プロローグ
初めて執筆するので暖かく見守って欲しいです。
ー2038年 10月11日ー
世界に激震が走った。
ーアメリカ合衆国 壊滅ー
原因不明の核攻撃によって首都ワシントンD.C、ニューヨーク、ボストン壊滅。
アメリカ大統領、首脳陣生死不明。
死者(行方不明者含む) 推定1000万人
負傷者 推定1500万人
その一報は瞬く間に一方には絶望を、一方には希望を与えた。
これを受け国際連合とその他機関は意味をなさなくなった。
旧西側諸国のイギリス、EU(ヨーロッパ連合)、オーストラリア、日本、カナダ、メキシコ、ベネズエラ、イスラエルは駐屯しているアメリカ軍指令から指揮権を譲渡され自国の防衛力に当てた。
また、臨時首脳会談を行い、旧東側諸国への対策を協議。
旧東側諸国のロシアはフィンランド、ウクライナ、バルト三国(エストニア、ラトヴィア、リトアニア)に侵攻、中国はモンゴルに侵攻、北朝鮮は大韓民国に侵攻を開始した。
これを受け、侵攻された国々は当然、応戦したがアメリカという超大国がなくなったことで侵攻を止め切れず占領、実行支配状態に陥った。
ー2038年 10月15日ー
臨時アメリカ政府による、以下11か国(イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、カナダ、メキシコ、日本、サウジアラビア、オーストラリア、ブラジル)に対し避難民の受け入れを要請し対価としてアメリカの特許をすべて譲渡すると発表した。
ー2039年 1月1日ー
ー中国 重慶、香港 壊滅ー
原因不明のハッキングによる核ミサイル発射プログラムの作動
また、クラスター弾による絨毯爆撃
死者(行方不明者含む) 200万人
負傷者 800万人
これを受け中国は"EUによるハッキングにより攻撃されたと主張"それに対しEUはハッキングを否定した。
ー2039年 1月3日ー
ーポーランド南部の工業都市カトヴィツェに核ミサイル発射ー
死者(行方不明者含む) 推定3万人
負傷者 8万人
これに対し、中国は"報復攻撃だと発表し、10日以内に重慶、香港の攻撃を認めなければベルリン、ローマ、パリ、マドリードへの核攻撃を警告"した。これに対しEUは強く非難した。
ー2039年 1月9日ー
正体不明の組織によるアメリカ、中国への攻撃を行ったと発表。
その後、アルゼンチン首都ブエノスアイレスにて所属不明のドローン兵器による攻撃を受けた。その1時間後、マレーシア クアラルンプールにて同様の攻撃が行われた。マレーシア軍によるとドローン兵器には再生、もしくは再構築する可能性があると発表された。
ー2039年 1月10日ー
国際連合解体に向けて協議、ドローン兵器をJ.A.B.B.E.R.W.O.C.K(ーJoint-array Autonomous Bird-flock Burst-Existence Reconfiguration - Objectiveless Omni-Catastrophic Kinetic Entityー連動配列式・自律型鳥群状同時多発出現再構成体 — 無目的・無差別破壊型運動機械体)と呼称。
ー2039年 1月20日ー
フランス、ドイツの合弁企業E.A.Fによって開発が進められてきたA.L.I.C.E(ーAll-domain Level-Infinite Combat Enablerー全領域適応型・高次元機動戦闘機)の試験飛行、成功
ー2039年 1月30日ー
エジプト カイロでのJ.A.B.B.E.R.W.O.C.Kとの戦闘へA.L.I.C.E「先行量産試験機」4機を試験投入しJ.A.B.B.E.R.W.O.C.K13機を撃墜。
ー2039年 1月31日ー
E.A.F、A.L.I.C.Eに対する特許を公開。
~時は流れ~
ー2046年 5月半ばー
長野県 長野市近郊 緑木町高等学校
「………と言うのが大体7年前だ。」
流石にニュースで今まで見てきたことを長々しく語られるのは正直、疲れる。
(眠たくてしょうがない…寝よ。)
机に伏せようとした時、眼鏡をかけた中年のオッサン教師"谷村"が「桐原、寝るな!」と語気を強めて言う。
それに対し、俺は「すいません」と少し不機嫌に謝った。
すると、谷村が何か言おうとすると授業の終わりを告げるチャイムがなった。何か言いたそうだったが、俺は次の地学の授業のために廊下のロッカーに向かった。
ロッカーから教科書類を取り終え、ロッカーを閉めようとすると短髪のイケメン野村剛典が声を掛けてきた。
「明日人、お前谷村に目ぇつけられてんな。」と無邪気そうに笑っていた。
「うっせ、谷村の目の前だから嫌でも目つけられる。」
「可哀想にぃーw」とヘラヘラしやがる野村。
「黙れ。 あんま実感湧かねぇよなぁ。未だにドローン兵器とドンパチやってるなんて。」と不思議そうに俺は言った。
すると、野村は「ちゃんと聞いてんじゃん。 やべっ、遅刻すっぞ!」と言い焦って教科書やらすべて落とした。
俺はそれを見て「落ち着けwww」と笑い野村を置いて理科室へ向かった。
理科室に着くと「桐原明日人くん、また遅刻した。これで何回目?」とグラマラスな美女が前屈みで言ってきた。俺は「3回目すか?」と軽く言ったが、地学教師の水瀬昴先生が少し怒りながら「もう5回目、あと1回で留年だから。」と釘を刺された。正直前屈みになって見てくるから谷間が見えて年頃の高校生には刺激が強い…。
遅れてきた野村がヘラヘラしながら「みなっちゃん、ごめんごめん」と言って理科室に入ってきた。
(みなっちゃん…みんなそう言ってるな)と思っていたら野村が「みなっちゃん彼氏いるんかな?」と少しねっとり言った。
俺は「さぁな」と言って窓の外を見ていた。
ー遠くの空が黒くなっているのが見えたー
ーそして、空襲警報がなったーーー




