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第1話 プチュンしたら異世界飛ばされた
7月7日、街には短冊が飾られているが、海老名の周りは煌びやかなパチスロ台が取り囲む。
「やべー。このままだと今月の家賃払えねーよ。そろそろデカい当たりを引かないとマジでやばい」
震える手で投入口に万札を差し込む
「もうここまで来たら、あれを引くしかないよ。超低確率で起きるロングフリーズ。あれさえ引ければ7万円だってすぐに捲れる」
そんな簡単に引けるなら誰も負けていない。何も起きずに7万円が溶けようとしていた。流れるようにレバーを叩く。
「あれ、リールが回らない。え、え、え、これ、ワンチャンロングフリーズ!?」
プチュンッ
画面が真っ暗になる。
「うおおおお。キタコレ!この台のロングフリーズの期待枚数は、、たしか、、4000枚!!逆転あざぁーっす!」
「ん?」
何かがおかしい。YouTubeで見たような、レインボーの演出が来ない。
「アーア、ヒイチマッタカ。オマエハ、ドコマデヤレルカナ」
リールが高速回転する。
「え、ちょっと何これ、プレミア演出!?」
高速回転するリールに海老名は右手から吸い込まれる。




