葬式
俺の名前は三浦悠人。田舎出身で今は都会に住んでいる。ある日、田舎の実家から電話がかかってきたなんでも村一番の高齢だった祖父が亡くなったというのだ。祖父は俺が幼い頃からいつも俺の面倒をみてくれていて、俺はそんな祖父が大好きだった。そんな祖父も祖母が亡くなってからどんどん元気をなくしていった。祖父は村の中でも慕われており、葬式には俺を含め、たくさんの人が参列した。そして祖父の葬式が始まった。みんなが涙をながしており、俺も気づくと自然に涙が流れていた。そして棺桶の中にいる祖父にあいに行くと棺桶の中には誰もいなかった。驚いていると祖父の遺影はいつのまにか俺の写真に変わっており
後ろから母が声をかけてきた
「悠人、わしは1人であの世に行くのが不安なんじゃ、頼むからついてきてくれ、あの世にはばあさんがいるから何も怖くない」
それは明らかに祖父の声だった。おどろいていると参列者が俺を無理やり棺桶の中に入れ、喪主である父がこういった「じいちゃんとばあちゃんはおまえがいないと寂しいんだ。じいちゃんに世話になったお礼をしてやれ」
俺は気づいた。祖父と祖母は最初から自分たちが死んだ時に連れて行く相手に俺を選び、可愛がっていたんだと、そして棺桶の蓋が静かに閉じた




