↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
48/86

超・体育祭7

連続更新48日目!


9月9日 場所は陸上競技場

遂に体育祭の日がやって来た。

9日は体育祭、10.11日は文化祭のスケジュールな為1日で全ての競技が終わる。

葛葉の学校の体育祭、文化祭も3日間かけてやるが日にちは12〜14日と陽太郎の学校と丁度入れ替わるように開催される事もあり葛葉の活躍も写真と動画の2つで納める事が出来るのだ。

結衣達は今年も来る予定だったのだが体調不良で来れなくなってしまった。


今日は結衣達と陽太郎を応援する予定だったが体調不良なら仕方がない。

私1人で応援しなければな!


「何々…………陽太郎の出る個人種目は100と1500か、楽しみね。全員参加では応援合戦と……ふむふむ、他にも全員参加型のリレーと選抜リレーの2種類にも出るから活躍の場はかなり多そうね!」


「狐雪さんもうそろそろ最初の種目です!」


「おっ!やっとね!陽太郎の活躍をしっかりカメラに収めなきゃ!」


私はカメラを構えて動画モードに、拝はそのまま写真を撮ろうと構えた。

最初の号砲がなると子供達が走り出して行く。

小学生の時の体育祭とは違う迫力の増した走りはそれなりに見ていて楽しく感じる。

3年生から始まり1年生で終わる順番。

3年の子供達が次々走り出す。

その中でも際立っていたのが陸上部の短距離は勿論長距離の風間、加古、高田だ。

他にもサッカー部や野球部、ダークホース過ぎた化学研究部の女子部員が1番でゴールした時は彼女のチームであろうテントが盛り上がっていた。

そしていよいよ私の可愛い孫である陽太郎の学年がやって来る。


「お、拝!写真撮る準備をして!私は動画の準備するから神楽と峰墓は応援よ!」


「分かりました!」


「「任せて下さい!」」


普段から可愛がっている子供の晴れ姿を見る事を楽しみにしている私以外の3人も意気揚々と準備を始めた。


パァン!


号砲が鳴り2年生最初の子供達が走り出した。


「おぉ〜!行け行け〜!」


「差せー!!」


皆が自分のチームのメンバーを応援している。

力強い応援だったら黄色い応援だったりと千差万別だった。

中には少々違う形の応援もあったが聞かなかった事にする。

2度目の号砲がなり子供達が走りゴールした。


「ほぉ〜〜!今先頭でゴールしたのはジュース配りに行った時運ぶのを手伝ってくれた小太郎君だったかしら?」


「小太郎君で合ってます」


「やはり短距離選手と聞いていただけあって速いわね!確か100mのタイムももう少しで11秒を切れる所まで来てるのよね?陽太郎と同じく来年が楽しみな選手ね!」


「狐雪さん一応写真に収めておきました。提案なのですが独自にアルバムを作りませんか?そうすれば陽太郎君も思い出として振り返れるかと」


「最高の提案よ拝!アリよ!!!それじゃあばんばん写真撮ってアルバムを作るわよ!」


そこから全ての組とは言わずとも陽太郎が出るまで写真を撮りに撮った。

遂に


「「陽太郎(君)の出番!!」」


背格好は他の子供達より僅かに大きい程度だが長距離選手故の細身でありながらバネのある筋肉をしているせいか半袖半ズボンにより見える筋肉が私の目には輝いて見えた。


きゃーーー!!頑張って小雨せんぱーーーい!!


年下の女子生徒も見る目がある。

陽太郎のカッコよさに気付き応援するとはね!!

スタート直前特有の一瞬だけ世界から音が消える瞬間僅かに見えた陽太郎の目がギラついて見えた。


「っ!!」


咄嗟にカメラを構えてズームをする事で表情を捉える。

次の瞬間には号砲が鳴り全員が一斉にスタートをしたが最初から陽太郎が飛び抜けていた。


「頑張れ陽太郎ー!!!」


「そのままゴール!行けー!」


何事も無く陽太郎は組一位でゴールした。

この100mは機材も大会でも使う機材を使用しておりタイム一位のタイムが見れる仕組みになっている。

今までの最高は3年生の陸上部短距離の生徒が出した11秒11。

長距離の選手である風間、加古、高田の3人もスピードはあるものの12秒台に甘んじている。

しかし陽太郎は体操服に加え体操靴という普段走っている条件からすれば走り辛さの極地みたいな条件でありながら11秒86のタイムを叩き出した。

公式の陽太郎の100mのタイムは11秒79とどう考えても今の条件で11秒86のタイムで走れるはずがない。


「すっっっっごいわね陽太郎……!夏バテしやすい弱点を克服してメンタル的にもかなり強くなったとはいえここまで急激に成長するなんて!

 やっぱり成長途中の姿を見るのは堪らなく楽しいわね!!拝しっかり収めたかしら?!!」


「はい!しっかり一切のブレなく収めました!」


「最高よ!」


ちらりと見た陽太郎の顔は夏前のコンプレックスを抱えていた時の笑顔と比べて明らかに自信に満ち溢れ王者の風格を出し始めていた。


どうやら本格的に私の戦闘狂としての性格も顔を出し始めたみたいね?


「いやーー予想より陽太郎伸びてるね」


「そうね葛葉…………………葛葉?」


どう考えても聞き覚えのある声が背後から聞こえて来た。

いるはずのない声だった。

葛葉は今高校で体育祭、文化祭の準備をしているはずなのだが何故か声が背後から聞こえる。


「今高校のはずでしょ?何で来れてるの???」


「内緒にしてたんだけど実はゲストランナーで呼ばれてて」


後ろを見ると帽子とサングラスを掛けた葛葉がいた。微妙な似合い方をしている。


「ゲストランナーって……1500の?」


「うん、高校側ともしっかり協議した結果だから問題無し。それに春にウルトラマラソンで世界記録作ったでしょ?お陰で表立って言えないけど多少登校に自由が効くようになりまして」


そんな大事な話聞いていない。

それほど大事な話を何故言わなかったのか問いただしたら。


「忘れてた」


「………………はぁ」


てへぺろ等と言いながら舌を出して来た。

保護者として呆れてしまうのも仕方がないはすだ。






大事な話は言って欲しい氷鉋狐雪

陽太郎の急成長にうっひょーー!!していたが直後の葛葉のサプライズな登場と理由に流石に呆れてしまった。

だけど姉弟2人で走る姿をこの体育祭で取れる事に興奮し始めた保護者様






ここまで読んで下さりありがとうございます!!

面白いと思った方はブクマ、評価をお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。