♣︎プロローグみたいなやつ
人生なんて語れる歳ではないですが、あなたは今自分の人生に満足していますか?
「ん…?ここは………」
気を失っていたのか?目を覚ました自分は周りを見渡す。
前方には何もない無の世界に小さい光がたくさん見える。振り返ってみると、、、
「……って、地球?」
「お待たせしました。エントリーNo.179のくろ、あっ失礼いたしました。黒崎和人さんですね。こちらにいらしてください。」
いらしてください、とまるで自分の意志で来いというように言っていたが僕の体は吸い寄せられるように勝手にその言葉の主の元に近ずいて行った。
「あ、あのぉ……。」
言葉は返ってこない。
「あの、ここは一体?」
すると、さっきの声の主とはまた別の声が聞こえてくる。
「ぁぁ、この方が例のxx、、、//-」
どうやら自分について何か話しているようだがあまり聞き取れない。
「すみません。君が黒崎和人さんで、いいかな?」
「はい。えっとそうだと思いま……」
ん?自分の名前が思い出せない。そもそも黒崎和人って誰だ。
「そうですか。まあいいでしょう。では早速ですが和人さん、今回の仕事は和人になることです。彼は今学校が火事になって教室から出られずに死んだところですので。」
「はい?ちょ、まってください。何言ってんですか?」
「では、頑張ってくださいね。あ、最初の一週間だけ案内人を送りますので聞きたいことがありましたら彼女に聞いてください。では行ってらっしゃい!」
「え、え、えーーーーーーーー」
プツンッッッ
なんだろう。……この感覚。
体が痛い……?いや、熱い……
「はっっっ」
ここは一体、教室?って考えてる場合じゃないし!火事?!慌てて立ち上がろうとしたが、えっ?自分の足の上に誰かが倒れていた。
「大丈夫ですか!!?」
返事はない。クッソぉどうなってんだ。
とにかくその人を抱えて自分は出口を探そうとした。
「おぉーーーい。誰かいるかー?」
前の方から若い男性の声が聞こえる。
「こ、ここに意識がない人がいます!
助けてください!!」
今出せる最大の声で叫んだ。
「かず…と……」
女の人の声?いや、今はそれどころではない。とにかくなんとかしなければ。さっきの男性の声の主からは返事がない。
考えろ、考えろ。火がさらに勢いを増して自分たちを喰らい尽くそうとする。
あぁ。俺死ぬのか?
だんだんと視界がぼやけてきた
もう、ダメ……だ。。。
「かず………と、い、きて」
はっ。死んでたまるかっ。とにかくさっきの声の主の所に行けばなんとかなるはずだ。立ち上がって、走った。全力で炎の中を彼女を抱えて走った。すると、前から消防士と思われる人がこっちに向かってきた。
「生徒だ!まだ中にいたぞ!大丈夫か君?」
「は、はい。」
はぁはぁ、息が切れている
「俺はいいですから、とにかく彼女を、さっきから意識がないんです。助けてください!!」
「……わかった。できる限りのことはする。」
「あ、ありg……」
………と
かず………………
…………………と
なんだろ。記憶?俺は誰だ……和人。黒崎和人。ここは……
目が覚めたのは病院だった。




