〜事の顛末〜
僕はユーリ、家名は持っていないです。一人称は僕だけど性別は女なのです。12歳なのです。特徴は明るいストレートの青色の髪の毛で「治癒」の魔法が得意なのです。
この治癒の魔法というのは珍しくて、滅多に扱える人はいないのです。ケガを治したり、解毒をしたりするのです。
冒険者になってすぐ、パーティに一人いれば無敵だ!と言われて「魔伐戦士団」というパーティに誘われたであります。
僕を入れて4人、バランスも取れていていい人たちでありました。・・・最初は。
実際仲間たちが互角以上にやりあえていた魔物の時は問題なかっただけだったのです。
ギリギリの戦いになると攻撃系統の魔法が苦手な私は戦力になりませんでした。他の2人はチームなんだから助け合いだろと言ってくれていましたが、リーダーのジャックは気に入らなかったようで、徐々に態度が悪化しました。
そんな中、今日の依頼はDランクの魔物討伐。一度同じ依頼をこなしていたので楽勝のはずでした。
邪魔が入らない状況で、囲めば倒せる。だけど中々見つからなかったのであります。
そのことに業を煮やしたジャックはもう少し奥を探してみようと言い、それが悪夢の始まりでありました。
その後しばらく進んでも何も見つからず、いるのは関係ない魔物だけ。
ついにこの湖まで来てしまいました。
そこであの魔物「牛馬獣」に見つかった僕たちは奇襲を受けてパーティの1人がケガ。私を守った結果であります。
責任を感じて治癒をしようとしましたが、リーダーに拒否され、お前が囮になれ、と蹴飛ばされました。
その隙に倒れた1人を背負って3人は離脱。僕は1人取り残され、しばらくは逃げれていましたが、雷撃に撃たれ動けなくなった所を、お二人に助けられた、という訳であります・・・。
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「本当に、ごめんなさいなのであります!!」
そんな長々とした説明を聞いた俺は、最初こそイライラしながら聞いていたが、いざ聞いてみると可哀想な話のような気がしてきて、なんとも怒れなくなった。
「そうだったのですね、私のことは気にしなくて構いませんからね!
力が未熟だっただけですし、ケガも綺麗に治してもらいましたから!」
そうエメリアに言われては俺は怒れないな。そう思った俺は提案した。
「とりあえず依頼を完了しにギルドに戻ろう。その時に「魔伐戦士団」とかいうパーティのことも報告すればいい」
「そうね、そうしましょう!」
「というわけだ。お前もついてこい」
「はっはい!!」
よろしくお願いしますなのです、そう続けたユーリは俺たちについて来ることになったのであった。
こんにちは。本日1話目です。




