閑話 アイリスとダンタリオン(夏フェス編)
本編でやると、あまりにもテンポが悪くなったので、抽出してみました。
地の文なし、夏フェス会場における二人のセリフだけの閑話です。
読み辛かったらすみません。
読み飛ばしても本編には影響ありません。
下ネタが苦手な方は、ゴミを見るような目で『この●●!』と口汚く罵って……じゃなくて、ご注意&お許しください。
「アイリスさん、大丈夫ですか? 私は普段からあなたの肉体のことしか考えていないので、もう心配で心配で仕方がないのですよ」
「あ、相変わらず変態ですね……ダンタリオン……」
「誰が変態ですか、失敬な。確かに私も以前、交通事故に巻き込まれて入院中、検温に来た看護婦さんに『患者の知る権利』の一環として、パネル指名やチェンジ、オプションなど、システムについての説明を求めては、強制退院させられたものですが……」
「脳の強制検査は行われなかったようで残念です……」
「しかし、そんな私も今では、釣りと夏の海辺でのバードウォッチングが趣味の、上品な紳士なのですよ」
「野鳥を観るには人が多そうで、双眼鏡の角度が水平過ぎそうな、夏の海辺限定の趣味ほうはスルーするとして……そういえばダンタリオンは、ヒラ部員として釣り研究部にも所属しているそうですね……」
「はい、そして私は先日、釣り研の定期釣行会にて、見事に通算千匹目の魚を釣り上げまして、めでたく『せん●りマイスター』の称号をゲットしたのです」
「うちの学校の釣り研って、バカばっかりなんですね……」
「ふむ、まだ具合が悪そうですね。どうやら人混み酔いのほかにも、夏バテも重なっているようですね。確かにここ数日、スッパ日が続いていましたからね」
「『真夏日』ならわかりますが、『スッパ日』とは……?」
「半裸などではとてもしのげないほどの暑さの日のことです。地方によっては『マッパ日』というところもあるようです」
「いったいどこの国の話なのでしょうか……」
「ところで、夏バテにはオクラやヤマイモなどの『ネバネバ系』が効くそうですよ。そういえば私、たまたまリュックの中にローションを持ち合わせておりますが、いかがですか?」
「それを夏バテ対策にどうしろと? とか、たまたま持ち合わせているようなものではありませんね、とか、ツッコミどころしか存在しないご提案ですね……結構です……」
「ポーションと一文字違いなだけですが、なんとか回復しませんか?」
「そのネタ、小説のタイトル考案で既出です……」
「では、気分転換に手品などいかがですか? 私の四十八の特技の一つです」
「特技の数が、バカ丸出しですね……」
「まず、このタネも仕掛けもないハンカチを、『あるもの』にかぶせて、『いろんなこと』を想像したり、『ある種の画像や動画』を見たりすると、数十秒後には『あるもの』の形や大きさが変わっているという、摩訶不思議な手品です。では早速……」
「それは絶対に『手品』ではないですね……披露しなくて結構ですから、ズボンのチャックを下ろそうとしないでください……」
「ではこうしましょう。少しでもアイリスさんに元気になっていただけるように、私はたった今から、下ネタやセクハラ発言などは一切しないと誓います。そのかわりご褒美として、一度そのけしからんオッ●イを、せめてひとパフさせてもらえませんか?」
「まだ十秒も経ってないのに、もう誓いを破っていますね……あと、何気におかしな単位を創出しないでください……」
「おっと、私としたことが、うっかり誓いを破ってしまいましたね。これはもはや、とある学校行事の日に、私だけが画材ではなく秘蔵のDVDやティッシュを持ち込んで、『そっちの【しゃ●い大会】じゃねぇ!』と全校生徒にツッコまれた時以来の『うっかり』です」
「もはや頭が○○っているとしか思えない『うっかり』ですね……ちなみに『そっちの【し●せい大会】』では、女子生徒は何をするのでしょうか……?」
「では今度こそ。私はもうこれからは、下ネタをやめタ●キン!」
「今度は0.1秒ですね……」
「わかりました、私も今度こそ生まれ変わり、もう一度『バブー』からやり直します。ですからアイリスママ、オムツ交換と授乳を……」
「それは改心ではなく、もしもその手のお店なら高額なオプション料金がかかりそうな、ただの『プレイ』ですね……」
「アイリスママ、いろんなことを妄想していたら、オティ●ティンが腫れちゃったでちゅ!」
「モロッコあたりで切除すればいいと思いますよ……」
相変わらずな二人でした。




