表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
1/2

年表

1944年


4月

・遣独潜水艦作戦の一環として、ロケット戦闘機「Me163B」(後の「秋水」)と ジェット戦闘機メッサーシュミット「Me262」(後の「橘花」)、そして後にモビルパイロッドの原型となる「Sd Kfz 402」の資料を積んだ伊号第二十九潜水艦(伊29潜)がドイツ占領下フランスのロリアンを出発。


7月

・伊29潜は昭南(現シンガポール)に到着するも、出港後バシー海峡でアメリカ海軍のガトー級潜水艦により撃沈。多くの資料が消失するが、一部資料は伊29潜に便乗した巌谷英一海軍技術中佐が昭南から零式輸送機に乗り換え、空路で日本へ届けたため完全な消失は免れる。


11月

・アドルフ・ヒトラーが「Sd Kfz 402」について本大戦には間に合わないと判断し、ドイツ陸軍兵器局に開発中止命令を下す。


1945年


5月

・ベルリンが陥落し、ドイツが連合国に無条件降伏。


・「Sd Kfz 402」は開発中止命令と関係書類の処分命令を受けていたことから現存ぜず、連合国はその存在を認知しなかった。


8月

・アメリカが広島にウラン型原子爆弾「リトルボーイ」を投下。


・ソ連が日ソ中立条約を破棄し、日本に宣戦布告。満州国への侵攻を開始する。


・アメリカが長崎にプルトニウム型原子爆弾「ファットマン」を投下。


・日本がポツダム宣言を受諾。日本国民に対し玉音放送が流れる。


・ソ連軍が満州で「クーゲルパンツァー」を鹵獲。


9月

・アメリカ戦艦ミズーリの甲板上にて調印式が行われる。これにより、正式に第二次世界大戦が終結。


10月

・「Sd Kfz 402」の一部資料から日本が独自に開発した「五式装甲機動搭乗機:キイ」が第4陸軍技術研究所に残存しており、GHQによって発見される。調達した資料が不完全であったため、日本の技術で補完する必要があり、終戦までの完成には間に合わなかった。完成率は約60%と概ね骨組みだけではあったが、連合国に大きな衝撃を与える。その後、本機は護衛空母「バーンズ」によってアメリカ合衆国に輸送され、メリーランド州にあるアバディーン性能試験場に送られ技術調査が行われる。


・アメリカ、ソ連、イギリス、フランス、中華民国を常任理事国とする国際連合が発足する。


11月

・GHQから航空禁止令の指令が下される。これにより、日本の航空機及び機動搭乗機の開発、製造、研究、運用が全面的に禁止となる。


1946年


2月

・アバディーン性能試験場で「五式装甲機動搭乗機:キイ」の本格的な調査が始まり、日本名の「機動搭乗機」から「MOBILE PILOTED MACHINE」と訳され、そこに試作機を意味する「Experimental」から「XMP-1」と呼称される。


6月

・中国で国共協調路線が破綻し、「第二次国共内戦」に突入。


12月

・ソ連がアメリカに送り込んでいた諜報員から「XMP-1」の情報を得る。モビルパイロッドの存在を認知したソ連は「Sd Kfz 402」の開発に携わっていたドイツの科学者達を収容所から招集する。


1947年

3月

・東西冷戦が始まる。


9月

・アメリカ陸軍航空軍が改組され、アメリカ空軍が正式に発足。


1949年


4月

・「北大西洋条約機構:NATO」が設立される。


8月

・ソ連がカザフスタンのセミパラチンスク核実験場で初の核実験成功。一方でモビルパイロッド開発は難航しており、アメリカに遅れを取る。


10月

・北京で毛沢東が「中華人民共和国」の樹立を宣言する。


・蒋介石は台湾に逃れ、中華民国を存続させる。


・アメリカは欧州での対ソ戦略優先や国民党の能力不足から国共連立政権の樹立に失敗。アジアにおける冷戦戦略の転換を余儀なくされた焦りから、モビルパイロッドの完成を急ぐため航空禁止令の機動搭乗機に該当する部分のみを解除し、日本から「五式装甲機動搭乗機:キイ」の開発に携わった技術者達をアバディーン性能試験場に招集する。


1950年


6月

・大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国の間で「朝鮮戦争」が勃発する。


7月

・アバディーン性能試験場で日本の技術者の協力もあり、「XMP-1」の開発に成功する。ここに世界初のモビルパイロッドが誕生する。アメリカ陸軍は朝鮮戦争への実戦投入を間に合わせるため、量産化体制の確立を急ぐ。


8月

・GHQのポツダム政令により、日本に「警察予備隊」が設置される。


9月

・ダグラス・マッカーサーにより発案された仁川上陸作戦に伴い、7機の「XMP-1」を投入。史上初となるモビルパイロッドの実戦投入となる。


10月

・「XMP-1」が量産化体制に入ったことで「MP-1」の生産が始まる。(後に海軍などでもモビルパイロッドの運用が始まり、陸軍を意味するArmyから「MPA-1」と改称される)


11月

・地上戦におけるドクトリンを根本から覆したモビルパイロッドの活躍により、北朝鮮が韓国に全面降伏。


12月

・南北が統一され、ソウルで李承晩が「朝鮮民国」の建国を宣言。


・朝鮮戦争でアメリカの新型兵器「XMP-1」が投入された事実を受けて、ヨシフ・スターリンはモビルパイロッドの研究開発を促進する突貫計画に全力を挙げて取り組むように命令。


1951年


6月

・満州で鹵獲した「クーゲルパンツァー」がモビルパイロッド開発初期にドイツで製造されたコックピットの試作段階の物と判明。これにより、ソ連のモビルパイロッド開発が飛躍的に進む。


1952年


2月

・ソ連が東側諸国初となるモビルパイロッド「Sv-2」の開発に成功する。接頭記号には古代ロシア神話に登場する巨人の英雄「Svyatogor:スヴャトゴール」の最初の2文字から取った「Sv」が使用される。一方で西側諸国では「Sv-2」の頭部にあった光学レンズが単眼に見えたことから、NATOコードネームでは「Cyclops:サイクロプス」と呼ばれる。


4月

・日本の海上保安庁内に海上警備隊が創設され、同年8月に保安庁新設に伴い警備隊に移管、再編される。


10月

・警察予備隊が保安隊に改組される。


1954年


6月

・MSA協定により、日本に「自衛隊」が発足する。陸上自衛隊にはアメリカから提供された「MPA-4」が配備される。この時期には先進国をはじめとする世界各国でモビルパイロッドの配備が進んでいた。


12月

・日本が高度経済成長期に突入する。


1955年


5月

・ソ連科学アカデミーが人口衛星打ち上げの計画を発表。


1957年


8月

・ソ連のセルゲイ・コロリョフが率いるOKB-1が世界初の大陸間弾道弾ミサイル「R-7」の打ち上げに成功。


10月

・ソ連が世界初の人工衛星「スプートニク1号」の打ち上げに成功し、「スプートニク・ショック」が起こる。米ソ宇宙開発競争の幕開け。


1958年


1月

・アメリカ初の人工衛星「エクスプローラー1号」の打ち上げに成功。ヴァン・アレン帯を観測。


1959年


6月

・アメリカが世界初のカメラ搭載型偵察衛星「ディスカバラー4号」を打ち上げる。


9月

・ソ連の無人月探査機「ルナ2号」が人類史上初めて月表面へ到達。


10月

・ソ連の無人月探査機「ルナ3号」が世界で初めて月の裏側を撮影。


11月

・国連で「国連宇宙空間平和利用委員会」が設置される。


1960年


1月

・「日米安全保障条約」が結ばれる。


1961年


4月

・ソ連が「ボストーク1号」にユーリイ・ガガーリンを搭乗させ、人類初の有人宇宙飛行を行う。


5月

・アメリカが「マーキュリー・レッドストーン3号」にアラン・シェパードを搭乗させ、アメリカ初の有人宇宙飛行を行う。


1962年


7月

・アメリカが初の実用通信衛星「テルスター1号」を打ち上げる。


9月

・アメリカ大統領ジョン・F・ケネディが1970年までに人類が月に行くことを宣言。


10月

・「キューバ危機」が起こる。


1964年


8月

・トンキン湾事件をきっかけにアメリカが「ベトナム戦争」に本格的な軍事介入を行う。


1965年


3月

・アメリカがモビルパイロッド含む陸上部隊を南ベトナムに派遣。同年2月からソ連が最新鋭の戦闘機、戦車と共にモビルパイロッドを北ベトナムに提供していたことから、史上初のモビルパイロッド同士の戦闘が起こる。その後のモビルパイロッド開発を大きく変える転換点となる。


・ソ連のアレクセイ・レオーノフが「ボストーク2号」から離れ、人類初の宇宙遊泳を約12分間行う。


12月

・アメリカの「ジェミニ6-A号」と「ジェミニ7号」が周回軌道でランデヴー飛行を行う。


1966年


3月

・ソ連が惑星探査機「ベネラ3号」を金星に向けて投入。


・アメリカの「ジェミニ8号」が衛星軌道でランデヴーおよび史上初となる2機の宇宙機のドッキングを行う。


1967年


10月

・宇宙空間における探査と利用の自由、領有の禁止、宇宙平和利用の原則、国家への責任集中原則などが定められた「宇宙条約」が発効される。


1969年


7月

・アメリカの「アポロ11号」に搭乗していたニール・アームストロングとバズ・オルドリンが人類史上初となる月面着陸を成功させる。


1971年


4月

・ソ連が世界初の宇宙ステーションである「サリュート1号」を打ち上げる。


10月

・アメリカがソ連の通信内容を傍受するため海底ケーブルに盗聴器を仕掛ける「アイヴィー・ベル作戦」を実施。その際、ソ連の海底ケーブルの位置を調査するために海軍初のモビルパイロッドとなる「MPN-1」(海軍を意味するNavyの頭文字を末尾に加える)が使用される。アームが独特な形状をしていたことから、蟹に見立てて「Crab Piloted:クラブパイロッド」の愛称で呼ばれる。


・「アルバニア決議」が採択され、中華民国は国連安保理常任理事国の座を失い、中華人民共和国が国連安保理常任理事国と見なされた。これに抗議する形で中華民国は国際連合を脱退する。


11月

・アメリカの火星探査機「マリナー9号」が火星へ到達する。


1973年


5月

・アメリカ初の宇宙ステーションである「スカイラブ」が打ち上げられる。


1975年


7月

・初のアメリカとソ連の合同ミッションである「アポロ・ソユーズテスト計画」が行われ、米ソ宇宙開発競争に終わりを告げる。


1976年


9月

・ソ連のヴィクトル・ベレンコ中尉がMiG-25迎撃戦闘機で日本の函館空港に強行着陸し、アメリカへの亡命を求める。


1980年


6月

・国内の防衛産業育成及び技術継承の目的と、「MPA-4」の後継として日本初の国産モビルパイロッド「MPJ-1」が開発される。同時期にアメリカの「MPA-16」を日本の陸上自衛隊向けにライセンス生産した「MPA-16J」の運用が始まる。


1984年


12月

・これまで軍事のみで運用されていたモビルパイロッドだったが、その一部をダウングレードすることで民間用として運用されることが許可される。これに伴い、モビルパイロッド悪用による治安悪化を危惧した警察機関にもモビルパイロッドが配備される。


・民間としては世界初のモビルパイロッド「MPI-1」(産業用を意味するIndustrialの頭文字を末尾に加えることで軍用と差別化)がアメリカのヒューストンにある「ケロッグ・ラスト・コンストラクターズ社」で運用が始まる。その後の土木・建築業界にとって革命的な影響を与えることになる。


1985年


9月

・アメリカ三軍における宇宙関連の部隊、機材を統合運用するため「アメリカ宇宙軍」が設立される。


1989年


11月

・東ドイツ政府の旅行及び国外移住の大幅な規制緩和の政令により、ベルリンの壁が崩壊する。


12月

・マルタ会談にてアメリカとソ連の首脳が冷戦終結を表明。


1991年


12月

・ソビエト連邦が正式に解散し、米ソ対立構造が消滅。ソ連の国際的地位の継承として「ロシア連邦」が成立。


1992年


9月

・カンボジアに自衛隊初のPKO派遣が行われ、表向きは非武装ではあったがモビルパイロッド部隊も一部派遣される。


1998年


11月

・国際宇宙ステーション建設を目的とするモジュールの打ち上げが始まる。


2000年


10月

・国際宇宙ステーションで第一次長期滞在チームが活動を開始する。


2001年


9月

・ワールドトレードセンターに2機の飛行機が激突し、ペンタゴンとホワイトハウスが民間用から軍用に違法改造した複数のモビルパイロッドによって襲撃される「アメリカ同時多発テロ事件」が発生する。このテロ事件を受けて世界的に民間用モビルパイロッドの運用管理を見直す機運が高まる。


・民間用モビルパイロッドの平和的利用を促進するとともに、平和的利用から軍事的利用に転用されることを防止することを目的とする「国際モビルパイロッド監査機関:IMPAA」が設立される。


2003年


3月

・中国が月探査計画として「嫦娥計画」を開始する。


2008年


2月

・中国とロシアが共同でジュネーブ軍縮会議に「宇宙空間における兵器配置、宇宙空間の物体に対する武力行使または武力行使の威嚇を防止する条約」の草案を提出し、衛星攻撃兵器の実験を自粛する方向に転じる。


2011年


9月

・中国の軌道上実験モジュール「天宮1号」が打ち上げられる。


2017年


12月

・アメリカ大統領が「宇宙政策指令第1号」に署名し、「アルテミス計画」の構想が提唱される。


2019年


6月

・インド連邦内閣がBASの第1モジュール「BAS-01」の建設と開発を正式に承認。「インド宇宙研究機関:ISRO」が主導する宇宙ステーション計画が本格的に始動する。


2020年


3月

・新型コロナウイルスによるパンデミックが起こる。


10月

・月や火星などの宇宙探査や宇宙利用に関する基本原則を定めた「アルテミス合意」にアメリカ、オーストラリア、カナダ、日本、ルクセンブルク、イタリア、イギリス、アラブ首長国連邦などが署名する。


11月

・中国が「嫦娥5号」を打ち上げ、「嵐の大洋」からサンプルを回収する。


2021年


3月

・中国国家航天局とロシア連邦宇宙局が月面基地「国際月面研究ステーション:ILRS」を共同で建設することを発表し、双方の責任者が覚書に署名する。


4月

・「中国宇宙ステーション:CSS」の建設が始まる。


6月

・中国が打ち上げた「神舟12号」が「天和コアモジュール」にドッキングし、中国宇宙ステーションにおける初めての有人滞在となる。


2022年


2月

・ロシアがウクライナに侵攻を開始したことで「ロシア・ウクライナ戦争」が始まる。


11月

・中国宇宙ステーションの建設が完了する。


・無人飛行試験として「アルテミスⅠ」が打ち上げられ、月面での持続的な駐留を目的とするアルテミス計画が始動する。


・大規模言語モデルの登場により、第四次AIブームが起こる。


2023年


4月

・インドの人口数が世界一位になる。


7月

・インドが「チャンドラヤーン3号」を打ち上げ、8月に月の南極付近にあるマンチヌス・クレーターの南東部に世界で初めて降り立つ。


8月

・ロシア軍のモビルパイロッドが安価なドローンの自爆攻撃によって破壊されたことが確認される。ドローンが戦車やモビルパイロッドの天敵となったことを世界に強く認識させた出来事となる。


2025年


11月

・ウクライナに供与されたアメリカの無人モビルパイロッド「MPU-4」(無人を意味するUnmannedの頭文字を末尾に加える)が史上初となる有人モビルパイロッドを単独で撃破。


2026年


2月

・アメリカがイランの最高指導者を暗殺し、「イラン・アメリカ戦争」が勃発。


3月

・月面基地建設を優先することから、「月軌道プラットフォームゲートウェイ」の建設が一時停止する。


4月

・「アルテミスII」が打ち上げられ、アルテミス計画における初の有人ミッションとなる。アポロ計画以来の約45年ぶりとなる有人月周回飛行の成功、人類最遠到達距離を更新する。


・米中宇宙開発競争が本格的になる。


2028年


6月

・「アルテミスIV」が打ち上げられ、アルテミス計画における初の有人月面着陸に成功する。


7月

・世界初の「商業用宇宙ステーション」の運用をケロッグ・ラスト・コンストラクターズ社が始める。


11月

・「アルテミスV」が打ち上げられ、月の南極付近にあるシャクルトン・クレーター周辺に月面基地の建設を開始し、本格的な居住モジュールや電力システムの輸送が始まる。


2029年


1月

・中国が「嫦娥8号」を打ち上げ、月の南極付近にあるリマエボーデ周辺に月面基地の建設を開始。


9月

・月面基地建設用にケロッグ・ラスト・コンストラクターズ社が開発した「MPI-369/S」がモビルパイロッド史上初めて宇宙空間での活動を行う。月面基地作業効率が格段に向上する。


2030年


5月

・中国が4隻目の空母を就役させ、世界で3番目の原子力空母保有国となる。


10月

・月面基地「アルテミス・ベースキャンプ」が初期完成。


12月

・月面基地「国際月面研究ステーション」が初期完成。


2031年


3月

・「アルテミスVI」が打ち上げられ、アルテミス・ベースキャンプに第一次長期滞在チームが到着。


4月

・中国が「長征10号」を打ち上げ、国際月面研究ステーションに第一次長期滞在チームが到着。


2032年


3月

・国際宇宙ステーションの運用が終了する。


6月

・ドローンの波状攻撃に対応するため空中戦にも特化した空軍初となる「MPAF-1」(空軍を意味するAir Forceの頭文字を末尾に加える)がアメリカと日本の共同で開発される。月面基地での研究ノウハウが活かされた史上初となる可変型モビルパイロッドで「Thunderbird Piloted:サンダーバードパイロッド」の愛称で呼ばれる。


2034年


9月

・中国が9隻目の空母を就役させる。


10月

・中国が中華人民共和国建国85周年を祝う軍事パレードで祖国の完全統一を掲げ、台湾への軍事侵攻開始を宣言する。


・人民解放軍が台湾上陸に伴い尖閣諸島をはじめとする南西諸島を占領し、台湾海峡やバシー海峡などを海上封鎖する。これに対して日本政府は武力攻撃事態と認定し、自衛隊に防衛出動を発令。日米同盟を基軸に米軍と自衛隊が共同で南西諸島及び台湾に向けて出動する。


11月

・一部投降した自衛隊員が人民解放軍に「日本の自衛隊は軍隊に該当しないため、ジュネーブ条約が適用されない」という強引な論理に基づき虐殺されたことが判明。日本国内で憲法9条改正の声が高まる。


12月

・ロシア・ウクライナ戦争の影響で圧政を強いられていたロシア地方部の民衆と兵士により「12月革命」が起こる。ウラジオストクを首都とする「シベリア極東連邦」が樹立されたことで、ロシア連邦が崩壊する。ロシア連邦の国際的地位の継承としてモスクワを中心とする「ロシア共和国」が成立。シベリア極東地域を失ったことで多くの天然資源を喪失し、ロシア共和国はロシア連邦時代に比べて国力が大きく低下する。


・台湾侵攻に乗じて中国共産党内部の反主流派が北京でクーデターを起こし、北京を中心に上海・南京までを支配領域とする「大中華国」が樹立される。中華人民共和国が保有していた約6割の核兵器の指揮権を大中華国が得る。


・台湾侵攻と大中華国の樹立によって人民元への信頼が失われ、資本逃避が加速。世界的な株価暴落を受けて「第二次世界金融危機」が起こる。


・内モンゴル自治区、新疆ウイグル自治区、チベット自治区、寧夏回族自治区、広西チワン族自治区、マカオ特別行政区、香港特別行政区が相次いで独立する。


・内モンゴル自治区と新疆ウイグル自治区にあった中華人民共和国の核兵器が一部引き継がれる。


2035年


1月

・党内部のクーデターにより混乱に陥った中華人民共和国は台湾から人民解放軍を撤退させ、重慶に臨時政府を置き体制を立て直す。しかし、国力は以前よりも大幅に低下する。


・台湾の台北市で中華民国が中華人民共和国からの侵攻に対する勝利宣言をし、国際社会に国家としての承認を訴える。これにより、中国は「大中華国」、「中華人民共和国」、「中華民国」から成る三つ巴の「中華三国時代」に突入する。


2月

・大中華国とシベリア極東連邦の間で「大中華シベリア相互防衛条約」による軍事同盟が結ばれる。


・ウクライナが大規模反攻作戦を開始し、ロシア・ウクライナ戦争以前の状況まで戦線を押し上げる。


3月

・アメリカの仲介でイスタンブールにて和平会議が行われ、ロシア・ウクライナ戦争が終結する。


5月

・樺太で日本がシベリア極東連邦に北方領土返還交渉が行ったが、交渉は決裂する。


8月

・イランや台湾での戦争により疲弊したアメリカ国内で新たなモンロー主義の主張が高まる。また、アジア地域の情勢が一変したこともあり、アメリカ政府はアジア地域からの米軍撤収を決定。事実上の日米安保の破棄となる。


11月

・インドの宇宙ステーション「バーラティヤ・アンタリクシャ・ステーション」が完成する。


12月

・昨年の人民解放軍による自衛隊員の虐殺と米軍が日本本土からも撤退することを受け、日本で憲法9条の一部改正が行われる。これにより、自衛隊が正式な軍と認定され「自衛軍」が創設される。


・日本政府に対して憲法改正による再軍備をシベリア極東連邦、大中華国、中華人民共和国、朝鮮民国などが非難する。一方で、中華民国やアメリカをはじめとする欧州各国は支持を表明。


2036年


4月

・長江を境に対峙していた大中華国と中華人民共和国の間で「長江事変」が発生し、大規模な軍事衝突が起こる。これを機に「大中華共和戦争」に突入する。両軍とも最新型AIを搭載した完全自立型の無人モビルパイロッドを数多く投入し、無人部隊と有人部隊による本格的なハイブリッド戦が行われ、新たな戦争の形となる。


6月

・シベリア極東連邦が大中華国に特殊第8軍団を派兵する。


7月

・大中華国が湖北省付近まで戦線を押し上げるが、その後は膠着状態となる。


10月

・不安定化するアジア情勢を背景に、アメリカ、日本、中華民国、オーストラリア、カナダの間で「環太平洋防衛同盟:TPDA」が結ばれる。


2038年


5月

・月軌道プラットフォームゲートウェイの建設が再開する。


6月

・アルテミス・ベースキャンプから出発した採掘チームがシャクルトン・クレーター縁の永久日照地域で「ヘリウム3」の採掘に成功。


2040年


9月

・月軌道プラットフォームゲートウェイが完成し、火星探査への足掛かりとなる。また、月の玄関口としての役割も担う。


・リマエボーデ周辺で中華人民共和国の採掘チームがヘリウム3の採掘に成功する。


12月

・シベリア極東連邦が独自の宇宙ステーションとして「ボストーク軌道ステーション:VOS」の建設を開始し、宇宙領域への影響力を急速に高める。


2041年


6月

・ITERで核融合発電の実用化に成功する。


11月

・大中華国とシベリア極東連邦の共同研究チームが核融合発電の実証実験に成功。


2042年


8月

・地球低軌道プラットフォームゲートウェイが完成し、地球への玄関口となる。


10月

・インドのGDPがアメリカを追い抜き、世界一位となる。


2044年


3月

・ボストーク軌道ステーションの建設が完了する。


・ロシア共和国がEU加盟を表明したことで、一部EU諸国で抗議運動が起こる。


11月

・世界各国で月面開発優先のため火星探査計画が見送られる。


2047年


2月

・打ち上げられたモビルパイロッドに搭乗していた大中華国の工作員が中国宇宙ステーションを乗っ取る「天和事件」が起こる。


3月

・中国宇宙ステーションを前線基地とした無人モビルパイロッド部隊が中華人民共和国が運用する需要度の高い衛星を中心に、衛星を大気圏に突入させることで破壊する。従来の衛星破壊とは違い、スペースデブリの発生が少ないことから宇宙空間におけるモビルパイロッドの軍事的な有用性が示される。また、これによって中華人民共和国の指揮系統は崩壊し、戦線を保てなくなる。


・上海で「中華人民併合条約」が調印され、大中華国が中華人民共和国と独立していた各自治区、特別行政区を併合。中華人民共和国が消滅し、中華三国時代が終焉する。


・中華人民共和国の主導によって建設された国際月面研究ステーションは大中華国に引き継がれ、宇宙領域で影響力を持つ主要な国の一つとなる。


4月

・国連総会で大中華国が中華人民共和国が持っていた常任理所国の権限継承を提起したが、過半数に至らず否決される。


8月

・中華人民共和国の消滅とロシア共和国(旧ロシア連邦)、アメリカ合衆国の国力衰退を受けて新たにインド、ドイツ、日本が国連の常任理事国に加わる。


11月

・中華民国の国連への加盟が認められ、国家として承認される。


・ロシア共和国がEUに加盟する。


2048年


1月

・自国の衛星防衛を目的として宇宙空間での運用に特化したモビルパイロッド「MPSF-1」(宇宙軍を意味するSpace Forceの頭文字を末尾に加える)がアメリカ宇宙軍に配備され、「Aegis Piloted:アイギスパイロッド」の愛称で呼ばれる。同様に諸外国でも宇宙空間におけるモビルパイロッドの軍事運用が進められる。


6月

・宇宙領域での影響力をより強固にするため、JAXAが日本単独による「日本宇宙ステーション:JSS」の建設を開始。


2051年


8月

・日本宇宙ステーションが完成し、モビルパイロッドの開発ドッグが併設される。


11月

・インドが月の南極付近にあるシャクルトン・クレーター周辺に月面基地を建設する。


2052年


5月

・シベリア極東連邦が月の南極付近にあるリマエボーデ周辺に月面基地を建設する。これにより、宇宙領域における主要四か国が月面基地を保持。中でもアメリカ主導で建設されたアルテミス・ベースキャンプが最大規模を誇る。


2055年


2月

・NASAを中心とした採掘チームが「静かの海」にてヘリウム3の本格的な採掘を開始する。これに伴い、周辺に大規模な工場が建設され、後の「アルテミス工業地帯」に繋がる。


12月

・見送られていた火星探査計画が再始動し、アルテミス計画で得た知見を活かして2060年代後半の有人火星着陸を目標とする「アレス計画」が発表される。


2058年


10月

・大中華国の採掘チームが「嵐の大洋」にてヘリウム3の採掘を試みるが、採掘量が計画の目標値に達することができず不調に終わる。


2059年


1月

・シベリア極東連邦の採掘チームも大中華国と同様の結果となり、ヘリウム3の採掘に難航する。


2062年


8月

・大中華国が宇宙条約違反を根拠に「静かの海」でのヘリウム3採掘権を要求。これに対してアメリカや欧州、インド、日本は根拠不十分として要求を拒否する。


2063年


3月

・大中華国が採掘権要求拒否の報復として、各国の主要衛星に無人モビルパイロッド部隊を侵攻させる「第一次衛星紛争」が起こる。衛星防衛用に配備されていた各国の無人モビルパイロッド部隊がこれに対応し、史上初となる宇宙空間でのモビルパイロッド同士の戦闘が行われる。


9月

・シベリア極東連邦の仲介により第一次衛星紛争が収束。各国は主要衛星の約3割を失い、一時的に衛星網が低下する。大中華国は過去に無人モビルパイロッドによる衛星破壊を実行していたこともあり、実戦運用による経験の差から各国は押し負けた形となる。


2066年


4月

・月面での建設ラッシュによる「月面バブル」が発生。月面での経済活動が地球での経済活動と同等かそれを上回るような国も現れ始める。


2071年


6月

・月面バブル崩壊の影響から、大中華国が再び「静かの海」におけるヘリウム3採掘権の要求を主張して無人モビルパイロッド部隊を各国の主要衛星に侵攻させる「第二次衛星紛争」が起こる。第一次衛星紛争の経験から各国はこれに迅速に対応し、大中華国は十分な戦果を得られず二週間という短い期間で紛争は終結する。戦闘は無人機のみで行われたため、一連の紛争による死傷者は公的な記録としては「なし」とされた。


・月面バブル崩壊により一時世界の株価は暴落したが、すぐに回復したことで恐慌とはならずに「月面バブル危機」の形で収まる。


2074年


7月

・アレス計画の一環として月軌道プラットフォームゲートウェイから出発した有人火星探査船「ヘルメス12号」が人類初の火星着陸を成功させる。


2077年


8月

・太陽フレアの異常な活発化により、通信や電力インフラ、衛星、無人機、AIなどが常時壊滅的な影響を受けることになり電波社会は破綻する。特に宇宙空間における影響は甚大であり、宇宙ステーションや月面基地では早急に中性点接地抵抗器などによる電力インフラ保護の対策が取られた。一方で通信は有線か基地局を介した近距離の通信のみの可能となり、無人機や自立型AIなどの使用は不可能となった。月面と地球との通信は月軌道プラットフォームゲートウェイと極一部機能していた衛星を中継地点として、かろうじて保たれる。


・太陽フレアの影響で経済活動が完全に停止したことで「第二次世界恐慌」が起こる。世界中が混乱状態に陥り、国家機能が麻痺する。


・火星探査計画が事実上、永久停止される。


9月

・現存していたほぼ全ての無人機が使用不可能となり、膨大な数の無人機を利用して成り立っていた月面基地や工場は重大な労働力不足に陥る。


・衛星防衛の無人モビルパイロッドなど、軍事目的で使用されていた無人機の使用不能による戦力の空洞化が発生。また、通信やレーダーの使用が困難となり有視界戦闘を強いられることから、世界各国は有人兵器の増強に舵を切る。


10月

・経済活動が一部再開し、国家機能が徐々に回復。


・月面の労働力不足改善のため、月面基地を有する各国で「月面復興移民計画」が開始。


12月

・月面復興移民の第一陣が到着。これまで無人機で行われていた作業が移民労働者に引き継がれる。移民労働者の多くは第二次世界恐慌で職を失った生活困難者であった。


2080年


6月

・月面の労働力不足は改善されるが、月面復興移民により月面人口が爆発的に増加する。


2082年


1月

・レーザー通信技術の確立により、地球や月面、衛星、宇宙ステーションなど重要拠点における安定した通信網が完成する。


2085年


3月

・大中華国からの大規模な援助を受けて、ベトナム、ラオス、カンボジア、タイ、ミャンマーがそれぞれ月面基地をリマエボーデ周辺に建設。


10月

・大中華国が宇宙の中心であり、その文化・思想が神聖なものであると自負する「太一思想」が大中華国で勃興する。


2088年


7月

・大中華国が国の一部中枢機関を国際月面研究ステーションに移す。


8月

・ベトナム、ラオス、カンボジア、タイ、ミャンマーが大中華国への統合を表明し、大中華国を中心とした「泰一中央連省」が誕生する。


2090年


2月

・泰一中央連省が「静かの海」におけるヘリウム3採掘権獲得のためにアルテミス工業地帯をモビルパイロッドで奇襲攻撃する「アルテミス月面紛争」が起こる。実質的な第二次世界大戦以来の有視界戦闘であり、月面で人類が初めて行った戦闘行為となる。また、宇宙空間における史上初の人が搭乗したモビルパイロッド同士の戦闘が行われる。


4月

・有人兵器の不足とアルテミス工業地帯の被害拡大を恐れ、アメリカが泰一中央連省に「静かの海」でのヘリウム3採掘権を一部認めることで紛争終結を図る。


2092年


12月

・宇宙領域での経済活動をより活発化するため、「ケロッグ・ラスト・スペースコンストラクターズ社」の主導によって「宇宙産業連盟:SIF」が設立される。


2096年


5月

・商業用宇宙ステーションの大規模な拡大や太陽フレアの影響で地球から多くの移民を受け入れたことから、宇宙産業連盟が商業用宇宙ステーションを「商業用宇宙コロニー」へ改編する。


2099年


6月

・月面と地球との間に経済格差が存在しているという「シスルナ問題」が国連総会で指摘される。


2101年


11月

・アメリカからの月面復興移民者で形成されたアルテミス・ベースキャンプの一部モジュールで、アルテミス月面紛争の戦費負担のための課税や政治的抑圧に反発した人々が自治権を求める「レゴリス独立運動」を起こす。


12月

・レゴリス独立運動に共鳴した他国からの月面復興移民者が合流したことで独立運動が活発化する。


2102年


4月

・活発化したシャクルトン独立運動を鎮静化させるため、アメリカ政府は本国から軍を派遣。それにより独立運動は下火になる。


2106年


1月

・レゴリス独立を掲げる過激派集団が「月軌道プラットフォームゲートウェイ爆破テロ事件」を起こす。月軌道プラットフォームゲートウェイは崩壊し、一時的に月面と地球との通信が途絶える。


・アメリカ政府はアルテミス・ベースキャンプを含めたアメリカ全土に戒厳令を敷く。地球や月面に向かう全ての輸送船を差し止め臨検する。月面から泰一中央連省に向かう輸送船でテロの主犯格を拘束。泰一中央連省はテロの関与を全面的に否定する。


3月

・戒厳令は解除されるが、アルテミス・ベースキャンプにアメリカ宇宙軍の基地が置かれる。一部の諸外国からは宇宙条約違反の可能性があるとして、懸念の声が上がる。


2107年


8月

・リマエボーデ周辺で新たに建設された月面基地で「レゴリス連合共和国」の建国が宣言されるも、国際社会からは国家としての承認は得られずに終わる。


・アメリカはレゴリス建国宣言に泰一中央連省の関与を疑うが、決定的な証拠を掴めずに具体的な措置は取らなかった。


2111年


2月

・月軌道プラットフォームゲートウェイが再建される。再建には泰一中央連省からの巨額の資金提供が介在していた。


2117年


9月

・日本の神奈川県横浜市金沢区で地中から太平洋戦争末期に開発されたと思われる新型の機動搭乗機の胴体が発見される。


2120年


3月

・レゴリス連合共和国と泰一中央連省が共同声明を発表し、国交を結ぶ。


7月

・レゴリス連合共和国と泰一中央連省が相互防衛条約を締結。国連の常任理事国は遺憾の意を示すが、泰一中央連省はこれを黙殺する。


2124年


11月

・泰一中央連省が極秘で国際月面研究ステーションの地下に核施設を建設し、戦術核が配備される。


2125年


1月

・泰一中央連省がアメリカ、EU、カナダ、日本、中華民国、オーストラリアに宣戦布告し、「シスルナ大戦」が始まる。


・泰一中央連省の爆撃船から戦術核が投下され、アルテミス・ベースキャンプのアメリカ宇宙軍基地が消失する。


・月軌道プラットフォームゲートウェイを泰一中央連省の特殊部隊がバックドアを利用してメインシステムをハッキング後に占拠する。月と地球の玄関口を抑えられたことで、各国の月面基地は孤立無援状態となる。


・アルテミス工業地帯が泰一中央連省のモビルパイロッド部隊の攻撃を受けて占領される。


・レゴリス連合共和国がアメリカに宣戦布告する。


・泰一中央連省から宣戦布告を受けた各国は月面基地にいる自国民を実質的な人質として取られていることに加え、アルテミス工業地帯を占領されたことで宇宙空間における運用可能なモビルパイロッドが不足。これらの要因から身動きが取れず、外交ルートからの事態解決に奔走する。


2月

・環太平洋防衛同盟にEUが加盟し、「環大西洋・太平洋条約機構:TAPTO」が設立。即座に泰一中央連省とレゴリス連合共和国に対して集団的自衛権が発動され、泰一中央連省本国への貿易封鎖と月面からの輸送船を拿捕又は撃沈する。


4月

・アメリカが占拠された月軌道プラットフォームゲートウェイの代替えゲートウェイ建設を試みるが、泰一中央連省とレゴリス連合共和国のモビルパイロッド部隊の妨害を受け失敗。


7月

・宇宙産業連盟にアメリカが商業用宇宙コロニーでの宇宙空間運用型モビルパイロッドの大量生産を打診するが、永世中立を理由に拒否される。


・TAPTO各国は地球と地球低軌道プラットフォームゲートウェイを主軸に宇宙空間運用型モビルパイロッド生産体制に移行。


10月

・地球低軌道プラットフォームゲートウェイが泰一中央連省とレゴリス連合共和国のモビルパイロッド部隊からの攻撃で全体の17%損傷し、モビルパイロッド生産能力が低下する。同時にTAPTOに残存していた宇宙空間運用型モビルパイロッド部隊が壊滅的な被害を受け、制天権を失う。


2126年


3月

・戦局打開のため、泰一中央連省の国際月面研究ステーション地下にある核施設破壊を目的とした「神の杖作戦」がアメリカ宇宙軍で内密に進められる。


5月

・宇宙産業連盟が仲介役となり、TAPTOと泰一中央連省の間で月面基地に物資を輸送するための中継地点として月軌道に簡易的なプラットフォームゲートウェイの建設を許可する「アルテミス協定」が結ばれる。


11月

・アルテミス協定で許可された簡易プラットフォームゲートウェイ「アルテミスゲート」が完成する。無援状態にあったTAPTO各国の月面基地はある程度危機を脱したが、依然として泰一中央連省の支配下におかれる。


2127年


6月

・アルテミスゲートに補給物資に偽装した新型の地中貫通爆弾と射出装置が搬入される。


10月

・アメリカ宇宙軍が神の杖作戦を発動し、アルテミスゲートから射出された新型の地中貫通爆弾が泰一中央連省の核施設を破壊。月面における最大の脅威を排除したことから、地球ではTAPTO各国が泰一中央連省本国への軍事侵攻を開始する。


11月

・本国への軍事侵攻を受けて泰一中央連省はアルテミス・ベースキャンプへモビルパイロッド部隊を侵攻させる。


・僅かに増強されたモビルパイロッド部隊を編成した「アルテミス臨時防衛隊」がアルテミスゲートから配備され、アムンゼン・リムからヘイワース・クレーターを線上で結んだ地点を最終防衛ラインとして泰一中央連省からの侵攻をかろうじて食い止める。


12月

・地上兵器の保有総量はTAPTO側の方が多く、地球での戦況はTAPTO優位に進む。一方で、泰一中央連省本国は徐々に戦線を押される形となり、本国救援のため地球降下作戦を開始。泰一中央連省、アメリカ、日本、中華民国、オーストラリア、スペイン、イギリス、ドイツにモビルパイロッド部隊を主力とする「泰一地球方面軍」が降下する。


・泰一地球方面軍による本土侵攻を受けて、日本は秘密裏に日本宇宙ステーションで開発を進めていた「XMP-0」を緊急降下させる。2117年に発見された機動搭乗機の胴体をベースに開発され、史上初の陸、海、空、宇に対応した汎用性モビルパイロッドとなる。漆黒の機体色と取り付けられた高機動制御エンジンが3本目の足のように見えたことから「Yatagarasu Piloted:ヤタガラスパイロッド」の愛称が付く。


――後にその見た目から「黒い死神」と呼ばれ、敵味方問わず畏怖される機体となる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ