↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
13/23

四国の儀

 織田信孝の訃報に接した信長は……。

織田信長「噂に真贋も見ずに暴挙に出たのは信孝であり丹羽。そのとばっちりを喰らったのが信澄。信澄が抵抗するのは当然の事であり、これを食い止めたのが光秀……仕方が無い。此度の件の責は信孝と丹羽にある。……致し方ない。そうなると四国を攻める事等出来ぬか……。」

津田信澄「申し訳御座いません。」

織田信長「謝る必要は無い。光秀。」

明智光秀「はっ!」

織田信長「四国の儀は其方に任せる。羽柴の合力は取り止めとする。」

明智光秀「はっ!」

織田信長「ただ四国は長宗我部の切り取り次第は認めぬ。阿波北部と讃岐は三好の物。これは変わらぬ。ただし……。」

 伊予は長宗我部に託す。

織田信長「狙いはわかっておるな?」

明智光秀「はい。必ずや説き伏せて見せます。」

織田信長「それが叶わぬ時はわかっておるな?」

明智光秀「責任を以て討ち果たします。」

織田信長「その時の総大将は信澄。其方になる。」

津田信澄「わかりました。」

織田信長「わしは猿の所へ向かう。京の処理頼んだぞ。」

明智光秀「わかりました。」


 石山を出る織田信長。

津田信澄「叔父上を如何為されます?」

明智光秀「我らにとってこれ以上の事は無い。信忠様信孝様そして丹羽が居らぬ以上、我らを訴え出る者は居ない。そして殿が居なくては織田はまとまらぬ。ここは泳がせるとする。」


 暫くして。

織田信長「おぉ蘭丸では無いか?」

森蘭丸「殿。探しましたよ。大変だったのでありますから。」

織田信長「混乱の中、よく脱出した。して坊丸と力丸は?」

森蘭丸「手分けして探していますので、今はばらばらであります。ただ集合場所は決めてありますのでそちらへ……。」


森蘭丸「ところで殿。石山で何をされていたのでありますか?」

織田信長「あぁあそこに光秀がおった。」

森蘭丸「えっ!?」

織田信長「信澄が信孝と丹羽に攻撃されていた所を助けたと言っておった。ただそこで……。」

森蘭丸「信孝様と丹羽様が……。」

織田信長「落ち度は向こうにある以上、責める事は出来ぬ。」

森蘭丸「光秀様は?」

織田信長「四国の事を任せた。」

森蘭丸「そうなりますと殿は羽柴様の所に……。」

織田信長「いや、そうはせぬ。」

森蘭丸「えっ!?羽柴様は今、毛利との戦いに苦しまれていると?」

織田信長「手柄を独り占めしないようにするための奴なりの配慮であろう。それよりも先にやらなければならない事がある。蘭丸。」

森蘭丸「……はい。」

織田信長「坊丸と力丸が合流したら……。」

 岐阜に向かう。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。