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天才設計士の小劇場  作者: 滝神龍二
21/34

10/2 『お題:緑色』

☆★☆★


 斂侍電志れんじでんし:青みがかった黒の長髪に眼鏡の少年。鋭い目つきでよく怖がられる。超論理思考。


 倉朋愛佳くらともあいか:背中まで伸びた茶の髪に垂れ眉と切れ長の目を持つ少女。一人称はボク。感情の赴くままに生きる。


〈DDCF〉:宇宙戦闘機設計部でその名の通り設計士が集まる部署。室内は広大で、棚と机が雑多に並ぶ研究所風の空間。壁や天井は木目調で、床は靴音を吸収するカーペットが敷き詰められている。部屋の一角、宇宙がよく見える大窓の傍に電志と愛佳の机がある。


☆★☆★

〈DDCF〉は今日も平常運転。

 愛佳が作業の手を止めて話し出した。

「さあ電志、そろそろボクたちのトークショーの時間だ」

 それを受け電志も作業を中断し、応じる。

「ああもうそんな時間か」


「今日のブックマーク等は、微減みたいだね」

「ほう、減ってしまったか」

「やはり合わない時もあるからね、こればかりは仕方ないよ」

「そうだな」

「逆にこのトークショーの方はブックマークが増えていた」

「本末転倒してないか」

「でもボクらの掛け合いが息抜きになっているのかもしれないよ」

「あー……確かにな、ちょい読みするにはこっちの方が良い。息抜きのお伴になれば良いな」


「電志、お題を出すからイラストを描いてみてほしい」

「俺に絵心を期待するなよ」

「お題は『緑色』だ」

「…………えっ……?」

「だから、『緑色』を描いてくれたまえ」

「……………………えっ?」

「もう電志、絵心ゼロだなあ」

「それは絵心の問題なのか」

「くふふ、ボクの勝ちだね。今日はこの辺で締めようか」

「なーんか納得いかねーな。まあいい、また明日だな」

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