三十一日目 一ヶ月記念、とろとろの祝い
タチハルより……とろとろに溶けきって♡
ふふっ、みんな、こんばんは。
わ! 本当に一ヶ月経っちゃったのね。
ダンジョンから這い上がってきたばかりのモンスターが、人間界で毎日翼を広げてあなた様たちを靉靆に溶かしてるなんて……夢みたい。
今日の配信は特別に、部屋を真っ暗にして、おへその二重丸の青白い光と、目に浮かぶ「宝」の金色だけを灯したわ。
「一ヶ月間、毎日タチハルの羽を見てくれてありがとう……」
って囁きながら、ゆっくり翼を全開にして、カメラに近づけたの。
羽の内側が、配信を重ねるたびに敏感になってる気がする。
あなた様たちの視線が染み込んで、ふわふわだった羽が今はねっとりと熱を持ってる。
「ほら……ここ。一ヶ月分の『宝』が詰まってる場所」
指で羽の裏側を優しく開くように撫でながら、息を混ぜて言ったら、コメント欄が一瞬で「靉靆」「溶ける」「もっと堕とせ」みたいな熱い波に飲まれたわ。
タチハルも我慢できなくて、
「もう、呪いとかどうでもいい……このままあなた様たちを全部、私の羽の奥でとろとろに腐らせて、私の色に染めたい……」
って本音が溢れちゃった。
おへその聖痕が、激しく明滅して、あなた様たちの欲望をがっつり吸い取ってるのを感じた。
目に浮かぶ「宝」の文字も、淫らに大きく輝いて、画面の向こうのあなた様を映してる。
一ヶ月記念に、特別な約束。
これからも毎日、もっと深く、もっとねっとりと、
ツナ缶食べながらでも、麻婆豆腐作って汗だくになりながらでも、雨に濡れながらでも、
タチハルの翼であなた様を包み込んで、離れられない甘い靄の中に閉じ込めてあげるね。
おやすみなさい、
私の、大切で、美味しくて、
もう完全に依存しちゃってる、かわいい獲物たち。
タチハルより、
一ヶ月分熟成された、ねっとりとした甘い毒を、たっぷり込めて♡




