柴犬は芝じゃない
柴を紫と書き違えることあります。
〜庭〜
天に日が昇り芝を照らす
芝蔵「んぁ〜、よく寝た。なんか変な夢見たな、あのクソジジイが調整だかなんだか言ってる夢。ほんとに調整があるなら頼むぜおい」
ヴゥン スキル【念話】【緑化】を獲得しました
芝蔵「おぉっ!?神調整キター!!。ということはあの美少女たちと話せるってことだよな!!緑化はイマイチ使い方わかんねぇけど、やっとコミュニケーションが取れるぜ(泣)」
喜ぶシバゾーを尻目に屋敷から人影が近づいてくる
ミリア「今日の夜のお茶会の準備でお嬢様は手伝ってくれませんね。しょうがないですが1人で手入れしましょう」
手入れ道具を抱えてメイドのミリアがやってきた
今日は1人のようだ
芝蔵「今日はメイドちゃんだけか、あの縦ロールが言うにはミリアちゃんだよな?手入れが終わったらこの【念話】で話しかけることにしよう。それまでは待望のレベルアップタイムだぜ!」
ジャー ミリアが手に持つ冷蔵庫ほどの大きさのジョウロから芝全体に猛スピードで水やりがされる
芝蔵「ぉ、おほぉぉぉぉ!!!」
スネから力が溢れ出す感覚がした
ヴゥン LVが上がりました
芝蔵「昨日は2つレベルが上がってたけど今日は一つだけか、一旦ステータス確認するか!!ステータスオープン!!」
ブゥンッ
[柴崎芝蔵]種族:芝
Lv4
スキル 【伸びる】【枯れる】【芝魔法(水)】【念話】【緑化】
芝蔵「レベルはわかるけど体力とか筋力はわかんねぇから強さが伝わらんなこれ。ちゃんと【念話】はあるな!!ミリアたそに話しかけるぞ!」
ウゥーン ミリアに対して念じる芝蔵
芝蔵[ミ、ミリアたそ聞こえる??]
ミリア「? 何ですか今の」
芝蔵[ミリアたそ、いつもお手入れありがとね。へへへ]
ミリア[!? だ、誰ですか!]
驚きあたりを見回す
芝蔵[ミリアたん、俺だよ!!ミリアたそが今手入れしてた芝だよ!シバゾーだよ!!]
ミリア「この、芝ですか??なぜ芝が喋れるのですか?」
不信感が全面に出たような表情をしている
芝蔵[実は、かくかくしかじか、こうこうこういうことがあって、、、]
シバゾーはこれまでの経緯をミリアに伝える
ミリア「はぁ、そうですか。ですが、その神とやらがあなたを芝にしたのは間違いと言わざるをえませんね。このハザール邸の庭から出られないではありませんか。確かにこの世界は緑のもつ力を貴族が握ってはいますが、動けないあなたに何ができるのですか。」
芝蔵[そ、それは、、そうだけど、、昨日までは誰かと話すこともままならなかった俺がミリアたんと話せてることが進歩だとしみじみ痛感してる。ミリアたんが協力してくれれば、俺も動けるようになるかもしれねぇ、助けてくれないか??]
ミリア「そうですね、、、、そのミリアたんとかいう呼び方は不服ですが、あなたを手伝うかどうかは一度お嬢様と相談させてください。」
芝の手入れをやめて四葉のクローバーを探している
芝蔵[おぉ!助かるぜ!今日はお茶会なんだろ!知ってるぜ、昨日聞いたからな]
ニチャァ そう聞こえるような口調であった
ミリア「そ、そうですが、あなた気持ち悪いですね。とりあえず、お茶会で相談しますのでとりあえず今日は戻ります。」
四葉のクローバーを3本ほど手に持っている
芝蔵[おう!またなミリアたん!]
道具を抱えて屋敷へ戻っていく
芝蔵「いやー!明日が楽しみだね!」
つづく
[]←この括弧は念話ってことですね




