22話 暴食のシャーベ戦②
初めて書いてみたのですが気ままに書きます。
作るの遅れました。
そろそろ逃げるのが難しくなってきたころ。
「そろそろだな!「エアストリーム」!「ファイアランス」!」
もちろん「ファイアランス」で倒すわけじゃない。
「粉塵燃焼って怖いな!」
撒き散らしておいたポイズンバタフライの鱗粉。この鱗粉は燃焼性と一部の場所にとどまりやすい特性がある。それを大量に集めておいてある。
「またな~!」
状況を一回知りたい。これはあくまでも戦略的撤退だ。
「撤退完了!」
戦線は前衛の人たちが武器で必死に食い止めているが武器はどんどん削れている。その後ろで後衛が援護をしている。武器に関しては安いのを大量にそろえているのでまだまだもつだろう。
「戦線はどうなっていますか?ギルドマスター」
「トリガーか、あと4時間は耐えられるだろう。殲滅は順調か?」
「僕の場合ソロなので早めに帰ってきましたけど。「神風」の人たちは順調に殲滅。「炎の息吹」の人たちはそろそろ帰ってくるかもですね」
いまだ竜巻が暴食のシャーベを蹂躙している。多分もうあのパーティーは暴食のシャーベを3分の1以上殺しているだろう。
「それなら、イレギュラーが来ない限り大丈夫そうだな」
「ギルドマスター、それフラグです」
「?フラグとはなんだ」
「世界の不思議です」
「????????????」
ギルドマスターがフラグ立てちゃったよ。
「うわぁあああ⁉」
「なんだ!」
「特殊個体が出てきました!」
「特殊個体だと!」
この世界では変異種、希少種、亜種を特殊個体とひとまとめで言っている。何の特殊個体だ?
「スパイダークイーンだ!」
スパイダークイーンの特殊個体はここら辺には狂乱のスパイダークイーンしかいないな。
狂乱のスパイダークイーンは本能のリミッターを超えてスパイダージュニアを生み出したり、死を恐れずに自ら相手を襲ったりする。そしてスパイダージュニアも死を恐れない。強さとしてはBランク中位くらいである。スパイダークイーンのように眷属か子供を配下とするのは、それを殺しても経験値にはならない。
「トリガー対処できるか?」
「もちのろんです!」
狂乱のスパイダークイーンはステータスはタンク型、スキルは支援型という少しいびつなステータスであるが、「防護結界」を覚えている。けれど 電磁砲の障害物貫通弾なら貫通はできる。
「いってきますねー」
「いたいた!」
狂乱のスパイダークイーンは前線から少し離れたくらいの位置にいる。このままだと前線に乱入するだろう。
「「搬出」名刺代わりだ!受け取れ!」
まずは通常弾で注意を引く。
『ギチチチチ』
「「搬出」」
そして障害物貫通弾で攻撃する。
『ギ…⁉ギギギギ!』
「防御結界」を貫通してダメージを与える。狂乱のスパイダークイーンから見たら絶対の防御であるはずの「防御結界」を貫通させられて動揺しているはずだ。
「「搬出」「搬出」「搬出」「搬出」「搬出」「搬…」
次は大量に余ってる通常弾で追撃する。
『ギイ…ギ…ギィ…』
「あれ?」
死にかけてるはずなのに、まだまだ元気そうだ。
「「共食い」か」
原因は禁忌とも呼ばれる「共食い」のスキル。効果は同じ種族を食べた時のデバフをなくし、逆にプラスにできるのだ。
「けどそれ、隙が大きいんだよね「三日月」!」
『ギ⁉』
「素材をか⁉喰われちゃった!」
せっかく万能素材である虫系の素材がゲットできそうだったが、暴食のシャーベがまとわりついて一瞬で消えた。
「コノヤロー!ぶっ殺してやる!「搬出」「搬出」「搬…」
八つ当たりに炸裂弾で蹂躙しておこう。
「…出」「水魔法」「搬出」「搬出」「水魔法」「搬…」」
「スチームボム」と炸裂弾で倒していく。近づかれたら。
「「三連突」!」
剣で潰す。
「「マジックミサイル」!」
数が多いなら手数を増やす。
「「搬出」」
少しづつお腹が気持ち悪くなってきたかも。
「「縦横無尽」「魔力解放」!」
一応常に飛行しているから、結構楽しくもあるのだ。
「手ごたえがあるのはいないのか?」
独り言をしゃべりながらとにかく切りまくる。
「いたとしても「神風」の人たちが率先して倒してそうだしな」
暴食のシャーベの今のところ発見できた進化個体は暴食のレッドシャーベ、暴食のブラックシャーベなどで少し硬いか?少し速いか?くらいしか違いがない。奥にはきっと暴食のクイーンシャーベか、暴食のキングシャーベ、暴食のナイトシャーベがいるだろう。今の僕でもナイトなら戦える。まぁ、来ない方がうれしいけど。
「なんだ?」
なぜか暴食のシャーベが一か所に集まっている。
「⁉」
危険だと思い離れた後、それは人の姿を取り始め。
『ガァァァァ』
完成した。
「こんなの聞いたことないぞ。暴食のシャーベの進化個体がやったのか?」
暴食のシャーベ 一体化 LV60
HP200/600 MP50/50 SP6000/6000
ステータス
体力0
攻撃100
防御0
スタミナ100
スピード100
魔力量0
魔力0
スキル
「共食い」LV10/10「神加速」LV10/10「神速行動」LV20/20「体術」LV20/20「捕食」LV20/20「菌操作」LV1/10「一体化」LV1/1「自己再生」LV5/∞
魔法
「腐食」LV10/10
称号
「暴食」
「俺の一種の上位互換かよ。面白い!」
「菌操作」ほしいな。
長く書けたらいいな。
ポイズンバタフライは地方都市ユライドのダンジョンの4階層にいます。
「防護結界」は一応破ろうとしてもすぐ修復されるが、バンカーバスターはカバーで障害物を壊して、カバーに囲まれた本体が相手を攻撃する構造です。
「三日月」は「抜刀」の強化版です。「三連突」は「刺突」の強化バージョンを3回繰り返す技。「縦横無尽」は速度増加やノックバック軽減、攻撃力増加がMPがなくなるか解除するまで付与する。どれも「剣聖」の技。
「菌操作」は菌を操作できる。主な使い道は腐食系の魔法が扱いやすくなるだ。「体術」は格闘技などの行動に補正が入る。「捕食」は食べる行為に補正が入る。「暴食」は食べる行為に補正が入ったり、腹が膨れないので無限に食える、捕食対象が増える効果がある。
暴食のシャーベアグリゲートもスピード出し過ぎてダメージ受けるけど再生系の能力でごり押している。
「マジックエッジ」は外付けのカバーみたいなものなので劣化する。「魔力解放」は剣から出てくるので劣化しても補充される。




