈半身〉、セラリエルが現れた。

ガルヴァリオンに乗って移動している間に、アルマはセラリエルを呼ぶための詠唱を済ませていた。


「セラ、結界を壊せ!」


『任せてください!』


セラリエルは手元に光の槍を生成すると、槍を構えて突撃した。


『はぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!』

『オォォォォアアァァァァァァッ!!』


同じ箇所をセラリエルとガルヴァリオンは全力で攻撃する。

如何に堅牢な結界とはいえ、二体の強大な召喚獣の集中攻撃を耐える事は出来ない。

瞬く間に増える亀裂。数秒に及ぶ拮抗の末に、結界の一部に穴が空いた。その勢いで二体は塔の外壁も破壊し、穴を空ける。


「壊れた!このまま突入するぞ!」


「おうよ!」


アルマたちはそのまま穴を通り、塔に侵入した。

勢いのまま入ったので、全員着地には失敗した。アルマとローグン、セラリエルは派手に床を転がり、ガルヴァリオンは床に突っ込んだ。


「痛ッて!くそッ思いっきり背中打ったぜ……」


「だが、今はそれより……」


彼らは侵入を果たしたが、まだリアーナとケルディオスが外にいる。

アルマたちが空けた外壁と結界の穴は既に修復を始めていた。このままではリアーナだけが締め出されてしまう。


「セラ!リアーナの代わりに攻撃を引き付けろ!」


『はいっ!』


「ガルヴァリオン!結界の穴を維持しろ!」


『オォォォォォォォォッ!!』


アルマとローグンは氷魔術や土魔術で外壁の修復を強引に妨害した。ガルヴァリオンは体を張って、結界の修復を妨害している。

外に出たセラリエルは、すぐにリアーナとケルディオスの姿を見つけた。

彼女たちは今も塔の攻撃魔術を引き付けている。アルマたちが外壁に穴を空けた影響か、少しだけ攻撃魔術の勢いが落ちていた。


「二人とも上手くいったみたいね。私たちも続くわよ!」


アルマたちが穴を維持してくれている。セラリエルは塔の付近を飛び回ることで、リアーナに代わって防衛機構の注意を引いていた。

今なら侵入できるはずだ。


「最後の一踏ん張りよ。ケルディオス!」


『ヒヒィィィィィィンッ!!』


ケルディオスは翼を羽ばたかせると同時に、全力で空気を蹴った。

ケルディオスの最高速度は音速すら超えていた。攻撃魔術を押し除けて突っ込み、一瞬で結界の穴の間近まで接近する。

結界の穴はガルヴァリオンが維持している。だが、このままではガルヴァリオンが邪魔になって通れない。


「戻れ!ガルヴァリオン!」


彼女たちが接近するタイミングを見計らい、ローグンはガルヴァリオンを送還した。

ガルヴァリオンの体は光となり、散り散りになって消滅する。これで結界の穴が通れるようになった。

結界が修復されるまで十秒も無い。しかし、ケルディオスの速度なら一秒あれば十分だ。


「二人とも離れて!」


リアーナの呼びかけによって、アルマとローグンは外壁の穴から離れる。

その直後、ケルディオスが再び急発進した。閉じつつある穴を一瞬で通り抜け、塔内に侵入した。


「これで全員だな!セラ、戻ってくれ」


アルマは外で戦っているセラリエルを送還する。

すぐに結界と外壁の穴が閉ざされた。外の戦闘音は一切聞こえなくなった。


これで侵入は無事完了した。猛攻を潜り抜けた後で、三人は大きく疲弊していた。


「はぁ……はぁ……つ、疲れたわね」


「ここまで、疲れたのは……久しぶり、だぜ……もう塔を攻略し切った気分だ」


「それは気が早すぎるだろう……まぁ、気持ちは分かるが……」


何度か大きく息を吐くと、彼らは顔を見合わせて笑った。


「何はともあれ……侵入成功ね!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ