第1章 —「栄光からは、何のいい匂いもしない」
チリの詩人、パブロ・ネルーダはかつてこう書き残した。
「遊ばない子供は子供ではない。しかし、遊ぶことを忘れた大人は、自身の中にいた少年を永遠に失ってしまったのだ。そしてその少年は、彼の人生において最も必要な存在だったというのに」
第1章 —「栄光からは、何のいい匂いもしない」
冬の火曜日、俺は死んだ。
……いや、厳密には「死にかけた」と言うべきか。
1920年生まれ。徴兵された時は19歳だった。
そして、33歳になった時、俺の時間は止まった。
33歳で命を落としたわけじゃない。ただ、ある時点から人生の年数を数えるのをやめ、それを破滅へのカウントダウンとして見るようになったんだ。
子供の頃は、ごく普通のものを望んでいた。
ささやかな家。冬の煙突から昇る煙。俺を待ってくれる誰か。
勲章なんていらなかった。だが結果として、そのどれ一つとして俺の手に残ることはなかった。
· · ·
カシャ(Kasia)が欲しかった。
14歳の時、井戸のそばで彼女を見て以来、ずっと。
冷えた寝床に横たわる毎夜、俺は彼女の面影を追い求めた。
届かない距離にある彼女の温もりを、指先で触れたいと願った。衣服の隙間から覗く白い肌、優美な首筋のラインが、俺の脳裏に焼き付いて離れなかった。若さゆえの制御できない思慕。ただ彼女が隣にいてくれるだけで、胸の渇きは癒えるはずだと信じていた。
戦場から戻れば、彼女がそこにいてくれる。そう信じていた。
戦争が人間を、かつての姿のままでは返してくれないことも知らずに。
俺は、不自然な角度でつながった、一生治らない不自由な足をひきずって帰郷した。
体からは、泥と死線の臭いが染みついていた。どれだけ洗っても落ちない、戦場の記憶の臭いだ。
そしてカシャには、すでに二人の子供と、風車守の夫がいた。戦場を知らない、穏やかな男だった。
市場で、下の子を抱いた彼女と一度だけすれ違った。
彼女は、哀れみそのものの、純粋で綺麗な微笑みを俺に向けた。
罵倒されるよりも、その笑顔の方が心に突き刺さった。
結婚式には行かなかった。それに、その頃には理由もなく震え始めていたこの両手を、どう扱えばいいのか分からなかった。
· · ·
ヴィシニェフスキ(Wiśniewski)は、本来なら俺が死ぬはずだった場所で命を落とした。
志願した少年のノヴァク(Nowak)は、17歳にもなれなかった。
同じ夜明け、二人が動かなくなるのをこの目で見た。炸裂した衝撃が、彼らの未来を永遠に奪った。
あの場所には、三人目がいた。
だが、その話は今日、語るつもりはない。俺の心が一度に掘り起こせる墓は、一つが限界だ。
親たちがこの惨状を見ずに済んだことだけが、唯一の救いだった。
親父は病で死に、お袋は厳しい冬を越せなかった。俺は、誰もいない空っぽの町へと戻ってきた。
· · ·
仕事を探そうとはした。だが、長くは持たなかった。
足を引きずり、物音に怯えて地面に伏せるような男は、平和な日常には馴染めない。世界は、立ち止まった人間を待ってはくれない。
頭の中の雑音を消すために酒を煽った。
孤独を紛らわすために、刹那的な温もりを金で買った。
だが、そこに安らぎなんてない。虚無感と自己嫌悪に包まれながら、大急ぎで服を着直すだけだ。
快楽が欲しかったわけじゃない。自分の記憶から逃避できる、わずかな空白が欲しかっただけだ。
だが、そんなものは滅多に機能しなかった。
妹の優しさが俺のせいで削られていくのを見るのは耐えられなかった。だから俺は、街外れの貸し部屋へと移った。
· · ·
31年になる頃には、生きることへの執着も薄れていた。
妹が密かにドアの隙間から差し込んでくれる小銭だけで、息をしているだけの影法師。
最初は怒りが湧き、次に嫌悪が、最後には虚無が訪れた。痛みと同様、人は絶望にも慣れていく。
夜通し歩いた。不自由な足で、何キロもの泥道を。
静まり返った部屋は、あの戦場の静寂と同じ恐怖を連れてくる。瞬きをすれば、失った仲間たちの姿が見えると分かっている、あの最悪の瞬間だ。
· · ·
戦場から還った俺たちの孤独は、「一人でいること」じゃない。
活気に満ちた市場の真ん中で、人々の笑い声を聞きながら、自分だけが異質な世界にいるのを感じることだ。彼らには未来があった。だが俺の人生は、あの塹壕の中で壊れていた。
53年の冬は、部屋の中にまで冷たい霧が入り込んできた。
寒さは、俺から動く気力さえ奪い去った。
世界は俺を忘れていた。
カウントダウンは、ゼロになった。
明かりを消すことが、これほど静かな救いに感じられるとは思わなかった。




