転生…?
まず、開いていただきありがとうございます。
レビュー&感想など気軽にどうぞ。豆腐メンタルですので優しくお願いします。小説ド素人なので温かい目で見てってください。
作者より
窓から光が差し込む
とても温かく心地のよい
ゆっくりと目を開ける
ぼやける視界
目をこすって
もう一度
はっきりと
目を覚ますと
とそこは…
普通に自分の部屋だった___
『…』
『あ〜…』
『異世界行きてぇなぁ〜!!!!!』
_________________
[やぁ、俺は加藤健
何処にでもいる高校生さ。]
[俺にはある夢がある_______]
[それは_______]
【異世界に行くことd 「独り言漏れてるぞ」
『ゥ゙ヷァ゙ア!?!?!びっくりしたァ゙!!!急に話しかけんなッッ!!!こッ゙の野郎てめぇッッッッッマジでッブチブチn「とりあえずその話は置いといて…ここの近くにクレープ屋さんできたから食いに行かね?」
『女子かてめぇはあと話をすり替えんな』
「いやいや女子以外もこういう会話するだろ…あぁ!お前女子と会話したことなかったな!わりぃわりぃ!」
【コイツいつか絶対殺すッッ】
[…こいつの説明をするのは癪だが…俺の友達の西野伶だ。正直俺はコイツのこと嫌いだが良いやつではある。]
伶「あ、そうそうここ、うわ〜美味しそ〜だなどれにしよ…」
『へぇ〜確かにうまそう…
まさかだけど俺の奢り…?』
伶「なに分かりきってることを…今更ァ…」
【前言撤回良い奴なんかじゃねぇ腹黒クソ野郎だ。】
『お前ッ…本ッ当良い性格してる』
伶「良く言われる」
とりあえずふたりはそれぞれクレープを注文することに。
『俺はバナナチョコで』
伶「…プレーンでいいや」
なんだか遠慮気味に言う
『え?本当にいいの?他にもいろいろ美味しいのあるけど?遠慮しすぎだって』
伶「じゃあイチゴたっぷりホイップクリームクレープで。」
店員「かしこまりました」
(コイツッッ!!!…一番高いの選びやがったッッ……!!遠慮という言葉を知らんのかッッッッッッッッ…!!!!)
店内は満席で、仕方なく立って待つことに。
その間に俺はスマホで異世界の小説を読み漁る。最近ちょうど読んでいた小説が完結してしまい、また新たにハマる小説はないかなここ1週間探し求めていた。
伶「まぁ〜た異世界小説ぅ?飽きるだろそろそろ…」
『フッ…異世界のぱの字も知らない奴がよく言うぜ…』
伶「いや〈ぱ〉ってなんだよ〈ぱ〉って、異世界って言葉の何処にも入ってねぇじゃねぇか」
『パラレルワールドも知らんのか』
伶「え、まさか異世界こと…異世界って言ってんの…?厨二病再発ッッ?」
『うるせぇ!俺は年中厨二病だい!!あー異世界行きてぇ〜!!』
伶「パラレルワールドじゃなかったのか」
『どっちだっていいだろ!!掘り返すな!!!』
伶「えるせぇ口だな」
『お前は恋愛漫画からそろそろ離れろよ。キメェマジで近寄んな。あ、縁切るかそうだねそうしよう』
伶「はぁ…今度あの漫画の新作貸そうと思ってたのになぁ〜…残念…」
『前言撤回仲良くしよう。』
するとクレープができたようで、呼ばれて取りに行き、きっちり健が全部払うことになった。
クレープを食べながら家に向かう
『クレープうんめぇ〜!!いやぁ買ってよかったなぁ〜』
クレープを口いっぱいに頬張りながら
伶「ふぉれにふぁんふぁしお」
訳(俺に感謝しろ)
『え?なに俺にファンサしろ??何言ってんのお前』
そう笑っている前からトラックが突っ込んでくる。ふっと健が気づいたときには目の前。健はとっさに伶を庇いトラックに跳ねられ大きく飛ばされる。
健は何が起こったか分からず、ただ脇腹からの激しい痛みと、自分の体から血が流れていることは理解する。
(なんでぇ…?なんで俺…身体動かないの…?なんて身体から血が流れてんの?…トラックに轢かれたから…?痛い…)
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
意識が朦朧とし、耳鳴りで伶の声がかき消され、何を言っているのか分からない。指を動かそうにも痺れているのか動かない。脚はあり得ない方向に曲がり、自分の体が段々冷えていくのを感じながら。
『死に"…た…く…ナ゙""…ぃ"…た"…ヶて…』
息を引き取った。
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魔法と剣のある
異世界に行きたい。
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目が覚める。そこはある部屋の中…簡素なもので平民みたいな部屋…
『俺…転生したのか…?』
最後まで読んでいただきありがとうございます。ぼちぼち進めていきますので何卒よろしくお願いします。




