日常
バタン!
「行ってきます」
しばらく歩きいつも待ち合わせしている公園につき
「久しぶりの学校か……」
ため息をつきながら思った。
鬱だ…… 学校と行っても通信制の高校で特にすることもなくどうせ寝るだけだ……
「おっすどうした!久しぶりの学校楽しみじゃねえのか?」
「どうせ集中も何もできないの知ってるだろーしかも今日は!バイト一人飛びやがって……」
「どす!」
ズシ!激痛が走る
どうやら猛スピードで頭突きをしたらしい
「おい!なにしてるんだいくぞー」
「どすじゃねえ!ズシ!だよ!」
血相を変えてぼくはいった。
「そこ、重要か?」呆れた口調で同級生が答えた。
この二人は僕の学校の同級生で男の方が
光也 光(男)制空高校2年生全日制、とにかくクールで誰とでも気兼ねなく話せ人気者でイケメン!羨ましい……家は京一と近く親しい。
次にこの頭突きの女の子だ
藤宮 佐那(女)制空高校2年生全日制で明るい性格で運動神経がよく女子サッカー部に所属していて足がとにかく速い。それにかわいい妹のような感じで周りからも可愛がわれる存在でよく告白をされているが、付き合ったところを見たことがない。なぜだろう?まあいいや
だが身長149㎝と小さいことがコンプレックスで良くいじられている。だが胸はある……光と同じ幼馴染だ。
まあ最後になったが俺がこの物語の主人公で
三ノ宮 京一(男)制空高校2年生通信制でアルバイトに明け暮れている
勉強はできない…ほかに顔も中の中友達もこいつらしかいない……この学歴、コミニケーションの大事な日本においてなんとも低スペックな人間だ。親はいるが父子家庭で兄が1人いるが上手くいっていない。
「お!いい石がある!」
と言い出した佐那は地面に落ちてある石を元気よくかつ丁寧に蹴り始めた。
「ヘイパス!」
僕はテンションを上げていった。
「ホイ!うて!シュートだーー」
目の前には石がちょうど入るくらいの大きさの穴があるこれは入れろということだなっと思い振りかぶってけった。
すると見事穴の中に命中。
「っしゃあ!佐那!ハイターっち」
「ナイシュー」
バシ!ハイタッチが決まった。
「これでワールドカップにでれるな!」
僕は目を輝かして言う。
「あっうち監督に言っとくわー!あいつマブダチだから」
あたかも本当のマブダチのように言っている。
「おいそんなことはいいがこのままじゃ送れるぞ」光が言う。
「やべ!それはワールドカップどころじゃねえな!俺やっぱ出るのあきらめるわ!」
「っあじゃあうちはあの監督と絶縁しとくわ」
と言いながら走り抱いた
「お前らワールドカップをなんだと思ってるんだ。」
そしてぎりぎり学校に間に合った。
「お前ほんとああいうの器用だな」
そういってきたのは光だ。
「まあ何の役にも立たないけどなしょうもな いことばっかできてもなこの世界は学がないとダメなのにな…… 」
「人には向き不向きがある別に気にすることじゃない」
気を使ってくれたのだろう光は優しいからいつもこんな風に言ってくれる。
「ありがとな」自然とそんな声が出た。
「なんだよ気持ち悪い」
「こいつが急にありがとうだって今日は雨かな……なっ佐那」
笑いなが光は答えた。
「いや、雷雨だね!」
「うるせー!」思わず僕は照れてし合った。
「じゃあな!いってくるわ」
「ほい!」
「あいよー」
皆はそう言ってそれぞれ自分の教室に向かっていった。
僕はいつもあいつらに助けられている精神的にも、そして迷惑をかけている僕はもともとあいつらと同じ全日制で頭が悪くついていけなくなり、そして集中力が持たないことから授業中に抜け出したりしていたら停学になったりして不登校になっていた。そのため全日制から通信コースに移行したのだ。なので、他の全日制の生徒からは白い目で見られている。あいつらにも迷惑が掛かっている気がしてならない。