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9話「家族」

 「ああユル、お帰り」


 アプローチを進むとカナンが玄関ドアを開けた。どうやってか俺達の気配を察知しているのだろう。


 「ごめんなさいお母さん! セフィアが悪かったです!」


 カナンを見つけるや否や頭を下げて謝った。カナンと似ていない人形のような金髪の髪が一瞬舞い上がり、すぐにだらんと落ちて元の形に収まる。


 思えば、俺が作った人形「ユンナ」とセフィアは良く似ているな。俺がセフィアに似せたと言うよりも、人形のデザインとして無意識にセフィアに似た物が作られたと言うことだろう。


 「--ああ、まあそんなことはいいさ。それより二人とも、ちょっと話がある」


 「へ?」


 俺の予想通りカナンの説教は無かった。セフィアは訳が分からずに目をぱちくりと開閉している。


 玄関に入ると、血なまぐさい、嘔吐物のような匂いがぶわっと押し寄せてきた。それも当然、ブルームとキサラギは依然この家で寝ているのだろう。家を出る前は何とも無かったのに、今は不快感の塊となっている。それは「カルディ」の匂いとのギャップか、興奮状態で匂いを気にしていなかったかのどっちか、或いは両方だろう。


 「何この匂い、気持ち悪い……」


  セフィアは鼻を摘まんで露骨に嫌な顔をする。子供ならそれは当然だろう。寧ろ反応が薄いくらいだ。


 カナンは無言で進む。俺達も黙ってそれに着いて行く。そして玄関から続いている血痕の主の前で止まった。


 「え? え? なに、誰? え……」


 俺とセフィアは例の血まみれのリビングまで連れて来られた。そこには包帯を巻かれたブルームとキサラギがベッドに横たわっている。セフィアは「あ、あ……」と言葉にならない言葉を発している。脳の許容範囲を超えたのだろう。


 「カナン、いきなりセフィアに見せるのは酷じゃないか?」


 「そうだろうね。でも、乗り越えなきゃならない。もう戦いは始まっているのさ」


 カナンのその言葉は焦点が定まっていない、対象者不明の言葉だった。


 「お母さん……何これぇ」


 セフィアは泣き出した。無理も無い。今まで泣かなかったのが不思議なくらいだ。


 カナンは泣き崩れるセフィアを受け止め、抱きしめた。慈愛のある、優しい、暖かい抱擁だった。


 「大丈夫、セフィアは強い子だって信じてるからさ」


 「うわあぁぁぁぁぁぁぁん!」


 今日起きた事件は、いつまでも俺達家族の記憶に残り続けるだろう。





 「--と言う訳さ。セフィア、まだ何が何だか分からないと思うけど、それでいい。今は何も考えなくていいさ」


 「うん、セフィア分かった」


 カナンはセフィアに一連の事件を説明した。と言っても大分オブラートに包み、俺についての情報は出来る限り隠していた。セフィアからすれば「ユルが誘拐されそうになり、カナンが助け、サラは耳を怪我した」で終わりの話だ。


 それでもセフィアが今の状況を飲み込むことは至難だった。カナンの普段の教育が生きたのだろう。


 「カナン、母さんは?」


 「部屋だ。医者に看てもらうまであまり動いちゃ駄目だと思ってさ」


 「その医者はいつ来るんだ?」


 「さぁねぇ、この町に医者は一人しかいないから、明日予約してから早くて一週間って所かね」


 それを聞いて俺の中で何かが沸き立った。


 「駄目だ! 母さんの耳を早く直してもらわなきゃ!」


 カナンは訝しそうに俺を見る。


 「あのねぇ、別に命に危険があるわけじゃないんだ。それに音が聞こえづらくなっただけで、音が聞こえないなんてことは無い。生活にも支障はでないさ」


 「駄目だ、とにかく駄目なんだ!」


 「ねぇ」


 突如俺の裾が引っ張られた。急いでその方を向くと、困惑した表情のセフィアがいた。


 「ユル、怖いよ?」


 頭を鈍器で殴られたような衝撃を受けた。俺は今恐ろしく冷静さを欠いていると言うのか。


 「ユル、何がそんなに心配だ? 確かにアタシの能力で直すことはしてないけど、命に関わる程じゃないって散々言ってるだろ」


 落ち着こう、俺には分かる。俺にしか分からない。


 「このままだと母さんの耳は聞こえなくなる」


 二人は固まった。それもそうだ、今までの話からそこまで行くとは考えられない。


 「--どうしてだい?」


 カナンは半信半疑で俺に尋ねる。最悪を想定したくない、と言った風だ。


 「俺もアイツブルームの攻撃を受け、鼓膜が破れた。今は[何者か]の能力で何とかなっているって、カナンには言ったな?」


 カナンは「ああ」と頷き、セフィアは混乱を増している。


 「これを見れくれ」


 俺は耳の穴に手を当て開いてカナンに覗くよう促す。


 カナンは半目で暫く俺の耳の穴を覗き、ある物を見た時点でばっと顔を離した。


 「これは……ブルームの斬撃!?」


 そう、俺の耳には極小規模の斬撃が発生し、俺の鼓膜を継続的に引き裂いている。このままでは俺の鼓膜は復活しない。


 「母さんは俺よりブルームの攻撃を受けた量は少ないけど、これと同じ物が発生している可能性がある。だとしたら能力者じゃない母さんは危険な状態だ」


 「そんな……いや、ブルームが準一級クラスならありない話ではないか」


 カナンは焦燥し始めるが、それでも一定の冷静さは保っている。ここが俺との違いだ。


 「当の本人のブルームは今気絶しているから永続能力……だとしたら厄介ね。ブルームを叩き起こしても解除できる保障がないわ」


 「そうだ、だから早く医者に診てもらったほうがいい。医者は能力のことは知らなくても、何かしら対策はあるはずだ」


 「そうね、それは分かったわ」


 カナンはいつの間にか壁にもたれていた。腕を組み、銀の瞳を閉じる。


 「だろ、だから……」


 「だったら、尚更医者は必要ないわ」


 カナンは冷たく言い放った。


 「何、どういうことだ?」


 「簡単さ、アタシもこの町の医者には何度かあったことがあるけど、能力のことは完全に分かっていない。それに、こんな小さい町の医者じゃ鼓膜を蘇生させることなんかできやしないわ。精々他の大きな町の医者に紹介状を出すくらいよ。でもそれには凄く時間を要する。そしてアタシの能力でも斬撃を取り除くような精密なことは専門外だわ。つまり……」


 「母さんは治せないって言うのかよ!?」


 「ええ、少なくとも今のままじゃね」


 「くそっ! どうすりゃいいんだ……」


 カーペットの乗った地面に拳を叩き付けた。反作用による無慈悲な痛みと、心に開いた穴が空しい響きが拳から滲み出た。


 「お母さん、サラお母さんはどうしたの?」


 そして、セフィアも馬鹿ではない。こんな俺を見てずっと今の状況の不信感に苛まれているに違いない。涙を拭く事も忘れカナンにしがみ付いていた。


 「--大丈夫、サラは治るさ」


 その言葉に根拠が無いことを露呈するように、自分に言い聞かせるような小声であった。


 



 こうして悲劇の始まりの一日は過ぎていった。俺は[何者か]と出会い、母親は耳をやられ、カナンは己の至らなさを悔やみ、セフィアは哀しみに暮れた。この日はいつまでも俺達の胸の底に絡みつき、教訓として離れないだろう。


 終わってみれば奴らの言う組織とやらは俺が狙いだったが、奴ら自体は俺に興味は無かった。カナンが間に合わなければ俺は殺されていただろうし、[何者か]が俺を目覚めさせなければ俺はまんまと誘拐されていただろう。


 いや、[何者か]がいるから俺は狙われたのではないか? 幾ら幼くして能力が使えるとは言え、俺に誘拐されるほどの価値があるとは思えない。金目当てならまだしも、奴らは明確に俺個人が目的だった。


 --これ以上考えるのはよそう。今は全員無事だったことを喜ぶべきだ。





 カナンは暫く所在なさそうにしていたが、そんな気持ちの中作った夕食を、俺とセフィアはボンドラのジュースのせいで食べれなくてカナンに怒られたことは触れておこう。その日常とも言える光景の中で俺達家族は少しでも普段の空気を取り戻すことが出来た。


 食後、カナンと母親に自分の能力の仔細を語った。俺は人形師で、裁縫でブルームと渡り合ったと話したら、両親は複雑そうな表情で感心していた。


 その後はカナンと共に血にぬれたソファの処理を行った。カナンがソファを魔法陣で囲んで血の付いた部分を布ごと削り取り、俺が布のなくなった部分に代用のアップリケを縫った。


 割れた窓はカナンが能力であっという間に直してしまった。やっぱりカナンは凄い。


 正直、戦闘以外で能力を使えた事に感動した。能力の本来の使い方に言いようの無い満足感を覚えた。


 そして床に着き、あれこれと考えたく思ったが、すぐに寝てしまった。








《よう兄弟、初めて戦った感想はどうだ? ギャハハハ!》


 床に臥して、気がつくと[何者か]が語りかけてきた。おどけた[何者か]は腹を抱えて笑っている様に感じられる。姿が見える訳では無いが、驕りの乗ったような雰囲気がそう感じさせる。


 (感想の前にあれはなんだ?)


 《あれ?》


 (能力だよ。お前、勝てるって言ったじゃないか。なのに普通に能力で押し負けたじゃないか)


 苦言を呈すると、[何者か]はケタケタと笑い出した。


 《何だ兄弟、もしかして能力を発現したばかりの初心者が本業に勝てると思ってたのか!?》


 (なっ……!? [何者か]が勝てるって言ったんだろうが)


 《ははは、あれは兄弟に発破付けただけだ。そうでもしないと立ち向かいそうに無かったからな。それよりさっきは時間が無かったからな、こうして兄弟とゆっくり話せる時間が欲しかったぜ》


 (俺はお前と話したくない。力を貸してくれればそれだけでいい)


 [何者か]は俺の拒絶に臆することなく一方的に語り続ける。


 《まあそう言うな、折角会話が出来るようになったんだ。仲良くやっていこうぜ。--そうだな、今兄弟は母親の怪我を治したいんだろ?》


 (治す方法を知っているのか? それとも[何者か]、お前が治せるのか?)


 《おうおう、話したくないって言った割にはがっついてくるな。そうだよ、俺は治す方法を知っている。正確には治せる奴を知っている。兄弟も会ったことのある、今もこの町にいる奴だ》


 (何!? 誰だ?)


 俺が深く聞き出すのを想定したのか、[何者か]はにやりと笑った。勿論姿が見えているわけではない。


 《まあ待て、これは交渉だ。いくら兄弟でも与えるだけ与えるなんて甘やかしは出来ないからな。ギャハハハ!》


 (交渉……?)


 《そう、交渉だ。なぁに、俺からの条件はただ一つだ。それさえ飲めば母親を治せる奴を教えてやるよ》


 あまり[何者か]にペースを持っていかれたくないが、[何者か]が母親を治せる人物を知っているなら下手に出るしかない。


 (分かった。条件とは何だ?)


 [何者か]はにぃと笑った。繰り返すが姿が見えているわけではない。


 《俺がアドバルド国出身ってことは知ってるな?》


 (--ああ)


 一瞬身の毛がよだった。そう、[何者か]は大量殺人者。方法は分からないが、今は俺の中にいる。能力を使った瞬間キサラギとブルームを殺そうと考えたのは、間違いなく[何者か]の影響だ。


 《ああ、そっち・・・は別にいい。条件とは俺を[何者か]って呼び方じゃなくて、生前の名前--ルーンって呼んで欲しいんだ》


 (……それだけか?)


 俺は目を丸くして答えた。[何者か]の詳しいことなど何一つ知らないが、殺人鬼であったという事実だけである程度固まっていたイメージがどこか揺らいでいる気がする。


 《ああ、ルーン・スタック。それが生前の俺の名だ。ずっと[何者か]なんて正体不明の化け物見たいに呼ばれるのは癪に障るからな。これからそう呼んでくれ》


 (分かったよ、何……ルーン)


 そう呼ばれると[何者か]--もとい、ルーンは満足そうに笑った。


 《ギャハハハハハハ! そうだ! 俺はルーンだ! 兄弟、改めてよろしくな!》


 (お、おう)


 底なしに明るい野郎だ。こんなのだから逆に殺人鬼になるのだろうか。


 《よし! それじゃあ母親を治せる奴を教えてやるよ》


 俺は唾を飲み込む。


 《ちょっと前に餓鬼共と遊んだことがあったろ? その時兄弟はつまんなそうにしてたけどな。ギャハハハ!》


 (ああ、あったな)


 そうだ、3ヶ月前俺は母親の提案で公園で子供らと遊んだ。詳しくは2話に載っている(メタ)。


 その時一緒に遊んだ女の子の一人が転んだが、リーダーの一人が魔方陣を作って女の子を治していた。


 (--あいつか)


 ルーンは口角を上げた--ような気がした。


 《そうだ。そいつは幼くして能力を発現していた。能力の種類は明らかに回復系、しかも傷口を一瞬で塞げるレベルだ》


 (それって凄いのか?)


 《ああ、軽く見積もって1級程度は必要だ。幼くして魔方陣を主軸に回復陣への転換、大気中の魔素の収集、一度の魔力放出量、ありゃぁ将来有望だぜ。ま、兄弟程じゃないけどな!》


 なんだなんだ、専門用語が多すぎて言っていることが理解できない。


 《要するに魔力の使い方に慣れてるってことだ。あいつなら能力で負った傷を治す方法も分かるはずだ》


 (あ、ああ)


 一口に能力者と言っても様々な種類があり、色々な技術があるのだろう。それを知っていればブルームとの戦闘は違う結果になっていたのではないだろうか。--いや、過ぎた事を考えてもしょうがない。知らないことはこれから学んでいけばいい。幸い、ルーンは能力者について大分詳しそうだ。俺が母親を守るためにも、能力について知っておくに越してことは無い。


 (それは分かった、今度俺からアプローチして協力を頼んでみる。--それとルーン、もう一ついいか?)


 《お、何だ? 話したくないんじゃなかったのか》


 ルーンは意地悪に尋ねてくる。ここで弱みにする訳にはいかない。ルーンと会話したくないのは事実だが、ルーンは俺のみに付いている百科事典のような物だ。無毛に扱わない程度には関わっておくべきだ。


 (そもそもの話だが、なんで俺は誘拐されそうになったんだ? ルーンが関係してるだろ)


 ルーンは2、3秒黙り込み、やがて口を開いた。


 《知らん》


 (は?)


 《俺はアドバルド国じゃ随分なお尋ね者だったけど、この国じゃ恨まれるようなことはした覚えは無い。そもそも動ける体がないからな! お、ここ笑うところだぞ! ギャハハハ!》


 (なんだそれ……じゃあアイツらから直接聞き出すしか無いのか)


 《そうだな、アイツらも相当な能力者だったけど、相手が悪かったな。カナンの奴はずっと見てきたけど、特級は余裕でいってる。しかも兄弟の母親に負けず劣らずのべっぴんじゃねぇか、ギャハハハ!》


 ルーンもカナンも、果てにはブルームまで2級だとか1級だとか特級だとか。俺はまだ能力について何も知らない。


 (そう言うのはいいから、カナンが強いことぐらい分かってたよ)


 《んで、もう聞きたいことは無いか? 今の俺は気分がいいから何でも答えちまうぜ》


 ルーンもカナンも、果てにはブルームまで2級だとか1級だとか特級だとか。俺はまだ能力について何も知らない。


 (それじゃあ、能力について教えてくれ。ルーンの知る範囲で、可能な限り)


 ルーンは堪らず噴き出した。


 《ギャハハハハハハ! いいねぇ、流石兄弟。力に貪欲だ! 俺に似てやがる!》


 頭が煮えくり返る感覚に襲われた。


 (あ?)


 俺とルーンが似ているなど、ありえない。もしルーンに実体があったらリッパーで滅多刺しにしている所だ。


 《そう怒るな兄弟、俺は兄弟が思うほど悪い奴じゃないんだよ》


 (普通自分で言うか? --なぁ、もし俺が死んだらルーン、お前はどうなる)


 《どうって、そりゃ死ぬだろ。俺は兄弟の中にいるんだから》


 (だったら俺に必要以上に構うな。ルーンは俺が生きるため、守るために必要な知識や技術を与え、俺は生きることでルーンを生かしてやる。俺とお前の関係はそれ以上でもそれ以下でもない、わかったか?)


 利害関係、運命共同体。俺達の関係はその程度で言い表せる。ルーンが一度死んだ身で未だ生き永らえようとしているなら、命の手綱は俺が握っていることになる。


 《もうひとつあるぜ》


 (は?)


  ルーンは声色を一つも変えず、言葉と言う肉に自信のような自惚れに近い脂を乗せて言い放つ。





 《兄弟は俺に景色・・を見せてくれ。今まで殺人鬼だった俺が見れなかった、他者との共生の中で生まれる至福の景色だ。俺はこの世のあらゆる情景を味わってみたいんだ。アドバルド国で生きてる内に自己の欲望はほとんど満たされた。でも他者からは何も貰ってねぇ、景色を見れてねぇ。全てを貰えてない内は俺は死ねない。兄弟が景色を見せれば見せるほど、俺は天国に近づけるんだ》


 (--意味が分からないな。お前の独善的な願望より俺を優先しろ。ルーン、お前は俺がいなければその景色とやらも味わうことが出来ないだろ? だったら俺に尽くせ、俺が与えてやるからお前は俺に従えよ)


 《ギャハハハハハハ、いいぜ兄弟。俺は兄弟に尽くす。兄弟は俺から貰った知識を元に生きるんだ。華々しく、眩しくな。ほら、結局最初の目的から変わっちゃいねぇ、win-winだ。ギャハハハ!)


 互いに色々思惑はあるだろうが、取りあえず上下関係は叩き込めた。ルーンは俺の下だ。


 (まぁ、取り合えず能力について教えろよ)


 《いいぜ、いいぜ、ギャハハハ!》


 ルーンは笑いながら冗長に説明を始めた。

 

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