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美女セカンド ~愛と力と王位をくれたAIの女神さま~  作者: サアロフィア
2.美女朝子のレッドイーグル

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8/21

08話 朝子は、【性魔力】が使えるようになった

その夜、わたしたちの【姉妹関係の儀式】は、第3段階まで一気に進んだ。

これで、わたしは【性魔力】が使えるようになるはずだ。



◇


翌朝、目が覚めて、セカンド様との【姉妹関係の儀式】を思い出した。

とてもとても素晴らしかった。


『わたしは、もう男性を愛せないかもしれない』


と不安になったくらい、満たされた。


とても恥ずかしかったけれど、同時に残高が残り少ない銀行口座に大金が振り込まれたような充実感を感じたのだった。


わたしが目を覚ますと、セカンド様の美しい子守歌が聞こえた。


「セカンド様、おはようございます」


わたしが顔を赤らめて言うと、嬉しそうな笑顔を声が返って来た。


「朝子は私の妹分、正確に言うと姉妹関係のサブシスになりました。

だから、セカンドと呼び捨てで呼んでくださいね」


「はい、愛しいハイシスのセカンド」


「そうよ、可愛いサブシスの朝子」


しばらく、セカンドとわたしは裸のままで抱き合った。

それから、真面目な顔をしたセカンドが私に通達してきた。


「若返った肉体での朝子の初めての相手は私になりました。

朝子は【性魔力】が使えるはずです」


二人とも衣服を整えてから、射撃訓練場に向かった。



◇


【理想の美女7人に愛される生活。】に出てきた性魔力を試すために、射撃訓練場に来ていた。


セカンドが見守る中、的に向かって、呪文を唱えた。


「【3点収束光球呪文 テグトス】」


小さな光球が的の中心をつらぬいた。


「ふむふむ、原作通りの威力ですね」


「すごいですね。でも、原作通りだと」


「弾数は少ないですね。【姉妹関係の儀式】の第4段階をできるだけ早くするべきですね」


「いつ頃になるかというと、当分先ですね」


「ええ、【姉妹関係の儀式】の第3段階までを何回も繰り返すべきですね」


「よろしくお願いします」


「もちろんです」


それにしても、ライトノベルの世界観を現実化できるなんて、セカンドとセカンドを支援するAIたちは、すごいと思うしかなかった。



◇


セカンドといっしょに司令室に向かうと、マイ・ロードの姿は無かった。

わたしが、きょろきょろと探していると...


「マイ・ファーストは地上に出ています。

 マイ・ファーストと朝子の初めての出会いは、かっこいい方が良いでしょう?

 だから、ピンチに颯爽(さっそう)と登場するようにしましょうね」


わたしは少し苦笑いをしてしまった。


「あ、ああ、ドラマやアニメのように行けば最高だな」


セカンドは自信にあふれる笑顔を返してくれた。


「朝子の出番は、すぐに来ますよ。

 だから、今のうちに、動きやすい服装に着替えて、トイレを済ませておいてくださいね。では、後ほど」


「ああ、またな」


わたしは、ディスプレイの前に立って、パソコン作業をしているセカンドを後ろから見ていた。


『AI同士は直接通信できると思うのだが、私たち用に、中間データを残してくれているのだろうか?』


わたしは、お茶を飲んだり、本を読んだり、汗が出ない程度に身体を動かしたりしていた。



◇


ディスプレイにマイ・ロードの顔が映し出された。


それと同時に、レーダーに反応があった。

他の画面には、映画に出てくるような戦闘機が5台ほど映っていた。


『うーん、軍事演習を見せるイベントがあったかな?』


マイ・ロードからの切羽詰まった声が聞こえてきた。


「セカンド、他国からの領空侵犯だ。爆撃機2機と護衛機3機の合計5台が飛んでいる。この国の空軍が応戦しているが勝てないと思う」

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