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元上場企業CEO、鑑定と経営で廃村から世界に反撃の宣戦布告する  作者: 50


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15/15

第15話 修復と反撃の準備(後半)

 翌朝、村の広場に村人に集まってもらう


 朝って言っても10時ぐらいまで寝ようと思ってたのに、ユイが起こしにきた…


ただいまの時刻 6時

村人は広場で話が盛り上がっており、かなり前から集まっていたのが伺える、元気すぎる…



「では、男女で分かれてください」


 女性陣は炊事や医療の準備だと思っていたらしく、

 まさか罠作りに参加するとは思っていなかったようだ。


「えっ、私たちも罠作るの?」


「領主を懲らしめる罠を? 本当に?」


「あんた、話が分かるやつだねー! 楽しそうじゃない! いっぱい作ってくるよ!」


 女性陣のテンションは異様に高かった。

 どれだけ領主に恨みがあるのか、よく分かる。



 一つ目の罠は、転倒・落馬を狙う草結び罠。


 領主の館から村へ続く唯一の道に、

 地面に生えている草を結ぶだけの簡単な罠だ。


 馬は足元がよく見えない。

 まして草に紛れた草の罠など、人間でも気づかない。


 スピードの出た馬が引っかかれば、落馬どころでは済まず、


 最悪死に至る。


 女性陣は村の近くで作るようお願いしたが、

 「領主に対して」と聞いたからか、見えないほど遠くまで行き、

 楽しそうに大量に仕掛けていた。


 あんまり遠くに行くと、魔獣に襲われても助けられないよ!! 帰ってきてーー!



 二つ目の罠は、お堀だ。


 村の入り口付近に穴を掘り、水路から水を引いて溜池にする。

 通路を狭くし、数頭ずつしか入れないようにする狙いだ。


 そして、水底にはバフウの実――

 トゲのある硬い実を敷き詰める。


 踏めば馬は暴れ、落馬は確定。

 人が踏めば、革製の靴ではトケが貫通し暫くはまともに歩けなくなる。


 そしてその瞬間、敵は絶好の的になる。


 バフウの実は、カイと腕の立つ村人が森の手前から大量に採取してきた。


 さすがベテラン

 誰も怪我せず収集し切れたと思ったら

 お堀に仕掛ける前に落とした物を村長が踏んだらしい。


 村長、部屋にいよっか。



 そして三つ目の罠は――

 道具が揃うか怪しいが、揃うのを賭けるしかない。

 まだ調達に時間が掛かるため、揃うまでは後回しにする。


 罠の設置や、畑の修復

 そして主要な武器の制作など

 瞬く間に、二週間は過ぎようとしていた。


 村長も足裏には治ったらしい。

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