間話:女同士のお茶会
今回は夏菜子と朱音も交えて・・・
初めての翔吾と初デートのことを根掘り葉掘り聞き出すお茶会です。
先日の翔吾との初めてのデートの後、夏菜子、朱音共に・・・・。
「「デートっ!どうだったの!!!」」
「なんで!ふたりとも!食い気味なのっっ!!!」
ひょんなことから、朱音が「夏菜子さんにあってみたい・・」といい始め、
合わせたら・・・いつのまにか物凄く仲良くなっていた。
めずらし・・朱音はそこまで自分からコミュニケーションをとる性格ではないので、
なんで?って聞いたら・・・「瞳の前世の妹さんってのが、個人的に気になる!ネタになりそう!!」
「・・・・そっちでかいっ!」
俺は思わず、「智」モードで突っ込んだ。
・・・
さて、二人からデートの様子を詳しく!!!って質問攻めになっていたので、
二人も交えて、カフェでお茶することにした。
とある週末のお昼に、指定していたカフェに向かった。
着いたら、すでに夏菜子と朱音が雑談を初めていた。
「・・・・お前ら、なんですでに盛り上がってんだよ。」
俺はどう反応すればいいのかわからず、困惑顔。
夏菜子は即座に、
「なんですでに、にいちゃんモードになってるの?瞳ちゃん?」
その一言で朱音も突っ込んできた。
「本当に、智くん口調じゃん。」
「えー・・・。これは私にも制御できない・・。なんかついでちゃうんだよぉ・・」
そう、意識してるわけではないのだ。
本当につい・・その口調になってしまう。
ちょっと二人からのからかいも受けつつ、メニューを広げる。
「前に来たことあるんだけど、ここのフレンチトースト!美味しかったのよ!だから二人にもって」
っと夏菜子が珍しく熱弁してきた。
非常に珍しい。
それが余計に期待値を上げていた。
それぞれ頼んでいたフレンチトーストメインのランチセットが来た。
私は炙りベーコンのせ。
夏菜子はクロックムッシュ。
朱音はコーンが乗ったもの。
メインのフレンチトーストにそれぞれトッピングがのっていて、
人参ラペと季節のグリーンサラダがワンプレートになっている。
「おぉ!うまそぅ!」
思わず、ヨダレがでそうだ。
「ほんと。これは美味しそうですね。!」
朱音も珍しくテンション高めだ。
彼女はコーンが大好きなので・・・これを見つけた時は目を輝かせていた。
「んー♪やっぱ何度見てもうまそぅ!さて!たべようっか!」
「「うん♪」」
フレンチトーストは物凄く美味かった!
私はベーコンがついているものだったんだけど、
結構厚切りで香ばしい香りがこれまたいい!
朱音のコーンが乗ってたいたものも少しだけいただいたが、
これも絶品だった!
「夏菜子のクロックムッシュもばりうまっ!」
「ね!美味しいでしょ!食後のデザートも食べましょ!」
「お!いいね!!!」
フレンチトーストをペロリと平らげ、食後にドリンクとデザートを追加で頼み、
来た時点で早速質問攻め再開である。
「さっ!早速だけど、翔吾にぃとの初デート!どうだった??」
「夏菜子さん!ストレートに聞きますね!まっ!私も気になるけど・・(ネタ的に)」
私は思わず・・デートの光景をぶわっと思い出して赤面してしまった。
即座に夏菜子が突っ込んできた。
「お!!それはいい感じだったのだね?瞳ちゃん?」
私は思わず頷くしかない・・・・。
「・・・うん。」
「そっかそっかー・・・。」と夏菜子、なぜかめっちゃ笑顔。
その思わず照れてしまっている私に対して朱音は・・。
「ほぅ!瞳殿はだいぶ惚れてしまっているようじゃね?」
「うぅ・・・・。」思わず顔を伏せた。
「なんかいつのまにか・・・だったんだよぉー。あの翔吾だってのはわかるんだけど・・。」
そう、俺のかつての親友だってことは十分わかっているんだけど、今の自分はれっきとした女性。
しかも、翔吾の方が今の自分よりだいぶ年上ってのもある。
「・・・・カッコいいんだよ・・。いちいち・・。」
そんな様子を見た夏菜子は・・。
「まぁ。昔っから翔吾にぃはモテてたもんねぇ。兄さんも嫉妬してたし。」
その一言で俺は思わずスイッチオン!
「そうなんだよっ!あいつ、バレンタインのチョコも結構もらっていたし、告られる回数も当時から多かったんだ。」
「夏菜子殿、瞳殿の前世だったお兄さんも結構モテてそうな気がするのだが・・・。」
朱音がボソリというが、当時の俺は全然だった。
そう、思っていたんだけど。
「兄さん?そうね・・。翔吾にぃさんほどではなかったけど、何気に人気は高かったな。」
「・・・・え?夏菜子。それまじ?」
はい。智モードです。
「ん?そうだよ。彼氏にしたいっていうよりかは、みんなのアイドル的な感じだったわ。」
「夏菜子殿!それはそれで凄いのでは?」
「そうね。だから、兄さんの葬儀の時は本当に凄かったわ・・・・。」
俺はその一言で「・・・夏菜子。ごめん・・・。」
夏菜子は俺の目を見つめ、
「ううん。兄さん。大丈夫。そもそも、あれは事故だったし。
ちょっと時間はかかったけど、みんな大丈夫だよ。」
「そうか・・。」俺は本当に申し訳ない気持ちに心臓が締め付けられてしまった。
ちょっとしんみりしたところで、朱音が「そういやデートはどこにいったのだ?」
「あ!えっとね。海が見える公園へ遠出してた。そこでピクニック。」
夏菜子はニンマリ顔。
「ふーん?そういた私の地元にもそんなところあったような?」
「そうだよ。あの公園に似ていたんだ。だから、ちょっと懐かしい感じもあったな。」
確かのあの公園はかつての地元でよくたむろっていた公園に似ていた。
翔吾も懐かしいからと選んだようだったし。
「そんなところ?に行ってたの?瞳は。」と朱音。
「うん。で、いつかはあの、公園にもいこうなって・・・」
って話したところで朱音が、「え?すでに結婚前提?」と思わず呟いた後、夏菜子が続いて、
「瞳ちゃーん。これは早々にその流れに行きそうだねぇい。」と言い始めた。
!!!!思わず何度目かの赤面!!!
「夏菜子!!・・・そうなっちゃうのかな・・。想像できないや・・・。」
そうなんだ。
夫婦になる未来はまだ想像できない。
だけど、今の翔吾はかっこいい割に、
何気に中学時代の子供っぽさも時折見せてくるから余計にずるい奴なんだ。
そっから朱音は「ちなみにその彼とはデート後のお泊まりで進展はあったのかい?」
・・・?「進展?」
なんのことだろう・・・??
「お主、すでに20代過ぎなのに・・・キス以上のことはしたのかね・・」
・・・・・・!私さらに赤面!
「朱音ちゃん、ブッこむわね・・・」と夏菜子。
「一番、気になっているのだよ・・・・私は(ネタにだな・・・)」
朱音の魂胆はわかってる。
彼女は趣味だが、同人でBL漫画を出していたりしてるから・・・。
「お前・・・・漫画のネタ狙いなことは分かっってるからな・・・。ったっく・・。」
「あ?バレてた?でも、漫画ネタじゃなくても気になる。」
「私も正直気になるわね。」と夏菜子も乗っかってきた。
・・・・・もぅ。
「・・・・今はキスだけ。翔吾も待つっていってくれた。」
その一言に夏菜子は。
「そう・・・。」とにっこりし、
「ただ、翔吾にぃも男だからね?大事にはしてくれると思うけど、あまり長ーく待たせないようにね。」
「・・・・うん。」
「まっ!逆に自分が耐えられない時もあるからね?」
・・・・・!「え?そうなん??」
朱音も「そういう時もあるんですね!」
「そうよー。私はその時はちゃんと使えるようにしてる。我慢するよりかはいい。」
・・・・そうなのか。
「だから、そういうことはお互いちゃんと言葉にして伝えなよ?」
「うん・・・。翔吾に触れられるのは大丈夫だし・・。」
「瞳ちゃんは、男性に触れられるのはちょっと苦手だったの?」
「うん・・・」
朱音も「瞳殿は、昔からですねー。特に部活引退してから、
男どもが寄ってくるようになってからベタベタ触ってくる男どもには特にすげぇ顔していたし。」
「いやっ!それは・・・・前世で部活仲間たちとその・・・エロ漫画とかエッチな映像とか見てた時もあったから・・」
これは完全に智モードだ。
思わず夏菜子が「兄さん・・そんなの見てたの?」と呆れていた。
「だって!こちらとら健全な男子中学だったんだぞ!ふつーじゃん!」
そのやりとりで朱音がぽんっ!と手を叩き。
「瞳殿は心の底でその光景が残っていたのですな!納得!」
俺は思わず・・「お前はそんなことで納得すな!」
そのやりとりを見てた夏菜子は心底嫌そうな顔になり・・
「・・・・兄さん。そんなことしてたの・・。何気にショックだわ・・。今更知るなんて・・・。」
俺はまた・・。
「・・・なっ!中学男子なんてそんな感じだろ!」
即座に朱音がぶっ込んできて・・。
「でさぁー。どんなの見ていたのだよ・・当時の智くんは?」
「・・・・・・!夏菜子がいる前でそんなの言えるかよっ!」
「うっわー・・ちょっとひくわ・・・・。兄さん・・・。」
「だからっ!普通の中学男子はこんなもんだって!」
本当にやめてほしい・・・第一、当時は隆二もいたんだから普通だっての・・・。
そんなこんな会話をずっとしていたのだが・・・。
最終的には夏菜子はから、
「あれは男性向けの内容だから・・・えげつないと思うけど、
本当に好きな人と繋がると最高に幸せなものよ。だからあれと同じことだと思っちゃだめよ!」
現世では年上の頼れる姉さん的な立ち位置になっている夏菜子からそう、アドバイスともらった。
キス以上の関係にはもうちょっと時間はかかりそうだけど、少しづつ慣れようね?ってことだった。
好きな人とだったら大丈夫だから・・と。
デートの感想やら、翔吾くんと瞳の前世である、
智くんの人気ぶりも聞き出されていたりして、結構和気藹々なお茶会でした。
夏菜子ちゃんがこのメンバーの中では一番年上ですが、
夏菜子ちゃんもコミュ力高いので年下とも結構、仲良くなるタイプです。
朱音ちゃんともすぐに連絡先交換していましたし、
二人だけであったりもして結構すぐ仲良くなりました。
次のエピソードを書き出していますが、ちょっと時間がかかりそう・・・。
UP日が決まったら活動報告でお知らせします。٩( ᐛ )و




