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※魔力系統について※

人物紹介ではないですが、載せておきます。

多分これが分からなくても話の流れは把握できる(はず)ですが、念のためまとめました。

3章までのネタバレ含みます。

<原則>

ワンダーランドの「魔力保持者」および「魔法具」は必ず、4つの系統のいずれかに属する。

ただし、ごくまれに複数の系統の魔力を扱える者がいる。(例:マーリン・ジャック)


4つの系統とその始祖については、『創世記』に記されている。


●無限と調停の系統

・始祖:フェアリー・ゴッド・マザー

・魔力効果:予知

・主な保持者

  ⇒ロゼ女王、オリビア女王、シラユキ王子

・主な魔法具

  ⇒魔法の鏡



●有限と保全の系統

・始祖:マレフィセント

・魔力効果:記録

・主な保持者

  ⇒マーリン、人狼サーヴ、オーロラ王子

・主な魔法具

  ⇒マレフィセントの涙、エクスカリバー



●革新の系統

・始祖:ゴーテル

・魔力効果:創造

・主な保持者

  ⇒マルーシカ、ジャック、ラプンツェル王子

・主な魔法具

  ⇒クラウ・ソラス


 

●破壊の系統

・始祖:ロットバルト

・魔力効果:支配

・主な保持者

  ⇒モルガン女王、カグヤ帝

・主な魔法具

  ⇒黒光りの剣




<特徴>

・『革新』と『破壊』の魔力は、『無限と調停』『有限と保全』の魔力保持者に効かない。

 例)モルガンの魔力は、その辺の木の枝は自在に操れても、「マレフィセントの涙」を引き寄せることは出来ない。


・血縁関係にあっても、同じ系統の魔力保持者になるとは限らない。

 また、魔力保持者でない者から魔力保持者が生まれることもある。


・魔力保持者が生成した魔法具は、作り手の系統と同じになる。

 例)マレフィセントが生成した「涙」は『有限と保全の系統』に属する。


・後天的に魔力を譲られる場合は、同じ魔力系統に属する。(同じ力を受け継ぐ)

 例)ゴーテルに魔力を譲られたラプンツェルは、『革新の系統』に属する。

本編65話「帽子屋の魔力講義」もご参考までに。

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『勇者アリスの異世界奮闘記』本編はこちら
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