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心魂と魔法と剣の世界 〜やがて世界を守る龍騎士へ〜  作者: 澪
第1章 少年期〜青年期冒険編
31/82

〜現状報告〜


ユーリが加入たことで、俺たちは少しだけ依頼を休憩して、「ユーリのできることを調べる」「それに伴うフォーメーション」を考えることになった。


そういったことをしていく中で嬉しい誤算があった。ユーリは五大魔法以外で、特異魔法と呼ばれる光魔法に適性があったのだ。ちなみに彼女の使える治癒魔法も特異魔法に分類される。


ある程度の方針、ある程度のフォーメーションを決めた俺たちは、2人で受けていた時より、依頼ランクを1つ落とし、3人でCランクのものを再開していた。

その傍ら、ユーリは希少な光魔法の本を買い、勉強していた。そして最初に使えるようになったのは『光障壁』と言う魔法だった。これは自分の指定した前方に光の壁を作り出すことができる。攻撃魔法ではないが、自分の身を守るには十分だと思えた。



ユーリが一つ魔法ができるようになっただけで、かなり自由に動けるようになった俺たちは、依頼ランクをBに戻し、受けるようになった。その頃にユーリは元々Eランクだったのが、Dランクに上がっていた。

Dランクに上がると同時に、心魂の力を引き出す特訓も始めたようだ。「いつまでも足を引っ張りたくないなのです!」だそうだ。



そうした毎日を送っていた俺たちはまた一つ歳を重ねた。

ここまで充実した日々だった。3人での戦闘に慣れ、仲間意識も芽生えている。たまにユーリからも仲間以上の感情を感じることがあるが気のせいだろうか・・・。まあ気のせいだな。




1年の日々を駆け抜けた俺とエメリアはBランクへ到達。ユーリもCランクへと昇格した。

「早熟者」から変わり、「才能者達(ギフターズ)」のパーティ名で呼ばれることが多くなった。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




「さて、ある程度の俺たちの目安だったBランクへ到達した。この辺の魔物との戦いにも慣れてきたと思う。」

「はい!そうですね!」

「はいなのです!」


元気よく返事が帰ってくる。


「そこでそろそろ本格的に山を攻略したいと思うけどどう思う?」

「いいんじゃないかしら?」

「お任せしますなのです!」


二人とも不安はないようだ。

よし、遂に向かえるかな。



3人で計画を立てている。



そんな中ドタドタドタと一階から走り上がってくる音が聞こえて、バンッと扉が開け放たれた。



「エメリア!いるのかエメリア!?」



扉を開いてそこにいたのはエメリアの父、シルフィーデン家当主、ラストア=シルフィーデンだった。



3話目です。

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