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最強文豪-ただの作家に興味はない-  作者: 倉敷(クラシキ)
13/20

許されざる行動3




誰だ?もしかして、サギか?






もうすでに場所が割れていたのかと思うとゾッとして、体が震える。





しかしそこに居たのは背の低い少年と背の高い女。





こちらを見てニヤリと笑っている。








「あんたが貴生川だね?」






背の高い女がこちらを見ながらそう言った。





よく見ると黒い服を着ている。








「お前ら、サギの部下か」






そうだ、あいつは部下を従えている。


きっと自分ではなく部下に見つけてもらったのだろう。いいご身分だ。








「サギ?アイツの部下なわけがあるか!むしろその逆だよ」







背の低い少年がそう言い終わる前に、懐から何かを取り出した。






黒い、重い・・・








それは間違いなく、拳銃だった。








「なあカリシャ、こいつ殺してもいいんだよな?」







「ええ。貴生川を殺すこと。それが私達が授かった命令よ」








カリシャと言われた女は女で長い刀を抜き、こちらを向いて笑っている。







ヤバイ。コイツら、本物だ。





サギと同じ臭いがする二人組。





きっと裏社会の住人。








そして俺はここで殺される。






死体は間違いなくバラバラだろう。








本気の殺意を受けて俺は身動きが取れなくなり震える。







情けねえな。俺はここで死ぬのか。










パァン!








銃声が鳴り響いた。








「貴生川さん、大丈夫?」






幻聴か。サギの声が耳に響く。





目を開くとパタパタと赤い血が頬を伝い落ちた。しかし俺は無傷だった。









サギが俺を庇って撃たれたのだ。








「サギ!」






俺の足元でぐったりと項垂れるサギはかなり苦しそうにゼエゼエと息をする。






攻撃はサギの部下により静止され、敵は分が悪いと去っていった。






確かに俺は無傷だった。






しかし、俺の目の前に広がった光景は余りにも残酷で








胸が裂けそうな位の痛みが広がった。


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