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ママとビキニと、かわいい英雄  作者: 身から出た鯖
第2章 ルシアママは、エルフの魔法騎士
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065 アプリルさんと、街でデート?

「はふぅ」

「ふふ、お疲れ様だ、クリス。ほら、水だ」

「あ、ありがとう」


 今日はルシアママと【レッスン】。

 もちろんまだアプリルさんのカラダのまま。

 だから本来のぼくのカラダの時とは、だいぶ勝手がちがってて~。


「うぅ、ルシアママぁ ぼく女のコなのにぃ なんでそんなに上手なのぉ? んんっ」びくんっ


 お、女のコって【余韻】がスゴくてぇ……んんっ


「ん? それはいつも自分でして──あー、いや。こらこら、話し方がクリスに戻ってるぞ? 今のお前はアプリル、年頃の女子なのだからな」

「あっ そうでした、ルシアさま」

「ふふ ま、あくまで期間限定の話だ。これもいい機会だと思って、女の身体を楽しむ事だ」

「は、はい」

「そして、どこをどうすれば女の身体が喜ぶか、身を持って体験すればいい」


 ルシアママ、他人ごとだと思って気楽にいってますね?


「うぅ、でも女のコの身体って、こんなにスゴいことに、なっちゃうんですね」

「ははっ とはいえそれは、お前のやり方が丁寧にすぎるからだぞ?」

「え? そう、なんですか?」

「普通はお前のように、女の身体の【下ごしらえ】などしないそうだからな」

「下ごしらえ?」

「私も年頃の時期に婆やから『潤滑油を用意し、気分が高まるまでは我慢です』そう教わっていたからな」

(おっと、そうだった)


 この世界の性行為は、ほぼ【子作り】だけが目的だから?

 男の人は女の人を【満足させる】なんてことは、ほとんど考えてない。

 だから女の人は、油とかデンプンで作った【ローション】を使わないといけないんだ。

 むしろ現代日本であの【動画】を見まくった、ぼくの方がチートだったりする。


「だ、だって私ばかり良くなるのは、そのぉ、不公平かと思いまして。ですからルシアさまたちにももっと、良くなってもらおうかと」

「ははっ おかげで指導している私たちの方が、今や夢中に──げふんげふんっ」

「え?」

「と、ともかくだ! アプリルの方も、それなりに男の身体を楽しんでいる。【魂の安定】には仕方ない事だし、お互い様なのだから気にしないことだ」

「で、ですよね」


 アプリルさん、ぼくのカラダで【子作り】こそしてないけど?

 その代わり、ママたちの【手】で男のコのキモチよさを味わってるっぽい。


(アイナママもルシアママも、なんだかすごく上手になっちゃったからなぁ)


 けど、女のコのカラダの【高ぶり】は、ぼくの予想以上だった。

 とくに【ナカ】のアノ部分を、指でアレされたときはもう、死んじゃいそうなくらいナニしちゃって……(ぽぉっ)


(うん、元に戻れたら、もっとがんばろう!)


 そんな誓いをたてるぼくなのでした~


 ◇◆◆◇


「ふう、お疲れさまでした、アプリルさん」

「あ、はい クリスくんもおつかれさまです」


 そして数日がたった朝、ぼくたちは朝ごはん前の鍛錬をしています。

 いわゆる軽い筋トレとかジョギング、あとは剣の素振りとか。

 そういうのを一緒にやってるんだけど?


アプ:「けど、アプリルさんはすごいですよぉ ぼくより歳下なのに、こんなに頑張って」

クリ:「えへへ、いつかママたちを守れるようになりたくて、がんばりました!」

アプ:「ステキです、そういうの♪ スキルだってたくさんあるし? 絶対にいつか叶いますよぉ」

クリ:「ありがとうございます! クリスくんっ」


 とまぁ? おたがいに相手になりきるために、【話しかた】と【呼び名】を入れ替えちゃってるから、なんだかヘンな感じ~

 ちなみに【呼び名】まで変えちゃったのは? 家族以外のひとたちと話したとき、うっかり間違って呼ばないようにするため。

 だから普段から、慣れておくように入れ替えてるんだ~


(けど、最近じゃあ照れずにできるようになってきたし?)


 それにアプリルさん、ホントステキな女の子なんだ~

 そしてアプリルさんを見れば? クセになってるみたいで、いつも楽しげに鼻歌を歌ってる。

 アプリルさん、歌と踊りがすっごく上手で、いつも楽しげで~


(なんだか見てるだけで、こっちが元気になりそう♪)


 いちどエルフの森の歌を、踊りつきで歌ってもらったんだけど?

 ぼくのカラダなのに、すっごくかわいくて~


(あれは、思わず見とれちゃったなぁ)


 レイナちゃんも感動して『踊りを教えて!』ってはしゃいでたし?

 だから元にもどったら、ぜひ自分のカラダでもういちど見せてほしいな♪

 そうしたらぼく、ぜったいにファンになっちゃいそうだけど。


「それに剣のスキルっ ぼくもエルフの森でいっぱい鍛錬しましたけど? この歳でぼくとほぼ剣のスキルが一緒だなんて、本当にすごいですよぉ」

「あ、あはは~ ルシアさまにきたえていただいたおかげ、です?」

「それっ 本当に羨ましいですぅ だからぼくもこの機会にっ いっぱい教えてもらっちゃいます♪」

「あはは~」


 とまぁ? アプリルさん、ぼくのカラダで剣を振ってるけど?

 なぜかけっこう、いや、かなり上手に剣が使えてる。

 【武術系スキル】をぜんぶなくしたのに、どうしてかというと~


(ありがとう、ミヤビさまぁ おかげでアプリルさんにバレないで済みました!)


 ミヤビさま、今回だけ特別にって特別なアイテムをくれたんだ。

 それは、【男のコ用のパンツ】。

 そして実は、アイナママが買ってきてくれた、フツーのパンツ。

 だけどビキニアーマーと同じく、神殿に【奉納】すると──


(なんとレベル20台!【一人前】くらいの武術スキルになっちゃうんだ)


 だから、今のアプリルさんが装備すれば? ホントは武術スキルを持っていないのに、剣がうまくなっちゃう。

 しかも、ビキニと違って生地が露出してなくてもオッケーだから、新品のパンツをプレゼントしたことにして、はいてもらってるんだ~


(けど男のコ用のパンツを奉納した時の、あの神官のひと……なんだかビミョーなお顔、してたなぁ)


 そしてアイナママたちも最近、下着がぜんぶ【ビキニ】になりました~

 今までは、ズボンみたいな【ズロース】だったけど?

 お外でビキニアーマーを装備してるから、なんだかズロースがとってもやぼったく思えてきちゃたみたいで~


(でもレイナちゃんまでパンツ、ビキニになってたのはおどろいたなぁ)


 けど? お胸がアレだから、上はキャミソールっぽいのだけどね~)


「あっ それにしても? ルシアママのビキニ、本当にすごいですよねっ」


 そんなふうに大こうふんのアプリルさん。

 その【見た目】のコトじゃないよね?


「そのぉ 見た目もすごいけど、あの精霊魔法!」

「あ、そうですね」」

「ぼく、最近やっと【姫巫女の戦装束】を使いこなせてきたから? これでルシアママに追いつけたかも なーんて思ってたのにっ」

「あはは☆ アレはすごいですよね。ルシアさまがあの【飛行魔法】を使うと、自分以外にあとふたり、一緒に運んじゃいますからね」

「あと二人!? すごいっ さすがはルシアさ──じゃない、ルシアママ! ぼくなんて、レイナちゃんだけでも怪しいのに~っ」


 ぼくならレイナちゃんは余裕。

 アイナママはもう少しでなんとか?

 とまぁ風精霊魔法に関しては、ぼくの方がちょっと上手みたい。

 【風精霊魔法】は前世と関係ないから、ぼく自身の努力のタマモノ。


(だからすっごくうれしい)


 っていうか、アプリルさんもおうちじゃ【お嬢様】だもんね?

 いくら飛べるからって、人を運ぶことなんてしないよねぇ?


「よ~し! こうなったらもっとがんばります! そしてここにいる間にいっぱい鍛錬して、もうひとり運べる様になりますよぉ」

「えへへ、できますよ きっと」

「ありがとうございます!」


 そんなふうに、お互いはげまし合って、今日も一緒にシャワーを浴びるんだ~


 え? 男女なのに、一緒でいいのかって?

 うん、そうだけどぉ


(おたがい自分のカラダだから? ハダカでもぜんぜんドキドキしないんだよねぇ)


 ◇◆◆◇


「あぁ、このままほんとうに、あのおうちの子供になりたい~」

「えへへ♪ すごいですよね」


 な~んて、アプリルさんもすっかり、ぼくのおうちの便利さに夢中です。

 とくにおフロとおトイレには、ほんとうに驚いたみたい。


「エルフの森にも温泉くらいはありますけど? それをおうちの中に作っちゃうなんて、本当にびっくりです!」

「ですよねー」

「しかも毎日! いつでもお湯がわきっぱなしだなんて……あぁ、夢みたい」

「あはは☆」

「それに、あのセッケンとリンスもすごいですよぉ おかげで髪がサラサラで──あ、いつもその身体の髪、洗ってくれてありがとうございます」

「いえいえ~、おたがいさまですし?」


 アプリルさん、すごくかわいいのに? やっぱり毎日髪を洗えてたわけじゃなかったみたい。

 だからぼくのおうちに来てからは、すっごいキレイな髪になりました。

 それに最近ぼく、【リンス】の方法を発見したんだ~


(もちろん【万物真理(ステータス)】さんに調べてもらったんだけどね)


 ちなみにやりかたは?

 まず、おフロの手桶にお湯を入れます。

 そしたらそこに、レモンを半分しぼります。

 そしたらそのお湯を、髪の毛にしっかりなじませて~

 あとはキレイなお湯で洗い流せば完了


(セッケンでしっかり髪を洗ったあとは、香油とかでお手入れしないと髪がキシキシしちゃうけど?)


 この【レモンリンス】すればそれがなくなって、スルッスルになります♪)


「だからセッケンの作り方、すっごく興味あります!」

「はい あとでしっかりおしえますから、おぼえてくださいね? それとは別に、私が作ったセッケンもおみやげにあげますから、ね♪」

「あぁん、だいすきですっ♪」

「わっ!」


 急にだきついてくるアプリルさん

 って、セッケンのお礼だよね? いまの~


「も、もうすぐケストレルの街につきますから、そろそろおりないと」

「あっ そうですね? 飛んでるの、見られたらいけないですしね、うふふ♪」

「ですね~」


 とまぁ? ぼくたちはお空を飛びながら、お話してました。

 例によって【ソファーにこしかける格好】だから、とってもらくちん


(で、でもアプリルさん、なんだかちょっと距離がちかいような~)


 ひとなつっこいアプリルさんだから、ちょっとドキドキ。

 でも今は、ぼくのカラダなんだけどね~


 ◇◆◆◇


「んふふ やっぱり人族の街は、いろんな品物があって楽しいです」

「ですよね~ あ、じゃあおいしいお菓子とか、買っていきましょうか?」

「賛成です!」

「それに? 私たちだけこっそり、お店でも食べちゃいましょう♪」

「わぁっ うふふ、ナイショですね」

「はい ナイショです~」


 なーんて、アイナママのマネっこをして、ちょっとデート気分。

 でもアプリルさん、ほんと楽しそうに笑うなぁ


 今日はアレコレお買いものと、【悪霊】の手がかりをさがして街の偵察。

 それからぼくたちの【入れ替り】がバレないかどうか、試しにきてるんだ。

 と、その時。


「あ、クリスくん? 向かいから私の知り合いがきます」

「は、はいっ」


 小声でそんなことを話すぼくたち。

 そして向かいから来るのは、レニーさんたちのパーティーの人たちだった。


「あの3人の男のひとたちで、右の若いひとが【ユカイ】さん。レニーさんの弟さんで、剣士さんです」

「は、はいっ 剣士さんのユカイさん」

「真ん中のおじいさんが【ゴーシュ】さん、男の人だけど魔法使いです」

「魔法使いのゴーシュさん」

「で、左のネコミミのひとが【リゲル】さん。シーフです」

「シーフのリゲルさん……覚えましたっ」


 とくに親しいレニーさんやアマーリエさんたちのことは説明してたけど?

 アプリルさんは男の人が苦手だから、ちょっと緊張してるみたい。

 だから、


「最初に私を紹介して、前に出してください。それで私が主にお話しますから」

「は、はい! お願いします!」


 そしてユカイさんたちも、ぼくたちに気づいて~


「おー、クリスじゃないか?」

「あ、こんにちわ」

「え? なにその美少女! メッチャカワイイ!」

「あ、紹介しますね? ルシアママの知り合いで、いまぼくのおうちに来てる──」

「アプリルです、はじめまして!」


 アプリルさんになりきって、あいさつするぼく。

 その時に、ちょっとアプリルさんよりも前に出てあげる。


「え? 耳長っ エルフ! エルフなのっ?」

「ほほう? エルフとは珍しいのぅ」

「同意だ。俺はギルドのミラとマハしか見たことがない」

「え? ルシア様見た事ないの! ソレ絶対ソンしてるって!」

「無いな。クリス、久しぶりだ」

「お、お久しぶりですぅ」

「ふぉっふぉっふぉっ 相変わらずカワイイのぅ」

「か、カワイイって言わないでくださいよぉ!」


 むーん、ホントにぼくがいってるみたい。

 アプリルさん、なりきるのうまいなぁ


「お、俺っ【ユカイ】って言います!」

「はい、ユカイさんですね? よろしくお願いします」

「か~っ! マジカワイイ! 超カワイイぃぃっ?」

「落ち着けユカイ」

「気持ちは判るがのぅw」


 なんだか思ったとおりのリアクションに、ヘンに安心するぼく。

 それにしても?


「よよっ よかったら俺が、ままっ 街を案内して──」

「あ、けっこうでーす」

「そんなぁ!」

「だからユカイ、落ち着け」

「見事に振られたのぅw」


 そんなユカイさんたちだけど、


(うぅ、このカラダのこと、すっごい見てるぅ)


 しかもお顔、おっぱい、脚と、なんどもローテーションしながら!

 あうぅ、男のひとの視線って、ホントわかっちゃうモノなんだなぁ


(ぼ、ぼくも元のカラダにもどったら、気をつけなきゃ!)


 そしてそのあと、アプリルさんも?

 街の女のひとたちに、ぼくのカラダをメッチャ見られてました~


(うぅ、知りたくなかったよぉ)

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