逃走中
あらすじにも書きましたが小説とはおこがましい軽いタッチで書いております。
ご不快になられた方はプラウザバックを御願いします。
この度、日本語ではないおかしな文面だと言う指摘が御座いましたので日本語での文章に見えない方は報告御願いします。
森の中を傷を負いながらも只管走っていた。
『森の外に出る』それだけの為にあてもなく俺は走っていた。
他のPTへの合流、来た道を引き返す。
方法は幾らでもあったが『あの場所』から一刻も早く逃げる為に
何も考えずに逃げた結果が今だ。
これが物語の主人公なら逃げる時すら最善の方法で逃げるのだろうが
元は一般人だ平凡な日本人、そんな俺が恐怖の中でも必死に『逃げる』
事を選んだんだ。
無策、行き当たりばったり、周りの意見を聞け、罵りたければ好きにすればいい、もう一度はっきりと言っておくが俺は【一般人】だ!
いざ!となって出来るなら言ってくれよ?代わってやるからさマジで!
「ああ!糞、頭の中でぐるぐる嫌な考えが頭に過ぎる!落ち着けー!」
フォルティナ恐る恐る俺に言う。
「ご主人様このまま行けば捕まるのは時間の問題です。ですが、この先200mの地点に滝と思わしき場所があるようです、そこに飛び込めばあるいは・・・・。」
最後は声が小さくなりながらも言葉にしてくれた。
危険ながらも助かる方法なのでは?と、俺は思案する。
だが当然危険は付き纏う。飛び込んだ先に魔物はいないのか、
水の流れはどうなのか、ドラゴンは追って来なくなるのか、幾らでもあるが
俺は決めた。このまま走っていてもジリ貧だ、それに危険であっても『今』
よりも増しだろうと。
「そこに向かえフォルティナ!今よりはマシな結果になるはずだ!」
「御意のままに!」
このまま走ってざっと170mか・・・木々の間を走るのは相当キツイ何度か足を
捻り激痛が走る度に治癒を行い走るのだ。2人の前衛で走るだけに専念出来るのは
正直有難い、だがそんな俺に反吐も出るこの状況化で楽をしている。そう思ってしまうとどうしようも無い気持ちになるのだ、だが今はこれが最善と信じて進むだけだ。
大きな水の流れる音が聞こえる。そこに広がっている光景はナイアガラの滝。
まさにそんな滝があった。俺はさっきまでの考えを他所に躊躇する、飛び込んでも死なないのか、こんな広大な場所に魔物はいないのか。
考える時間は少ない。すぐそこまでドラゴンは追って来ている。
「ご主人様、精霊魔法を使いますのでこの程度なら大丈夫です。ご安心下さい。」
心底安心した。これで助かると飛び込んでも死なないと。俺はすぐに指示を出す。
「ロープだ!これにそれぞれ捕まれ!結ぶ暇が無いからな!フォルティナ精霊魔法を頼む!出来次第飛び込むぞ!」
それを聞いて瞬時に行動を起こす。水色をした光が辺りから現れ俺達に光を与える。そうすると俺達は光を纏った。フォルティナが俺を見て頷く。準備が整った。
「行くぞーーー!!!ロープを放すなよ!」
俺は滝に飛び込む恐怖を打ち払う為に大声で叫び、俺達は滝に向かって飛び込んだ。
泳ぐ事になるだろうと思っていたがそうはならなかった。ゆっくりと水底に降り立ち、水流に飲まれる事なく地上を歩くように動けるのだ。
アリスが頭上を見上げ凝視する。すると直ぐに表情を何時もの笑顔に戻し、失った腕に手を置き治癒を始める。
どうやらドラゴンは流石に振り切ったようだ。治癒を始めだした事からももう安全だろう。
「アリス、すまなかった。俺のせいで片腕を失わせた。」
俺はシンシアを抱えていたので頭だけを下げた。出来るならしっかり体をくの字に折って謝りたかった。だがアリスは笑って言う。
「問題ありません、お兄様。この程度なら今すぐにでも再生出来ますから。」
そう言うと失った腕の部分から巨大な魔力を感じ光が覆う。そして次の瞬間
光が弾けたと思ったら腕が再生されていた。
「よかったよ、アリス。本当によかった。これで俺はまだ進めそうだ。」
3人が俺に向かってこう言った。
「「「当然です。私のご主人様ですから。」」」
心新たに決意する。こいつ等の主人に相応しいように精進して行こうと。
さて・・・と・・・取り敢えずはこれからどう帰るかだな・・・。前途多難だな。




