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貴女の世界
貴女は云った。
「自分の世界には偽りがある」と。
でも、私は思う。
「貴女の世界に偽りは無い」と。
だって、そうでしょう?
今、私たちの周りにある世界は全て現実で。
貴女の世界は、貴女が自分で手に入れた現実の世界。
そして。
彼は貴女が大好きで、
貴女は彼が大好き。
彼は貴女の大切な人で、
貴女は彼の大切な人。
それらも全て現実。
私たちの世界を創っている一つの定義。
定義が覆る事はない。
そんな事、ありえないのだから。
今の私に貴女を励ます事は出来ないから。
だからこれは、自分で自分に言い聞かせる言葉。
“現実を受け入れよう。少しずつでいい。背を向けていても何も変わらないのだから。向き合おうとしなければ、決して変わらないのだから。”




