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最後のルーティン

二人目もサクサクと処理して、今夜のノルマを終えた亜美ちゃん。

お仕事を終えて夜の街を飛び出した彼女、次の目的地に向かいます。

今夜の「最後のお客様」は、店のメインであるベッドルームへと案内された。

待っていたのは、夜の歓楽街で日頃のストレスを金で解決しようとする、いかにも羽振りの良さそうな男だった。

「アミちゃん、今夜の最後の時間を君と過ごせるなんて、本当にラッキーだよ」

男はそう言って、満足げにシーツの上に腰掛けた。

アミはいつものように、完璧に作り込まれた営業用の笑みを浮かべ、レトロなセーラー服の裾を揺らしながら男の隣へと滑り込む。

(これで、今夜は最後……。早く終わらせて、蓮さんのところへ帰ろう)

アミの心は、一人目、二人目の時とまったく変わらず、完全に冷徹な作動停止状態を保っていた。ベッドの上の厚いシーツがすべての音を吸い込むような静寂のなかで、アミのプロとしての秒針だけが正確に時を刻んでいる。

彼女は迷いなく男の上へと乗り、そのしなやかな肢体を男の身体にぴったりと密着させた。男は、人気ナンバーワンの女神を独占している全能感に酔いしれ、アミの細い腰を強引に引き寄せてくる。

(みんな、お金を払ってこの時間を買っているだけ。本当に、チョロい……)

アミの不器用さの一片もない、完璧に洗練された愛撫が、男の背中から腰のラインへと滑り落ちていく。彼女の手のひらがもたらす容赦のない刺激に、男はすぐに理性を失い、ドロドロに溶かされたような表情で息を荒げ始めた。

男の腰が小さく揺れるたび、アミの頭の片隅には、数時間前にこの身体を本気で愛おしそうに抱きしめてくれた蓮の温もりが、ありありと蘇っていた。

一昼夜交代勤務の過酷な仕事に耐え、泥のように疲れながらも、自分を「一人の女の子」として大切に扱ってくれた蓮。行為のあと、本名の「亜美ちゃん」と呼んで、耳元で愛おしそうに囁いてくれた、あの真っ直ぐな体温。

それに対し、今、自分の手の中でだらしなく声を上げているこの男の熱量は、ただ機械的に処理すべき「ノルマ」でしかなかった。

「アミちゃん、すごい……っ、本当に最高だ……!」

男が背中をのけぞらせ、限界を叫ぶ。アミの容赦のないリードに促されるまま、最後の男の身体からも、生命の源である熱いタンパク質が、激しい奔流となって彼女のいちばん深いところへ向けて……ではなく、アミの完璧なコントロールによって、すべてシーツの上へと解き放たれていった。

男が骨抜きにされたように崩れ落ち、恍惚の息を漏らすのを、アミは冷ややかな瞳で見下ろしていた。

すぐに男を促してシャワーへと向かわせ、ベッドの上に残された白く濁った愛の証を、使い捨てのシーツごとさっさと片付けていく。

「お疲れ様。気持ちよかった?」

いつもの営業スマイルを浮かべながらも、亜美は心の中で、すでにアパートの鍵を開ける自分の姿を想像していた。

大勢の男たちが大金を積んでアミの指先に溶かされていくけれど、そのどれもが、ただの排水口へと消えていく冷徹な処理でしかない。

今夜のすべてのお仕事を終え、夜の鎧を脱ぎ捨てる時間がついにやってきた。

長谷川亜美という一人の女の子の本当の体温は、今も、静かなアパートのベッドで一人、自分を想っている駅員の少年のためだけに、完璧に守られ続けたまま、夜の街を飛び出そうとしていた。

最後の客もベッドルームで最速で処理し、今夜のすべての営業が終了しました。客を冷徹にコントロールするアミの強さと、その裏にある蓮くんへの圧倒的な純愛が、より深く刻まれるシーンとなりました。

さあ、夜の仕事をすべて終えて、アミはついに店を飛び出します。

ここから物語はどう動き出しますか?

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