序章〜残念な奴〜 2
序章完結です。
真っ暗な空間。
初めは底知れぬ恐怖が襲ったが意外にすぐ慣れた自分にビックリする。
「なんなんここは...て言うか真っ暗やん」
恐怖には慣れても未だ状況が理解出来た訳でわない。
少しパニックを起こしかけた矢先、眩い光が空間を覆った。
そして男の脳内に響く様に声が聴こえた。
『汝は過去を悔やむか⁇』
声は男に問いかける。
『汝は何を望む?』
問いかける声に男は状況が理解出来ぬまま答えた。
「過去を悔やむし自分の産まれ育ちの境遇もどうしょうもないけど......俺だって金持ちのボンボンに生まれたかったし真面目な人生送りたかったわ‼︎」
自分でも理解出来ないくらい感情を抑えきれなくなり心の奥底にあった感情が溢れ出していた。
思えば親に始まり自分のコントロール出来ないところで道を踏み外させられてきたこの人生。
齢28歳にして終止符を打つ事も考えていた日々。
ただ変なところで負けず嫌いがある為に自ら命を絶つ事を選ばずにいた。
『汝は嘆くだけで足掻く事はしないのか?』
声の一言に男はただ子供の様に反論するしか出来なかった。
「じゃどうすればよかったんや?俺だって俺だって......なんとかしたいけど......出来なかった...」
勢いがなくなりながら男は黙るしかなかった。
そんな男に声は再度語りかける。
『汝は何を望む?』
男は暫しの沈黙の末答えた。
その瞳には先程とは別の魂が垣間見れる目で力強く言葉を放った。
「俺は変わりたい。できる事ならやり直して足掻いてやる。それが叶うなら‼︎」
『汝の想いよく理解した、我は世界を見守る者アカシック。汝の望みを形にしよう』
アカシックと名乗る声の主が言い終えた直後、先程までの眩いばかりの光がさらなる光を放ち男は光の中に消えていった。
そして男の新たな旅、人生の旅が始まった。
拙い表現力をフルに使っても所詮拙い表現力(ー ー;)
面白い小説書ける方って本当に凄いと実感する!
日々精進!




