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とある少女がネトゲをやりまくった件(くだり)  作者: 葉月 優奈
七話:とある少女が釣りに挑戦した件
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~~デモニース・グラ・ホール~~


ここは文明レベルの低いオーガの国だ。

いきなり最奥の穴に僕らが来ていた。

周りの人間は、相変わらず廃人が集まる。

装備はめちゃくちゃ豪華な猛者の集団の中に、僕が紛れていた。


この前来た時は、レッドドレイクに瞬殺された僕。

しかし、廃人たちがつくるブンデスグルペの強さは桁外れに強い。

弱体をうっているうちに、レッドドレイクの体力が半分ぐらいまで減っていた。


「こいつで、トドメっ」

誰かの魔法が決まると、レッドドレイクはそのまま地面にひれ伏せた。

ほぼ完勝だ、ロゼの両手槍が倒れたレッドドレイクを貫く。


「おしっ、倒した!」

「十五連勝」

口々に勝利を確信して言葉を漏らす、廃人プレイヤー。

そんな僕たちの目の前には、立派な宝箱が出てきた。

さすがにウルトラモンスターになると、見たことない色の宝箱が出るな。


「今度こそ出るといいね」

「『火竜鱗』狙いよ、絶対に出てっ!」

レッドドレイクのあたりは『火竜鱗』だ。デモゴルゴン装備に必要だ。

これが当たると、総額二億ゴルダ。つまり、一人1000万ゴルダを手に入れる。

金を稼ぐにはこれを狙うしかない。

ロゼの考えだけど、金を貯めて交渉のテーブルにつく作戦だ。


「ドキドキ」

疾風艦隊(シュタイフェ)の盗賊が慎重に罠を解除した。

そしてようやく宝箱を開く。ログにアイテムの名前が出てきた。


「あ~あ」

一気に興奮が、ガッカリに変わった瞬間だ。

そのまま僕らはエリア移動した。



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