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馬鹿野郎供の異世界奮闘記  作者: 眼鏡ヒゲ
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第6話 馬鹿野郎供、1人旅立つ

ーーーーーーーーーー

神聖ルブルム帝国 神殿内客室

ーーーーーーーーーー


「と言うわけで出掛けてくるわ。」

「どこ行くんや?エロい所?」

「残念やけど、この街にエロい所はありません!」


そういやこいつ、こっち来てすぐ探してたな。

まぁ、それはいいとして

「ほんで結局どこ行くの?」

「小麦探しに行くんや。

この前グダグダになってもうたけど、目的はそこやからな。」


あぁ、まだ諦めてなかったのか。


「探しにいくって言うても、目処は立ってんのかよ?」


お、珍しく信耶がまともな事を言ってる。


「まぁな。この前の店で聞いたやろ?

北に3~4日ほど行ったところに珍しい穀物があるって。

詳しく聞いたらサージェルって国があるらしくてな。そこに行こうと思てる。」


貴也の話によると、サージェルはルブルム帝国の国境を越えてすぐにある小国との事。

サージェルは穀倉地帯として有名で、周辺国と同盟を結んでおり安全との事だった。


「まぁ、サクッと行って仕入れて帰ってくるわ。

お土産買うてくるから、大人しく待っとけよ。」


「何や?1人で行くんか?」

「別に俺らもついて行くで?」

「何言うてんなや?お前らまだスキルも何も発動してへんやんけ。無能力者は外に出れへんぞ?」


「あー、そういやそんな決まりあったなぁ。」


信耶が思い出したように言う。

そうなのだ。

このルブルム帝国では、スキルが発動していない人間は国の外に出られないという決まりがある。

外には当然魔物や山賊などが存在する。

自分の身を守る術を持たない人間は、無駄死になる為外に出してもらえないのだ。

勿論、護衛などを雇っていれば別だが。


「まぁ、それならしゃあないな。

気をつけて行ってこいよ。絶対に小麦粉は仕入れてこい。」


信耶は小麦粉が手に入ればいいようで、貴也に任せるつもりのようだ。


「つってもお前らも屋台の用意しとけよ。

帰ってきたらすぐうごけるようにな。」

「おう、まかしとけ。」

「ほな、行ってくるわ。」

「「うーい。気をつけてー。」」


無事に小麦が見つかればいいな。


「さて…貴也も出てったし、今日は何する?

俺は屋台の準備するから、そのあたりの店探してくるけど。」


どうしようかな。1人でいても暇やし。


「信弥と一緒に行くわ。ここいても暇やし。」

「ん。ほな行くか。

とりあえず表通りの商店回ろか。」


「あいよ。」


今日もいい天気だ。

貴也が帰ってくるまで、何して遊ぶかな。


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