表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

花咲く教室の処方箋

作者:楠木 悠衣
最新エピソード掲載日:2026/05/03
高校の教室というのは、密閉されたガラスケースのようなものだ。陽の当たる場所で咲き誇る花もあれば、日陰でひっそりと息を潜める苔もある。
高校二年生の紬(つむぎ)は、間違いなく後者だった。人間関係の摩擦という「毒」を避け、祖母から教わった植物と薬草の知識だけを胸に、旧校舎の温室で静かに光合成をして生きていくつもりだった。

しかし、その平穏は唐突に破られる。
標的となったのは、誰もが憧れる学園の王子様・桐谷(きりたや)だった。彼に差し出された善意100%の手作りハーブティー。その甘い香りに隠された微かな「悪意(毒)」に、紬の鼻は気づいてしまったのだ。

「……それ、下剤成分(センナ)が入ってる。飲んだら午後の授業、トイレから出られなくなるよ」

つい溢れた独り言を聞き逃さなかった王子様は、完璧な笑顔の裏に隠していた「性悪な本性」をあらわにする。
「君、すごく目がいいんだね。僕の専属の『毒見役』になってよ」
人間観察と植物学の知識を武器に、スクールカーストの頂点に君臨する彼と共に、教室に蔓延る小さな事件と悪意を解毒していく、青春ミステリー・ラブコメディ。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ