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1話「終わりの始まり×旅立ち」

プロローグ1.2を詰め込み、さらに物語の核となる話。

「フフッ……世界を滅ぼす前に……少し、昔話をしようか」


 その男の前で、騎士達は頭を上げることすら許されていなかった。

 床に額が触れるほど深く伏せたまま、誰一人として動かない。鎧が軋む音すら、誰も立てようとしない。


 玉座に座る男は、静かに笑っている。

 その笑みは柔らかいはずなのに、空気は冷えきっている。

 

 束ねられた青みを帯びた白髪。

 凍りつくような青い瞳。

 視線が触れただけで、何かを奪われるような感覚。


 誰一人、顔を上げない。上げられない。

 この場にいる全員が知っているからだ。


――遮れば、この男が必ず誰かを殺すことを。


 それは噂ではない。ここにいる全員が、一度はそれを“見ている”。


「これはね」と、男はゆっくりと、足を組み直す。


 革靴が床を擦る音が、小さく響く。その音だけが、この空間で許された“動き”だった。



「僕が世界を……滅ぼす理由、そして、殺さなきゃいけない相手……兄、との話だよ」



 空気が、凍る。喉が詰まるような圧。

 誰も、息をしない。いや、できない。


 そして――彼は語り出す。

 まるで、楽しむかのように。


 僕は幼い頃、いつも孤児院の屋根裏の窓から外を見ていた。

 軋む木の床、埃の匂い。差し込む光は細く、時間の流れだけがやけにゆっくりだった。

 少しくたびれた、ベッドの上に座っては、窓から外を見下ろす毎日が、僕の孤児院での生活だった。

 

 気がついたら孤児院にいて、四つ年上のうるさい兄のアルマといつも一緒だ。

 気づけば隣にいる、それが当たり前だった。


 両親はどうしたのか?子供ながらに疑問はあるけど、うるさいアルマのお陰で寂しくないし、良いか…位に思ってる。いや、良いのか?


 ――本当は、考えないようにしているだけかもしれない。


 それでも、孤児院のある村の外には出れないから、窓から見る、村の向こう側の景色はいつも同じものばかりだ。

 

 森、空。、遠くの山。

 風の音も、鳥の声も、毎日同じだ。

 そして、その遥か向こうに見える――空飛ぶ遺跡。

 あれだけが、この世界の“外”を感じさせた。


「……また見てるのか」


 後ろから声――アルマだ。

 足音を立てずに来るくせに、声だけはでかい。


「別に」


「いや見てるだろ」


「見てない」


「うそつけー! めちゃくちゃ見てたじゃねぇか!」


(うるさい。)

 背後からの気配が近い。無駄に近い。


「……暇だから見てただけ」


「外行きたいんだろ?」


「違う」


「って即否定かよ!?兄ちゃん寂しいっ!」


「違うって言ってるでしょ」


 少しだけ声が強くなるが、アルマはボクを見てニヤニヤしている。

 面白がってるだけだ、この人は。


 (……面倒くさい。)


「じゃあ、なんで毎日見てんだよ」


「……」


 僕は言い返せない――沈黙が続く。

 視線だけが、窓の外に残る。


「ほらな」


「……うるさい」


 ぼそっと返すボクに、アルマは満足そうに笑った。

 このやり取りが、いつものことだ。


 いくら、外に出たくたって身寄りのない僕とアルマは、二十歳になるまでは孤児院を出られない。

 つまり、アルマは二十歳になったら、先に村を出て行く事になる。そんな不安と寂しさが、僕の中にはあった。

 言葉にはしない。でも、確実にそこにある。


 そのまま、アルマが僕の隣に座る。

 いや、距離が近い――無駄に。

 体温が伝わる距離。


「……なんでそんな近いの」


「寒いだろ」


「寒くない」


「いや寒いって」


 肩を寄せてくる。

 強引で、遠慮がない。


 (鬱陶しい。)


 ……でも、払いのけない自分がいる。

 それが当たり前だから。


「なぁ、レイ」


 アルマの声が、少しだけ落ちる。

 さっきまでと違う音だ。


「なに?」


「兄ちゃんが二十歳になったら…」


 間があった。

 ほんの一瞬。でも、確かに“間”があった。


 ほんの少しだけ、真面目な声でアルマは話す。


「兄ちゃんが、みうけにんになって、外の世界に連れてってやるっ!」


 拳を握る音がした気がした。


「……」


「遺跡も、街も、どこだって全部!」


「……どうせ口だけ」


「っておい!ひでぇな!?」


「だってまだ一回も出た事ない」


「これからだって!兄ちゃんはあと九年で二十歳だ!そしたらレイも一緒に外に連れ出してやるからな!」


「信用ない」


「お前ほんと辛辣だな」


「事実言ってるだけ」

 

 アルマはブーブー言いながら笑っていた。

 でも。少しだけ、心が動いた。

 その声が、やけに真っ直ぐだったから。


――別に嬉しいわけじゃないけど。

――いや…ほんとは、アルマと一緒に居れることが嬉しかった。


 あの頃のアルマと僕は、暇さえあれば外の世界に憧れた。

 目に見える世界の外側を、何度も想像した。


 さらに、村を出た世界には、様々な場所に遺跡がある。数百、数千からなる遺跡を、探索し古代歴史の解明や宝具レガリアを遺跡から持ち帰る。


 誰もが憧れる冒険者アークシーカーに、僕も夢焦がれていた。


 その言葉だけで、胸が少しだけ熱くなる。


 伝説、と言われた冒険者アークシーカー五人が作ったといわれる旅団【真実の砂時計】


 数多くの難関遺跡を攻略し、古代歴史の記録や、未知の植物や鉱石を持ち帰り、全ての冒険者アークシーカーから憧れられた存在。


 だが、彼らは多くの謎を残し――消息を絶った。

 それが、今から六十年前の話だ。彼らが何故帰ってこなかったのか。それは未だに分かっていない。


 伝説の旅団が最後に挑戦した遺跡。

 難関遺跡【厄災の遺跡】は封鎖されている。


 ただ、彼らは記録を残した。冒険者アークシーカーが、外に連絡や記録を送る為の手段、【記録ワシ】

 

 記録ワシにより持ち帰られた、真実の砂時計の冒険の記録。その手帳は分厚い本となり、今や世界中の誰もが読める。

 

 だから、誰でも思う――遺跡に行って冒険をしたい。謎を解き明かしたいと。ただただ、憧れるのだ。


「レイお前……また読んでんのか?」

 アルマが覗き込む。


 近い。無駄に距離が近い。

 暑苦しい。そして邪魔。 


「兄ちゃんどいて、本が見えないでしょ」


「俺は見えるわ」


「そんなに近づいてたら、見えてないでしょ」


「見えてる」


「じゃあ内容言ってみて」


「……えっと」


「ほら」


「いや分かるけど!」


「分かってないじゃん」

 アルマが悔しそうにする。

 少しだけスッキリした。


「その本、何回目だよそれ」


「さぁ」


「飽きねぇの?」


「飽きない」


「まぁ、俺もだけど」


「知ってる」


 アルマも、この本に夢を見てるのだ。


 ページをめくる。

 そこに書かれているのは、遺跡の中、広大な世界が広がっていた事、見たこともない生物や環境の記録。

 

 海が空にも地上にも存在した遺跡、超巨大な古代生物が歩いていた遺跡。いつからあって、誰が作ったかも分からない徘徊する、古代兵器。

 

 そして、遺跡賊レイダースとの宝具レガリアを賭けた、戦い。

 数々の歴史的な発見。手にいれれば森羅万象を従え、様々な能力を保有する宝具レガリア

 そして――古代世界の歴史


 遺跡は、世界のどこにでもある。山の中、荒野の真ん中、海の底。


 ……まあ、珍しいものじゃない。


 外から見れば、ただの穴とか廃墟だ。小屋みたいな入口も多いし、正直、拍子抜けするくらい地味なものもある。


 でも――中は別だ。一歩入れば、景色は全部ひっくり返る。

 入口の何百倍、何千倍の広さ、人の想像を超えてくる。……常識で考えるだけ無駄だ。

 

 だから、遺跡はこう呼ばれてる。

 ――もう一つの世界。

 

「……行きたいな」と、アルマが呟く。

「……」 

 

 僕は少しだけ黙る。


「……別に」


「絶対行きたいだろ」


「行きたいなんて言ってない」


「顔に出てる」


「出てない」


「出てる」


「出てないって」


「めちゃくちゃ出てる」


 (しつこい。)


「……うるさい」と、ぼそっと言う。


 でも、否定は、しきれなかった。

 言葉には出さない。でも、胸の奥で何かが小さく揺れている。

「じゃあ決まりだな」

 アルマがいきなり言う。間もなく、勢いだけで。


「何が?」


 僕の問いに、急にアルマは立ち上がり、腕を組みながら言った。

 床がギシッと鳴る。


「鍛える!」


「は?」


「強くなる!」


「急すぎる」


「あと金!」


「現実的すぎる」


「必要だろ!?」


 声がでかい。無駄にでかい。


「それはそうだけど」


「薪割りのお手伝い!」


「なんで」


「強くなるため!」


「雑」


「チェス!」 


「なんで」


「頭使って戦え!」


「それは分かる」


「村でバイト!」


「多くない?」


「二人で冒険するためだ!全部やる!」


 無茶だ。いや――でも、この人はやる。

 言葉だけじゃない。実際にやる。

 それを、僕は知っている。


 決めたらやる、それがアルマだ。

 止めても無駄だということも、知っている。


「……バカでしょ」


「うるせぇ」


「絶対続かない」


「続くわ!」


「三日で終わる」


「終わんねぇよ! 俺は絶対.地獄メニューやり遂げてやんよー!」


 言い合い。でも――

 その場の勢いで終わるはずだった言葉が、現実になる。


 気づけば、ボクも毎日地獄のメニューをやっていた。

 逃げ場なんてなかった。

 いや、最初から逃げる気もなかったのかもしれない。



 それからの日々は、単純だった。

 単純で、過酷で、でも確実に前に進んでいた。


――鍛える。


 孤児院の敷地の、裏山で剣術修行。

 朝露で滑る地面、冷たい空気。握る木刀がやけに重い。

「ほらほら!レイ!あと素振り千回!」


「ハァ…ハァ…む、無理だよぉ…た、体力ゴリラ…」

 腕が上がらない。呼吸が焼ける。


「うぉー!!!俺はプラスで千回!!」


 意味が分からない。


 ドサッ。


 視界が揺れる。


「うぉー!レーイ!大丈夫かぁー!」


 腕立て千回、岩石持ち上げスクワット千回。

 筋肉が悲鳴を上げる。足が震える。

 手作り木刀での、打ち合い修行。

 ぶつかるたびに、腕が痺れる。


 熊、猪との殴り合い修行、エトセトラ。

 正気じゃない。


「とった!!」


 一瞬の隙を突く。


「あめぇよ!」


 ゴツンッ!


 アルマの振り上げた拳が、レイの頭に打ち下ろされる。

 鈍い音が響く。


「兄ちゃん…剣使わないの卑怯だよぉ」


「ふははは!やかましい!これで五千敗、五千一勝で俺の勝ち越しだ!」

 意味の分からない記録を誇っている。


――考える。


 本を読んでいた時間を、とにかくお金の勉強や戦術、大規模戦略の勉強に切り替えた。


 夜、灯りの下で文字を追う。眠気と戦いながら。

「兄ちゃん、ガエリア大陸の通貨は?」


「ぐぬぬぬ…バル?パドル!」


「ガルだよ」

 レイは、ため息しながら呟く。


 何度同じことを言わせるのか。


「チェックメイトだよ兄ちゃん」


「なっ!!!!」


 レイのニヤニヤが止まらない。

 盤面が全て読めている感覚。


「アルマパンチ!」


「あー!また盤面崩した!」

 理不尽。


――稼ぐ。


 孤児院のある村内で、とにかくバイトをした。

 朝から晩まで動く。手のひらが固くなる。


「おうい、アル坊、火が足らん薪割り頼むぞぃ」


「おー!ガガじい!任せろー!!!」


 ズバババンッッ!

 音だけは派手。


「こらぁ!アル坊!薪を粉微塵にしてどうするんじゃあ!」


 ポカンッ!


「いってえぇ!」


「ガガールさん、頼まれてた、武具の売り上げの計算と、仕入れを差し引いた、粗利を帳簿に書いておきました」


「おぉ、レイちゃんやありがとうなぁ、これが駄賃じゃあ、受け取りなさい」


「アルマは駄賃なしじゃ」


「っておい!なんでだょ!」


――二年。


 身体が変わる。息が続くようになる。


「どうした?レイ?もう終わりかぁ?」


「ま、まだまだぁ…!」


――四年。


 恐怖が薄れる。戦えると実感する。


「兄ちゃんやったよ!熊を一人で倒せたよ!」


「おー!今日は熊鍋だなー!」


――八年。


 思考が先に動く。身体が遅れてついてくる。


「兄さんチェックメイト」


「アルマパ――」


「させないよ」


「ぐぬぬぬ!やるようになった!!」


 そんなやり取りをしながら。

 確実に冒険者アークシーカーの準備を進めた。

 ただの遊びじゃない。

 ただの夢でもない。


 冒険者アークシーカーとしての心構え、生き抜く為の知識、戦う為の覚悟と技術。


 全部、積み上げてきた。



 そして、時間は過ぎた。

 振り返る暇もなく、ただ前に進み続けた先で。


⸻九年。


「……準備いいか?」


 アルマが言う。

 昔と同じ声。でも、重さが違う。


「いいよ」


 僕は荷物を詰め込んだリュックを背負った。

 肩に食い込む重さが、今までの時間の重さみたいだった。


 孤児院の院長や、子供達から見送られながら外へ出る。

 足を一歩踏み出す。


 見ている景色は、あの時と変わらない。

 森も、空も、遠くの山も。


 でも。

 あの頃の僕達とは違う。

 確実に、違う。


 【アルマ 二十歳】

 【レイ  十六歳】


 背もいつの間にか伸びた。

 兄は悔しがっているが、身長は兄と同じだ。

 アルマは、少し赤みを帯びた白髪に短髪で、燃えるように紅い瞳。

 僕は、少し青みを帯びた白髪に長めの髪、瞳は澄んだように蒼い瞳だ。


「背が同じくらいなのは超絶嫌だけど、なんか似てきたな!」


 アルマは少し嬉しそうに、笑いながら言った。


「今さら?」


「双子みたいじゃね?」


「四歳差あるけど」


「細けぇことはいいんだよ!」


「雑すぎ」


 

「まずは、貯めたお金で武器と地図を買おうぜ!」


「うん、その前に財布は僕が預かるね」


(兄さんに、財布待たせてたら無駄遣いしそうだ)


 少し歩いて、村にある古びた武器屋。

 村でバイトをしている時に店番でお世話になったお店でもある。

 少し物忘れが多いが、気のいいガガールさんが店をやっている。


「おぉ!アル坊にレイちゃん久しぶりじゃなぁ」


 少し、腰の曲がったおじいちゃんが出迎えてくれた。


「ガガじい!久しぶり!」


「おぉ、アル坊も大きくなって」


「ガガールさん、お久しぶりです」


「おぉん?…レイちゃんもまた…“綺麗“になったのぅ」


「あ!ガガじい!それは…!」


――ブチッ


「ま、まぁまぁ!落ち着けってレイ!」

 握り拳を振り上げ、殺意を向ける僕をアルマが止めに入ってくれた。


 いやいや、せっかくの出発日だ。

 一旦、落ち着こう。


 幼少期から、事あるごとに院長や孤児院の仲間達、そして兄さんに、女の子と間違われて…幾星霜。


 可愛い、綺麗、美しいなどなど。女の子に見られると沸点が低くなってしまう。


 気まずい空気。


「そ、それよりガガじい!俺達、剣がいるんだ!」


「おぉん?剣かぁ?剣は体格に合わせんとなぁ…?おぅん?アル坊…お主…“背が縮んどらせんかの“?」


――ブチッ


「ま、まぁまぁ落ち着いてよ!兄さん!」

 握り拳を振り上げながら、バタバタするアルマを満遍の笑みを浮かべるレイが止める。

 兄さんは昔から、僕との身長差が変わらない事をきにしているみたいだ。


――気を取り直して。


「おっほん!これが二人から貰ったお金で渡せる銅剣じゃ」

 銅剣を受け取る。

 少し軽く感じるけど、これが現実の重さだ。


「……軽い剣だな」


「初心者用だからじゃない?」


「んだよ、夢がねぇな」


「現実見てるだけ」


「夢見ろよ!」


「見てる」


「それと、お主達から頼まれておった地図…この前タニアまで行って仕入れてやっといたぞい」


「え!ほんとかよ!ガガじい!ありがとうー!!」


「選別じゃ、金は要らんから持っていけ」


「え!?受け取れねぇよ!」


「そうですよ!ガガールさん!」


「ええんじゃ、お主ら二人が店に来て楽しい時間を過ごせた」


「選別に持っていけ、風邪引くんじゃないぞ」


「ありがとう…ありがとう…ガガじい!」


「ありがとうございます!大切に使います!」


 二人は深々と頭を下げ、地図を受け取った。


 孤児院近くの遺跡の地図、アルマと僕にとっては夢の最初の一歩だ。


 村の皆に見送られながら、初めての村の外へ一歩踏み出す。


「……ここからだな」


「うん」



 そして、僕たちは歩き出した。

 遺跡を目指し、まだ見ぬ世界へ。

――別に、楽しみなわけじゃない。


 ただ、少しだけ。


 ほんの少しだけ。


 胸が高鳴っていた。


 でも。


 その時、知る由もなかった。


 僕が、この手で兄さんを、殺す。


――この旅が、兄さんを殺す未来に繋がっているごとに。

次回は、いよいよ遺跡に突入…。

二人が見る遺跡の世界とは――

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