バルボア国
久しぶりになってしまいました〜m(._.)m
マイペースの更新ですみません
数日ゆっくりしたけどまた旅を再開して今は霊樹の森から南下してもうすぐバルボア国の国境に着く。
バルボア国は獣人族や亜人が多いと聞くから楽しみだ。モフモフパラダイスだったらどうしよう!触れないのが難点だけど見てるだけでも癒されるからいいか♪
「国境が見えて来たね」
「バルボアか…」
「大丈夫ヒルデ?」
ヒルデはバルボア国出身だから久しぶりの里帰りになるはずだけど、産まれた町からは忌子とされていた為にあまり良い思い出はないだろう。
「大丈夫だよ。でも…家族がいる街には寄りたくないかな」
「わかった!ちょっとルートを考えながら行こうね」
私は藍に乗りヒルデは今日はルイに乗っている。この国は騎獣も多いらしく街道を乗ってても平気だから移動が速く出来て旅も進みそう。目的の場所はバルボアの先エルフの国のクラーラの最南端…神霊の滝にいる神獣の白蛇様!
無事に国境を通り抜け、街道を通って1番最初の町が見えてきた…
「街だね…まだ時間は早いけど今日はこの街で泊まるのはどうかな?」
「良いと思う。ギルドで情報も仕入れたいしね」
「じゃあそうしよう!」
街の名前はオルトという名前で大きさはちょっと大きめで都市手前ぐらいの街だった。国境に近い事で人も集まるし物流も盛んだからここまで栄たんだろうな…
「中々活気があるね〜」
「獣人は大雑把な性格が多いから細かい事は気にしないからだと思うよ」
街はやはり獣人族が多く、犬族、狼族、猫族、兎族、熊族、鳥族等様々な獣人族に亜人と呼ばれる蜥蜴や蛇の鱗を持つ亜人や魚人や鬼人族もいて体の大きさや体格もそれぞれで見ていて面白い。
街に入る時に門番の人にギルドの場所を聞いておいたのでとりあえずギルドを目指していると、一際大きくしっかりとした作りの建物があり目的の場所に着いた。
「ギルドに寄るけど藍とルイはどうする?一旦戻る?」
「む、邪魔でないなら中に入りたい」
「できれば自分もギルドという物を見てみたい」
藍とルイが其々行きたいと言うのでちょっと大きくて迷惑かもしれないけど変な人に声をかけられなくていいから一緒に入る事にした。
中に入るとやっぱり大型騎獣を2匹も連れているからかギルド中の視線を集めた気がする。時間的にも混んでない時間だからというのもあるのかな?
「こんにちは」
空いてるカウンターがあったので声をかける
「いらっしゃいませ、当ギルドへようこそ。本日はどのようなご利用ですか?」
ニコニコとした兎族と思われるお姉さんが受付をしてくれた
「旅の途中なんですけど、この国の事を知りたいのと、素材の買取をお願いします」
「旅の方でしたか、バルボアへようこそ!情報というと…魔物の種類とかですか?」
「そうですね、魔物や街道の情報とオススメのお土産等が知りたいです」
「かしこまりました。まず魔物ですが…」
兎族のお姉さんは丁寧に魔物の種類や地産物の事を教えてくれて今日のお宿もオススメしてくれた。
「では素材の買取りは彼方の買取りカウンターでお願いします。」
私達は買取りカウンターへ移動したけどその間も視線は離れなくてちょっと鬱陶しい…
「グゥゥゥ」
藍がちょっと唸ったら漸く視線が外れた
「ちょっと藍!」
「フン、」
ぉおう…ご機嫌斜め…
「君たちが凄い騎獣を連れてるから皆気になったんだよ!」
「すみません。買取りお願いしたいんですけど」
「はーいってマジックバック持ちかな?もしかして量多い?」
「そうですね…ウチの従魔達が嬉々として道中狩ってたので量はあります。」
「そ、そうなんだ…じゃあ倉庫に案内するからそっちにお願い」
買取りカウンターのお兄さんは何かを察したのかちょっと引いている。うん、ごめんなさい…多分その予想は当たりです
倉庫に移動して道中狩った魔物を買取りに出すとちょっとした小山になった…もっと自重して欲しいけど魔物を放置できないしな〜…
「す…凄い量だね」
ドン引きしている職員さん達
「すみません…」
「あ、いや沢山の素材の持ち込みありがとうございます。マジックバック持ちだとやっぱり量が運べて良いね。」
漸く思考が回復した職員の皆さんはすぐ手分けしてチームごと査定や解体する順番を決めているみたいで動き出したら早い。
「全部買取でいいの?何か必要なものある?」
「えーと、魔石とお肉を少し下さい」
「魔石と肉ね!どの肉にする?」
「美味しいのでお願いします」
「じゃあ高級肉の部類だね。マジックバックがあるならそれなりな量持てるでしょ?旅の途中なんだよね?」
「そうですね、ちょっと多めでお願いします。従魔もいるのでお肉は多めに欲しいですけど、どうせすぐまた大量に狩ると思うんで…大型は流石に解体出来ないです」
「じゃあ大型メインで見繕っとくね!明日になるけど大丈夫?」
「はい!今日はもう宿を取って街中観光しようかと」
「じゃあ明日の昼前迄に準備しておくね!」
多分狼獣人だと思われる職員さんはとっても爽やかでした
「「お願いしまーす」」
倉庫からまたギルド内に戻ると…
「リベラルのお二人!」
っと先程の兎獣人のお姉さんが声をかけて来た
「はい何ですか?」
「ギルドマスターがお話があるそうなので少しお時間良いですか?」
ギルドマスター?ヒルデを見ると頷いていたので
「良いですよ」
ほっとしたのかお姉さんの耳がピンと伸びてたのから力が抜けてちょっと垂れててやばい!萌える!!
「茗あんまり見ちゃダメだよ」
「ご、ごめんなさい…可愛くてつい…」
萌を我慢してたらヒルデに怒られた。幾ら可愛くても視線は相手の顔にしなきゃ
「不躾にみてごめんなさいお姉さん。案内お願い出来ますか?」
「人族の方にとっては気になるみたいですもんね。良くあるから大丈夫ですよ!ご案内しますのでこちらへどうぞ」
お姉さんに案内されてギルドマスターの部屋へ
「失礼します。お二人をお連れしました」
「どうぞ」
中に居たのは綺麗な青い髪の美人さんだった。
「初めまして、このオルトのギルドマスターをしているエイダ=バルフォムです。ようこそリベラルのお二人」
「初めましてリベラルの茗です。こちらは従魔の藍とライムと召喚獣のルイです」
「初めましてリベラルのヒルデです。コウバードの従魔が居ますが今は外にいます」
私とヒルデが挨拶するとソファを進められたので座る
「早速だけど、あなた達を呼んだのは魔物の巨大化の話なんだけど新しい情報は聞いたかしら?」
「?何か進展があったんですか?最近は連絡取ってなくて聞いてないと思います。」
この間帰った時も挨拶はしたけど特に何も言ってなかった様な?
「今各地で被害がチラホラ出てきてるの。早く発見できれば良いけど、発見が遅くなると人を向わせるのも遅くなるから…この国はテイマーが多くいるから飛べる従魔に定期対に街の周りを見てもらったりして対策してるのだけど、どうしても機動力に欠けるのよね…騎獣も数が多くないからどうしても各街には行き渡らないし…幸い獣人の冒険者が多いから戦闘力は高いんだけどそれでも倒すのには手こずるわ…」
「そうですか…そんなに被害が出てるんですか?」
「まだ気にするほどではないけど少なくわないわね。」
「それと、茗さんがモニターした結界杭が販売される事になったわ」
「便利ですよね!使えるようになって良かった」
「ええ、あれが有るだけで野営中の生存率が上がるわ!魔力量によって使える本数も違うらしいけどエネルギーとなる魔石も売りに出されるから大丈夫だと思うわ。少し高いけど安全には変えられないから利用者は多いと思う」
長い移動やダンジョンの中でも役立つもんね。術者がその場から離れられるのが良いよね
「その販売に伴って各街の職人に仕事も増えて今経済が良い循環になってるのよね。これも茗さんが【ストレージ】の時に独占するんじゃなくて各場所で作ってもらうシステムを作ってくれたからね!その事も改めてお礼を言いたかったの」
「え?私そんなシステム作りました?確かにレシピ登録して後は各自で作る様にはしましたけど今迄と何か違うんですか?」
「今までは販売始めの数年間独占する人が多かったから、新しいシステムに最初は戸惑ったけど、経済が豊かになるのを実感してからは他の開発者も同じ仕様にする人も多いみたい。余裕が生まれると犯罪率も下がるから盗賊になる人も減るからギルドにとっても大助かりね。
お礼として今日泊まる宿は従魔可の宿を当ギルドが予約させてもらいましたので、後ほど案内させて貰いますね」
「ええ?…良いんでしょうか…」
「ギルドの予算から出せるから気にしないで!素材も沢山出して貰ったみたいなので寧ろこちらの方が得になってると思いますし」
じゃあ良いのかな?
「ありがとうございます。お言葉に甘えさせていただきます」
そうして話の後案内された宿は大きい高級宿でびっくりしちゃったけど部屋も広くお風呂もあったのでゆっくりできました〜♪




