剣を握らば終結を!
エグいです、今回( ゜д゜)
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左腕に激痛が疾る。
今にも割れてしまいそうだ。
悶絶する程であろう苦痛だが
【支配者】はそれを赦しはしないだろう。
苦悶の表情を浮かべながら、
容赦なく八双の構えを取る。
刹那、間合を詰める【支配者】。
「せえあああああああ!!」
「!」
咆吼と共に迫りくる光刃。
【支配者】は双肩を酷使し
稲妻の如き連撃を放つ。
その姿は
人々を祝福する天使ではなく
人々に災禍を齎す悪魔の様ですらある。
光刃の領域でない空間に身体を捻じ込み
躱せない刃は剣にて払う。
剣を僅かに傾げるだけでも激痛だが、
刃を弾く度に腕が千切れる程に疼く。
だが、今は弱音を吐いている程余裕ではない。
「そぉらっ!」
一瞬溜めが入り、強烈な一撃が放たれる。
ーーここだ!!
「はああああああああああああ!!」
叫ぶと同時に剣を躍らせる。
斬り上げにて左腕を撥ね飛ばし
斬り下げにて胸元を斬り抉り
剣を喉元へ突き立てる。
「うぇほっ…」
剣を引き抜く。
【支配者】は大量に吐血した。
足元は瞬く間に紅く染まり
その双眸は虚ろになる。
そして、光の矢が降り注ぐ。
「うぅっ!?」
「アッハッハッハッハ!!」
私の右肩と左脚を浅く穿ち、下腹部を掠める。
膝を突き、剣に重心を掛ける。
【支配者】は嘲笑する。
「今度こそ、満身創痍だなぁ?」
剣に寄り掛かりながら、立ち上がり答える。
「だが、決着はまだ着いていないぞ?」
ー私と【支配者】は、再び剣を握るー
ライフが残っているだと…!?




