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前書き・後書き
拡張版は駄作である。
物語を求めた結果形が損なわれていった。
意味を求めた結果志が損なわれていった。
終わりなき川としては破綻している。
想を深くしなければ文は流れない。
ただ新たな短編を仕切りのように組み込ませただけである。
結果、川は形を崩してしまった。
文学的な体験というのを放棄している。
この小説は何も語らないもののはずである。
あるべき偶然に収まったものを自意識過剰に改悪しただけである。
結果、体験は志を捨ててしまった。
稚拙極まりない。
新たな短編を出すのはいいかもしれないが、拡張版にする必要はなかった。実験は失敗したといえる。
最後に。モデルの永遠にかすりもしない作品なのだから恥ずかしい。その意味でも拡張版でない方を読むことを強くすすめる。




