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未来を視る悪役令嬢は、ただ一人“視えないあなた”に怯えてる

【非業の魔王 スピンオフ作品】

王立学院に通う令嬢、オリビア・ミル・ヴァルトライン。
ルーランド王国西の辺境伯の娘にして、学院内では「冷酷な悪役令嬢」として知られる彼女は、生まれつき特異な力を持っていた。それは──「人の未来の可能性のすべてが視える」能力。

すべての裏切り、失敗、破滅。すべての信頼、成功、幸福。それらの可能性が視界に浮かび、他者の表情のすべては“仮称の仮面”にしか見えない。だから彼女は、誰にも近づかず、誰より先に傷をつける。悪意より先に毒をまく。それが“視えすぎる者”の生存術だった。

けれど、彼女には今でも忘れられない記憶がある。幼い頃、森の中で出会った一人の少年──彼の未来だけが、視えなかった。

そして今。王都には「魔王降臨」と「悪魔たち」の噂が流れ始める。その渦の果てに、あの“視えなかった未来”が再び動き出す。孤独な悪役令嬢が、心の奥でただ一人の“視えぬ誰か”を追い続ける。これは『非業の魔王』に連なる、もう一つの選ばれなかった少女の物語──


※拙作『非業の魔王──転生先から戻ったら、ただの兄として非業の死を遂げたはずの俺を、兄妹たちが新たな魔王に祭り上げているようです。それでも兄は兄妹たちが愛おしいので何度でも頑張ろうと思います。』の登場人物にクローズアップした物語となります。第二章以降での活躍を前に、その前日譚をお届けいたします。
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