プロローグ、キャラクター設定
お初にお目にかかります、悪戯っす。
主にオリジナルやシリアス系を中心とした小説を書きます。
結構シリアス系だから、殴る蹴るなど、後残酷な描写が度々あるので、苦手な方は御遠慮下さい。
キャラクター設定↓
【九十九屋 亜美羅】ツクモヤ アヴィラ
九十九屋家の長女
大人っぽい外見とは裏腹に残虐性を持つ。
弟の破善笯と妹の春緋を可愛がる。
物事を全て見据えた様な眼をしていて、何を考えているか分からない。
仁が嫌い。
【九十九屋 破善笯】ツクモヤ ハイド
九十九屋家の次男
重度のシスコン(姉の方)姉の亜美羅が好き過ぎて亜美羅に近づく蟲ケラを排除している。妹は用でもない。
何度も姉に近づく仁を破滅的に殺そうとするが、失敗に終わっている。
亜美羅に仇を成す者全てが嫌い。
【九十九屋 春緋】ツクモヤ ハルヒ
九十九屋家の末っ子。
極度の我が儘娘で、気にいらないことがあると人を殺しかね無い。
兄の破善笯とは仲が悪いが、姉の亜美羅とは仲が良い。
語尾に「〜じゃん」などの(じゃん)がつく。リボンが特徴の女の子。
仁が大好き。
【桜庭 仁】サクラバ ジン
九十九屋家と深い仲を持つ謎の人物。九十九屋家の前に度々現れ、不思議な言動を口にする。
裏社会に関わっており、別名は
『気紛れな死神』。
その名前由来は彼と以前関わった者が次々と不可解な死を遂げているからである。
プロローグ
嗚呼、なんて卑劣で美しく、哀しい空だろうか。
金髪の少女は踵を返し、街の中に消えていくーーーーーーーー。
「私には、何の価値もない………。」
少女は涙を殺した。
……惨劇は幕を閉じたかのように思われていた。
1999年、12月31日。午後23時59分
59秒。東京、渋谷区。
とある事件がおこった。
『火達磨水死体殺人事件』
世にも不思議な事件だ。
いきなり人が火達磨になり、焼け死んだと云う。
死体は跡形もなく焼け、灰になったかに思われていた。しかし、その次の日に多摩川河川敷で死体は見つかった。
ーーーーーー火がついた状態で。
まさにそれは怪奇、水の中で人が燃えている光景。
ある人からは滑稽に。
ある人からは哀れに。
ある人からは恐怖に。
人は実に哀れでもっとも慈悲深い生き物だと思う。
私の父も母も、火達磨水死体事件の
被害者。
そして二人はもう居ない。
残ったのはこの身体と弟妹達、そして部下たち。
私の名は九十九屋亜美羅。弟は九十九屋 破善笯、妹は九十九屋 春緋。
あの日から私達は裏の仕事に手を出した。
この腐った世界を生きる為に。
今回初の小説を投稿しました(プロローグですが…。)
罪-ANOTHER PAGE-は九十九屋きょうだい達をメインキャラクターとした物語です。
九十九屋きょうだい達の生き方などに付いて考えて読むと結構面白いんじゃないかなぁと思われます。
面白くない、面白いは人それぞれなのでアトバイス頂けるとありがたいです。
最後まで読んでいただいた方々には本気で感謝します!ありがとうございます!
……プロローグだけどね。