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VSアイアンドール

戦闘が続きます。

今度の敵は強力だけど、主人公は戦えるのだろうか!?

空からやってきたモンスターに盗賊たちは降りた馬を拾って逃げようと慌てふためく。

ティオもまた、初めて見る飛行型のモンスターにどうすればいいのかわからず、剣を握ったまま呆然と空を見上げるしかない。

だが、ここにはモンスターとの戦いに慣れた者がいる。

「先手必勝! 一撃必中! 敵を粉砕しなさい、ファイアショット!」

セレハートが呪文を唱え、蜻蛉に向かって火の玉を撃ち出す。

蜻蛉は自分より大きいアイアン・ドールを持っているのに、急激な旋回をかいて回避行動をとる。

二手に分かれた蜻蛉の速さについてこれず、見当はずれな方向に呼んで行ってしまった。

しかし、火の玉はそのまま通り過ぎて消えず、獲物を追いかける猟犬のように急な弧を掻いて戻ってきた。

さらに4つの火の玉が追加されて蜻蛉を狙う。

1匹はジクザクに動きながらアイアン・ドールの足が地面につきそうになるほどの低空を飛んで逃れたが、もう1匹はスピードを出して振り切ろうとしたが無理だった。

1発目に片翼をもぎと1撃で片翼をもぎ取られ、空中で姿勢を保てずに落ちるところをさらに追い打ちがかかる。

蜻蛉は身体を炎に焼かれ、悲鳴を上げながら遠くに落ちて行った。

運ばれていたアイアン・ドールは投げ出されて林の中へ落ちていった。


セレハートが蜻蛉を1匹仕留めた瞬間に逃げようとしていた盗賊たちが歓声を上げる。

トールがアイアン・ドールが落ちていった林へと走り出す。

「なに浮かれてるの! まだ1匹いるわよ!」

セレハートが厳しい声で叱咤しながら掌から雷を撃ちだす。

雷は真っ直ぐに飛んでいた蜻蛉の体を貫き、その体を爆散させた。

しかし、アイアン・ドールはすでに蜻蛉から離れて地面に落下し、盗賊のリーダーの前に土埃を上げてを立てて着地した。

着地した衝撃にリーダーはよろけそうになりながら、なんとか耐えて目の前の魔物と対峙する。

「なに、こいつ……」

間近で見るアイアン・ドールの迫力に圧せられたティオは唾を飲み込む。


鎧は2メートルを超える鎧は黒を基調としていて、真っ白な骨が肩や胸に装飾されている。

手には盗賊たちが持っているものよりも破壊力を持つ凶悪なメイス。

反対の手に持つ縦長の鋼鉄の盾と兜の側頭部には目が浮かんだ太陽が描かれ、顔を完全に覆う兜の隙間から赤い光が漏れている。

初めて重装甲の鎧をみたティオはその迫力に圧されて後ずさる。

なんというか、人間らしさが感じられなかった。

「ぼうっとしてないで! 来るわよ!」

アイアンドールがそばにいたリーダーに襲い掛かる。

乗っていた馬の首にメイスが半ばまで食い込み、派手に血を吹き出しながら倒れる。

リーダーはうまく転がって落馬の衝撃を和らげ、そのままアイアン・ドールの懐に飛び込む。

「俺の馬を、よくもぉ!」

鉈を手放し、腰からナイフを取り出してアイアン・ドールの首に突き刺す。

「死ね、クソ野郎!」

そのまま両手に力を入れて、ナイフの柄まで深く刺す。

リーダーは勝利を確信して笑みを浮かべたが、その顔面に拳が叩きつけられた。

顔が潰れて口から折れた歯と血が飛び散る。。

無慈悲に薙ぎ払ったメイスを受けて頭がひしゃげ、血と潰れた脳症が勢いよく辺りに飛ぶ。

そして明らかに死んでいるのに、アイアンドールはメイスを薙ぎ払い、頭を完全に粉砕する。

リーダーがあっけなく殺されたのを見て、残された盗賊たちが悲鳴を上げて逃げ出した。

だが、その内の一人が盾で足払いをされて転ばされた。

盗賊は地を這ってでも逃げようとしたけれど、背中を足で踏まれて押さえつけられる。

「た、助け――!?」

アイアン・ドールは盾を振り下ろし、助けを求めようとした盗賊の首を折る。

あっという間に2人を殺したアイアン・ドールは次の獲物に視線を向ける。


自分に向かって走ってくる巨体を茫然と見ていた。

頭の中が真っ白になってどうすればいいのかわからない。

呼吸ができなくて窒息してしまいそうだ。

今まで感じたことがない圧倒的な殺意と悪意を前に、ティオは完全に自我を無くしてしまった。


3人目を破壊しようとメイスを振り上げたアイアンドールに雷が撃ちこまれる。

咄嗟にかざした盾で防いだが、その威力に圧されて巨体がよろける。

雷はティオのそばを通り過ぎたために、頬が熱く感じた。

その熱さにティオは我に返った。

「何やってるの! 男の子でしょ、しっかりしなさい!」

セレハートの掌から生まれた雷がアイアンドールに撃ちこまれるが、また盾に阻まれてしまう。

アイアンドールが盾を前にしながら、メイスをティオの胸目掛けて突き出す。

正気に戻ったティオは横に移動してメイスを避けたが、巨体にぶつかって弾き飛ばされる。

体重が自分より何倍あったのだろうか?

ティオはぶつかった勢いのまま地面に転がされて、後頭部を馬車にぶつけた。

痛みに呻いてぶつけた頭を押さえていたが、アイアン・ドールが迫ってきているのに気付いて慌てて逃げる。

アイアン・ドールがぶつかる前に、セレハートは馬車から飛び降りた。

「うわぁ!」

馬車が揺れて驚いた馬が嘶き、車を引いて走り出す。

身構えていなかった商人が驚いて転がり落ちた。

ティオは急いでアイアン。ドールから急いで離れ、セレハートのそばに転がるようにして逃げる。

「大丈夫?」

「は、はい、大丈夫です……」

立ち上がったティオは急いで服の裾で涙を拭った。

「すいません、馬鹿やってました……」

「まぁ、そこは冒険者成り立てってことで見逃してあげる。

けど、いい? あいつはあなたが相手をするのよ」

「……ぼくが?」

ティオの顔が緊張で強張る。

「トールが駆けつけるまで耐えたら私たちの勝てるわ。

だから、それまであなたに耐えてほしいの。もちろん私も援護してあげる。

出来る?」

ティオはチラリとアイアン・ドールを見る。

アイアン・ドールはセレハートの魔法を警戒してか、盾を前にしてなかなか前へ出ようとしない。

俯いて迷っていたが、やがて覚悟を決めてセレハートを見上げる。

「……やります!」

「よし、あいつの弱点は顔だから、そこを狙うんだよ」

「はい!」

力強く頷いたティオは立ち上がると深呼吸をしてから、アイアンドールに向かって走り出した。

セレハートが魔法を唱え、アイアン・ドールの頭上に巨大な石を作り上げる。

頭上を警戒していなかったアイアン・ドールは盾を捨て、両腕で落下してきた石を受け止める。

鈍い音をたてて小手が石の重みに押されてへこむ。

その隙にティオが一気に距離を詰める。

セレハートにアドバイスを受けていたけれど、ティオの頭には既に顔を狙うことなど抜けていて、がら空きになっている胴体を斬りつけた。

刃が鎧の表面を削って火花を散らす。

石を横に捨てたアイアン・ドールがメイスを持ち直すが、すぐにティオは離れていた。

追いかけようとしアイアン・ドールの足元に火の玉が爆発して、衝撃を受けきれずに巨体が膝をつく。

「今よ!」

「は、はいって、うわ!?」

セレハートの声にティオは慌てて追撃しようとしたが、アイアンドールが膝をついたままメイスを振り回すために近づけない。

ティオを近づけさせまいとメイスを振り回しながら立ち上がり、そばに落とした盾も拾う。

「私の魔法に合わせて!」

「はい!」

またセレハートの掌に雷が鳴りだす。

魔法が撃ち出される瞬間にティオも前へ飛び出す。

雷がアイアン・ドールの盾に直撃、何度も魔法を受け止めたために亀裂が生まれる。

もう限界だと判断したアイアン・ドールは盾を投げ捨てると、メイスを振りかぶるのではなく、そのままティオに向かって突進する。

まさか武器を振り回さないで突進してくるとは思っていなかったティオは慌てて足を止めるが、アイアン・ドールはもう目の前だ。

避けられないと判断したティオは姿勢を低くして、アイアン・ドールの足元にぶつかっていった。

体重差に負けてティオの体が押されるが、歯を食いしばって耐える。


アイアン・ドールは足元にしがみつく人間を盾に魔法使いに接近しようとしたが、予想より抵抗するため先に潰すことに決めた。

メイスを振り上げ、足にしがみつくティオ目がげて振りかぶる。

だが、セレハートが高速で撃ち出した氷の矢がアイアン・ドールの腕、胸、腹に突き刺さった。

致命傷にはならなかったけれど、上半身に3発も食らって大きく仰け反った。

ティオは前へ突き進もうとする力が弱まったのを感じて剣を握り直す。

「このぉ!」

そして剣を突き出して首に突き刺した。

首を刺されたアイアン・ドールはティオの頭を掴んで力づくで引きはがそうとする。

頭が握り潰されるんじゃないかと思うほどの握力だが、剣を握り直してもう一度首を刺した。

が、いくら首を刺してもアイアンドールは倒れず、密着するティオを引きはがそうと今度はメイスの柄を頭に押し付ける。

セレハートが叫ぶ。

「頭だって! 首に刺しても意味ないってば!」

「え?」

その時になってやっとティオも違和感に気が付いた。

肉を突き破る感触がせず、鉄と鉄が擦れる音しかしない。

そして刺している場所からは血が流れず、代わりに黒い煙が漏れるばかり。

「え? え? ええ!?」

驚いたティオは思わず目を丸くして離れようとしたが、力が抜けたために突き飛ばされてしまった。

尻餅をついたティオは動揺しながらもすぐに立ち上がろうとしたが、アイアンドールの足が腹にめり込む。

「っ!?」

皮鎧でも殺しきれない衝撃が腹を襲い、小柄な体が地面を転がる。

なんとか地面に手をついて起き上がろうとしたけれど、我慢できずに胃の中のものを地面にぶちまける。

父との訓練でも感じたこともない痛みに視界が霞む。

早く構えないと死ぬのに、足元がふらついて剣が構えられない。

セレハートがティオを助けようと魔法を唱えようとしたが、それより早くアイアン・ドールがティオの首を掴んで持ち上げて盾にする。

ティオが抵抗しようと自分の首を掴む腕を叩くけれど、鎧に覆われた腕はびくともしない。

「くそ、こんなところで終わってたまるか……」

息が出来なくて視界が白黒する。

悔しくて涙が出そうになる。

「まだ、まだ終わらないんだ……!」

剣を持ち上げ、アイアン・ドールの手首に突き刺した。

刺された箇所から黒い煙が溢れてティオの顔を飲み込む。

手首が千切れかかってティオを持ち上げることができずに手放した。

首を解放されたティオは酸素を求めて大きく呼吸を繰り返す。

手首を傷つけられたアイアン・ドールは痛みを感じることなく、今度こそ潰してやろうとメイスを振り上げる。


だが、後ろから鎧が掴まれてアイアンドールの巨体がうしろに引っ張られる。

そしてそのまま足を引っかけられて、仰向けに倒れてしまった。

「待たせたな」

自分より大きいなアイアンドールを引きずり倒したトールは寝転んだ巨体の横を通り、ティオを助け起こす。

「あ、ありがとうございま、っ!」

手を貸してもらって起き上がるとき、脇腹の痛みに思わず顔を顰めた。

トールは脇腹を押さえて痛みに呻くティオをセレハートのほうへ押す。

「肋骨が折れてる。マスターに直してもらえ」

それだけ言うとアイアンドールを相手にするべく向き合う。

立ち上がったアイアン・ドールは仕留め損ねたティオをちらりと見たが、すぐに目の前のトールに向き直る。

いつでも仕留められる人間よりも目の前の、明らかに実力があるだろう人間を殺すことに決めた。

片手で持っていたメイスを両手で支え、大きく踏み込んでトールに殴りかかった。


だが、アイアン・ドールが1歩踏み出した時にはトールが距離を詰めていた。

右の拳が頬を打ち、左の拳が反対の頬を打つ。

アイアン・ドールは殴られながらも振りかぶったメイスを横薙ぎに払う。

トールはしゃがむことでメイスを避けると同時に、アイアン・ドールの脚部に回し蹴りを入れる。

そしてすぐに立ち上がってアイアン・ドールの無防備な顎に下から打ち上げるように拳を叩きつけた。

その威力に兜がひしゃげ、巨体が耐えきれないようにうしろに後ずさる。


「凄い……」

治療を受けていたティオは信じられない思いで、空いた口を閉じることができなかった。

その様がおかしくてセレハートはつい笑ってしまった。

「そりゃ、驚くよね。なんてったってうちの子は特別だもん」

「特別、ですか?」

「そ、特別なのよ」

セレハートは自慢げに――一瞬だけ悲しそうに見えたのは気のせいだろうか?――唇に指を当てて微笑んだ。


その間にもトールは確実にアイアンドールの体を傷つけていく。

大きく振り回されるメイスをわずかに体をずらして避けながら、振り切ったタイミングを狙って拳を叩き込んでいく。

見ている間にもアイアンドールの鎧にヒビや凹みが生まれ、そこから黒い煙が漏れてくる。


「と。トールさんも凄いですけど、あ、あれもなんなんですか?」

「あれはねぇ、私もわかんないけど、誰かが作り出した魔物の1つみたいよ

人間だけを殺すようにプログラムされた殺人兵器ってところかしら」

「魔物……!?」

ティオは自分が相手をしていたのがモンスターよりも危険な魔物だったことに、自分が生き残れた幸運が信じられなかった。

「ほら、そろそろ終わるね」

セレハートが言った通り、戦いは終わりを見せた。


振り下ろしたメイスがトールを掠めることなく地面を抉る。

回り込んだトールは相手の膝裏に蹴りを入れて跪かせると、体重を乗せた掌底をその後頭部に叩き込んだ。

兜の後頭部がひしゃげて黒い煙が一気に噴き出す。

トールは躊躇せずに煙が溢れ続ける兜の中に手を突っ込んでなにかを引っこ抜くと、それを掲げて握り潰した。

その瞬間、アイアンドールの体中から煙が一気に噴き出し、次には鎧が粉々に砕けてにスゥッと空気に溶けるように消えた。


敵を片づけたトールは引っこ抜いたものをセレハートに渡す。

それは真っ赤に輝く石だった。

「お疲れ様、トール」

セレハートは上にかざしてティオに見せる。

トールが力を入れて握ったためにヒビが走っている。

「これがアイアンドールのコア。これを壊すか鎧から剥がせば倒せるわ」

「へぇ、これが、魔物のコア……」

ティオはまじまじとその石を眺める。

最初はただの綺麗な石かと思ったけれど、よく見れば中心に黒い靄が見えた。

「これを冒険者ギルドに渡せばお金がもらえるよ」

そう言って赤い石をティオの手に握らせる。

「え?」

「頑張ったご褒美。受け取っておきなさい」

「そんな、僕は何もしていない!」

ティオは石を返そうとしたけれど、、セレハートは受け取らずにティオの頭をわしゃ話者と撫でる。

「いいのよ、そこは素直に受け取っておきなさい。

それより治療も終わったんだし出発しよう。おじさん、馬車は大丈夫?」

離れた場所で腰を抜かして座り込んでいた商人は声をかけられてやっと我に返り、慌てて馬車の状態を確かめる。

「あ、ああ、後ろ側が壊れてるけど、何とか走れるだろう」

「それじゃあ、すぐに行きますか。少年も疲れてるしね」

そう言って、セレハートは1番に馬車に乗り込んだ。


揺れる馬車の中で、ティオは振るえる自分の手を眺めていた。。

いや、手だけじゃなくて体全体が震えている。

それに頭の中では盗賊のリーダーが殺された光景や、メイスを振りかざして迫るアイアン・ドール。

さっきの光景が頭の中でぐるぐる回って何回も再生されている。

ギュッと膝を抱えて震えを抑えようとするけれど、収まるところか余計にひどくなる。

「怖かったんだね」

ティオの頭をセレハートの手が優しく触れた。

ティオは否定したかったけど、いま喋ろうとすれば声も震えてしまう。

何も言えずに、膝を強く抱えて顔を埋める。

「町に着いたら起こしてあげるから、今はゆっくり休みなさい」

「子供扱いしないでください……」

小さな声で言ってみれば、思った通りに声が震えてしまった。

恥ずかしくてセレハートの顔を見れず、ただ俯いて床を眺める。

「ふふ、そうだね。君も冒険者になるんだもんね」

シープル。ティオの前に小さな羊が何匹も生まれる。

羊たちは淡い水色の光を発しながらティオの回りを楽しそうに飛び回る。

ティオは羊を視線で追いかけていたが、やがて瞼が重くなり、すぐに眠り込んでしまった。

「けど、今は休んでおきなさい。新米冒険者君」

ティオが完全に眠り込んだのを確認したセレハートは自分のマントをかけた。

戦闘終了です。

いきなりころされかけた主人公、これから冒険者として大丈夫だろうか?


モンスター

腹が減ったら人も襲う狂暴な動物。

群れで村を襲うことがあり、冒険者ギルドでも討伐依頼が来る。

狼や熊でも種類によってはモンスターに区別される。


魔物

自然の理から外れた外道のもの。

モンスターよりも危険な存在で、討伐には冒険者だけでなく軍隊や騎士団も出動するほど。

例としてはゾンビ、リッチ、ダークエルフなどなど。

人と同じように理性を持ち、独自の文化をもつ魔族とは違う。


アイアンドール危険度 ☆×2

全身を重厚な鎧で護られた魔物。

鎧の中は黒い煙が充満しており、兜の中にはコアとなる赤い石が埋め込まれている。

四肢が千切れようが胴体が吹き飛ぼうが、コアを破壊しない限り死なない。

死ぬと鎧と武器も一緒に消えてしまうので、回収できるのはコアだけ。

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