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心魂と魔法と剣の世界 〜やがて世界を守る龍騎士へ〜  作者: 澪
第1章 少年期〜青年期冒険編
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〜成長と次の依頼〜



初依頼達成から数えて1年弱。俺たちは13歳になっていた。変わらず宿屋は「春来亭」にお世話になっている。


そして冒険者としては、この1年で2人ともCランクまで到達している。

この昇格は全ギルドの中でもかなり速いらしく、このギルドではそこそこ有名な顔となり、特にパーティ名など決めてなかった俺たちは、「早熟者(ルーキー)」という名称で呼ばれることが多くなっていた。

Cランクまでは苦労することもあまりなかった。

例外の一度は、大型の「卵亀」の討伐に向かった際に、「寄生茸」と呼ばれる小さいキノコ型の魔物が5体ほどセットでいた時だ。卵亀の甲羅に寄生する形で共生していて、「家」を守ろうと毒性の胞子で攻撃してきた。

あれは魔法とエメリアの心魂がなければやばかっただろう。



また情報収集も進み、東の山についても、情報が集まってきた。


帝国にあるギルドでは山中腹、かつて鉱石の採掘が出来た場所の捜索、探索はAランクの依頼として出されているらしい。

つまり最低でもBランクのパーティからでしか受けられないのである。また山上へ行くことは禁止されていて、山中腹ですらBランク以上の魔物がウロウロしているとのことである。


よほどそんな依頼を受ける物好きはいないとのことだった。



そんな感じの情報をまとめた俺たちだったが、変わらず目標は、



『山を登って向こうの国へ行く』ことだった。



ここでは俺は自由に出来ないし、実際この1年俺の『心魂』は一度も使っていないからな。

捜索願は取り消されたわけではないし、いつ見つかってもいいように逃げる準備は常にしている。

この国はとても気に入っているが、冒険者ギルドで名が売れてきた以上、エメリアの存在がシルフィーデン家にバレることには気をつけなければならないのである。


今日も今日とて、依頼を受けようか。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




()()()()今日はどの依頼にしようか?」


「そうね()()()、これなんかどうかしら?」


そう言って彼女が取ったのは、Bランクの「牛馬獣」という魔物の討伐依頼だった。馬の体を持ち、牛のツノが生えているという魔物らしくない見かけであるが、大きさでいうと馬の2倍ほどはある。脚力も素晴らしく、細かい動きは苦手だがスピードが乗った突進には注意が必要である。

また、2本の角から魔力を絞り出すようにして、雷魔法のようなものを撃ち出してくる。連発はないが注意が必要な魔物である。



名前と情報は調べて知っているが、こいつが依頼に出されたのはこの1年では初であり、彼女は興味津々のようであった。



こんばんは、あともう1話上げます。

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