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空の守り人  作者: ドコサヘキサエン酸
2/2

No.1 戦闘準備

~プロローグの数時間前~

ー新潟県沖 直江津港から北西へ90キロ付近ー


 B.E.A.C.O.N.(ーBroad-area Expeditious Alliance for Combat Operational Networkー広域即応戦闘運用機構)日本支部 第3方面軍所属

護衛空母「十勝」ブリッジ

 「アンノウン 距離4000、数約60 急速に近づく!

   J.A.B.B.E.R.W.O.C.K.だと思われます。」


 ーアラートがうねりを上げるー


 「艦長、指示を。」と副長・氷室涼二(ヒムロ リュウジ)中佐が冷静に言った。

これに「十勝」艦長・朝霞一(アサカハジメ)大佐は答えた。

「司令部から派遣されてた部隊がいたろ、ソイツらを先に空に上げる。その後に後詰めとして、α、β小隊を出す。γ小隊は艦の護衛だ。」

「了解」と、氷室が答えるとすぐデッキに回線を繋げた。

 

「ガーディアン小隊!直ちに出撃してくれ。君たちを先に出す。なんせ今、この艦の中で1番足が速いからな。」とぶっきらぼうに言った。

ガーディアン小隊 隊長・クリスティーナ・フォークナー大尉は答えた。「了解!」と。


 ー「十勝」A.L.I.C.E・戦闘機用デッキ ー

 そこでは、ガチャガチャと戦闘機用ミサイルやA.L.I.C.E用チェーンガンなど武装を取り付ける音が響いていたーーー


ー「十勝」パイロットReady Room ー

 「出撃前のこの音嫌なんすよねー。」と銀髪の青年が言った。

「まぁ無理もナイ。オレだってこの音には慣れナイ。」続けて背の高い男が言う。

「まぁ、確かにねw」それに同意するように黒髪の女性が言う。

「お前ら、いい加減にしろ...。隊長が来る前に早くパイロットスーツ、チェックしとけ。」と黒髪の男が話に釘を刺した。

「「「了解、副隊長!!!」」」

 黒髪の男…もといガーディアン小隊 副隊長・林藤朱(リンドウアカネ)中尉は頭を抱えた。

(なんで、俺がコイツらのお守りをしなきゃいけないんだよ…隊長早く戻ってきてくださいよ…)


 すると、クリスティーナ隊長が部屋に入ってきた。

「あっ、クリス…遅い。早く戦闘予想空域のデータちょうだい。」と黒髪の女性…槻木誉(ツキノキホマレ)准尉が口を開いた。彼女はこの隊のレーダー士官だ。

「ソォーだよ、隊長早くホマレにアゲテ。」と口を開いた男はチアゴ・ディマルコ少尉。彼は6年前の厄災当時から戦闘経験のある叩き上げだ。

(未だに彼の日本語に違和感がある)

「ハイハイ、皆静かに。」その一言で空気が張り詰めた。

(俺も気が引き締まる)

隊長は真剣な眼でオペレーターからもらったと思われる紙切れを読み上げた。

「敵機の数は報告によると約60って聞いたけど、もっといると思って! あと…林藤弟、君は初陣だからディマルコとペア行動ね。理由はすぐ堕ちそうだから。」

(林藤弟…(アオイ)か…アイツはなんやかんやすぐ堕ちるかもな…)

そんなことを考えてると銀髪の青年…林藤蒼(リンドウアオイ)准尉が口を開いた。

「お言葉ですが隊長、俺はこの戦いで死ぬようなヘマはしないんで!」と苛立ちを見せながら言った。

(あのバカ…隊長になんて口を…)


「その意気だ、期待してる。

…フォーメーションは

前衛をガーディアン2(林藤兄)

中衛を私

後衛をガーディアン3&ガーディアンホーク

(ガーディアン3 ディマルコ(機体操縦))

(ガーディアンホーク 槻木(レーダー管制、火器管制))

ガーディアン4(林藤弟)とする。

すぐに出撃準備に掛かれ!!」

「「「「了解!!!!」」」」


 ー俺たちはすぐにA.L.I.C.E.のもとへ向かったーー

「林藤中衛、御武運を!」とメカニックが言う。

「あぁ、蹴散らしてくる。」

俺はそれに応えてメカニックとグータッチをしてコックピットのハッチを閉めた。

「ピーピピッ生体認証、林藤朱中尉…生体認証完了」

「ピピッ…A.L.I.C.E.typeF/A2-a WhiteRabbit(ホワイトラビット)機動…」

「林藤朱中尉ノ武装テンプレートヲ展開、装備完了…アークブレードx2、20mmチェーンガンx1、背部ミサイルコンテナx1、腰部エネルギータンクx2…オールグリーン

APリアクター安定、発電、冷却システムオールグリーン」


 APリアクター…特殊粒子で電磁パルスを常時発生させて原子を推進力にするエンジン…作った奴は頭おかしいな…

そんなことを思っていると、

スラスラと機械音声が読み上げている…


「疑似神経、接続…パイロットスーツノコネクターノ展開ヲ確認…接続完了…コックピット内及ビ網膜投影ヲ開始」


「完了、出撃ニ備エテクダサイ」

一連の起動が終わった。

 ピピッ

「十勝ブリッジより小隊各機へ入電。

ーコレヨリ出撃サレタシ。ー」

とガーディアンホークが読み上げる。

 すると、ハッチが開きカタパルトへ動き出した。

「十勝管制よりガーディアン小隊へ、発進準備完了 繰り返す発進準備完了。」


管制員が発進の合図を出す。


「ガーディアン1発艦。」

「ガーディアン2発進します。」

「ガーディアン3及ビ、ガーディアンホーク発進。」

「ガーディアン4出ます。」


APリアクター特有の紫みがかかった青い炎が4つ空に消えた

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