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 結局カノンも参加して作ったミモザサラダは結構好評だった。


「シス今いい?」

「アリシア? いいけどそろそろ寝る時間じゃないの?」


 シスの部屋をノックしてから声を掛けると中から不思議そうな顔をしながらシス出てきた。


「あ、うん。そうなんだけどさ……入れて!」

「はいはい。カノンとイビーナは?」

「2人共はしゃいでたけど寝ちゃったよ」

「アリシアは寝れなくなったの?」

「うーんそんなとこ?」

「何か飲む?」

「もう寝るから別にいい」

「そう」


 何となくシスと話したくなっただけだから。


 返事をしながらシスのベッドに腰掛ける。


「そういえば昼間カノンたちとシスの絵の話したよ」

「どうだった?」

「あたし母さんに似てるって言われたよ」

「そうかな? パーツは同じでも姉さんは結構騒がしい人だったから表情とか雰囲気はかなり違うんだよね」


 シスの言ってる意味がよく分からない。


 パーツが同じならそっくりなんじゃ? 絵描きとしてのこだわり?


 よく分からないけど今言いたいことはそれじゃない。


「そうじゃなくて、えっと、前に家族の絵頼んでたじゃん」

「あ、ああ。あれね。あれは描いてるんだけど構図に悩んでて」

「構図?」

「ポーズとか背景とか色々だね」

「そうなんだ」


 とりあえず描いて気に入らなかったら描き直すとかはしないんだ。


「進歩状況はそんな感じ」

「進歩?」

「どれくらい進んだか」


 なるほど。


「今日も泊まってくの?」


 気付けばいつの間にか寝転んでた。


「うーん。どうしよっかな」

「暑いから僕としては1人で寝たいんだけど……」

「いいじゃん可愛い姪っ子が一緒に寝てくれるんだよ」

「はいはい、そういうのはもっと寝相よくなってから言ってください」


 この間一緒に寝た時にいつの間にかシスのことを蹴っ飛ばしてしまったらしくて朝シスが脇腹押さえながら注意された。


「でもさ、寝てる時のことなんて分かんなくない?」

「まあ、そうだけど痛かったんだからね」

「気をつけまーす」

「カノンとイビーナが知ったら赤ちゃん返りしたって思われちゃうかもね」

「あら、こんなに素敵なシスの赤ちゃんになったら嬉しいんじゃない?」


 返事をして靴を脱いでシーツの中に入った。


 カノンだったら絶対羨ましがるだろうし。


 シスは仕方ないと諦めてから部屋の明かりを落とした。


「もうちょっと詰めてください」

「はーい」


 シスが隣に入ってきた。


「じゃあ、おやすみ」

「おやすみ」


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