エピローグ
電話の音が鳴る。
ハンセインは電話を取り出し、その電話に出る。
「私だ、加山だ」
「ああ加山さん、例の企業、大本分かりました?」
「ああ、やはりワールド・マニピュレイト・パーティーのフロント企業のようだ」
「やはりですか」
「おそらく研究がもうされていないことを把握していないのだろう。大きい組織だ、無理もない」
「そしてディクソンによってサルカイドの資金元となっていたと」
「大型そうだろう。例のドラム缶も調べてみた」
「どうでした?」
「ウイルスは入っていなかった。そしてマウス実験では何も起こらなかった。一応ワールド・マニピュレイト・パーティーにゾンビ化する可能性のある液体としてサンプルを送った。近く禁止されるだろう」
「あれ?敵同士ではないのですか?」
「明確な敵ではない、パンデミックはもう起こしたくないのは我々と同じだ」
「そうなんですね。調査ありがとうございます」
「それでは」
そういって電話が切れる。
あとがき
芽衣ちゃんの日常と非日常から5年半ほど経過した。
あの時読んでくれていた読者はいないだろう。
私が小説を書き始めたのは中学生の時だ、専門学生の途中から忙しくなり、書けなくなったし、専門学校でクリエイティブな活動はしていたため、欲求が出ていなかった。
あれから5年半ほど経過して普通に会社員となっている。
この作品は「ゾンビCITY」シリーズの新作である。
「ゾンビCITY3」だと誰も読まないからタイトルを変えた。
なろうでお読みの皆様はこのアカウントがブックマークしている小説にそれがある。
エピローグで何かわからん単語がポンポン出てきていて困惑した読者もいただろう。
簡単に単語、関係者の解説をしておこう。
「世界危機」
本作より20年ほど前に発生した世界規模のゾンビパニック。
「ワールド・マニピュレイト・パーティー」
世界危機を引き起こした世界の裏の政府。
「加山」
日本人。ワールド・マニピュレイト・パーティーと基本敵対している組織のトップ。
今回の作品はある種私にあてたものだ。
カルヴァはバーを営む男性であり、落ち込んでいるときには常に酒を飲んでいるようにした。
私自身もアルコール依存症だ。
『酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話』という本の中では、依存症は孤独によってなりやすいと書いている。
snsで流れてきた情報には、アルコール依存症は自分をふさぎやすい傾向にある。
私はクローンでもないし、嘘の記憶もない。
だからカルヴァの悩みの描写は深く書けなかった。
もし私がそうだったらクローンということもあるのか、あーあれ作られた記憶なのかとなるだろう。
私も何か、根源みたいなものが分かれば抜け出せるのだろうか。
今回は仕事が暇すぎて時間があったのでその時間で書いてみた。
次書くとしたらゾンビCITY4だろう。
実はゾンビCITYシリーズは無駄に5部構成である。
中学生の私がなぜかそうした。
できれば救ってやりたい。
次の予告をしておくと、舞台は今回のアメリカから大西洋を渡り、ノルマンディーから上陸、ドイツはベルリンだ。
主人公はロシア人かポーランド人かウクライナ人になる。
その時の世界情勢で変わると思われる。
できれば次でお会いしましょう。
最後に、読んでくれてありがとうございます。




