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夫が眠りに就きます

いつものようにほぼノンフィクションで私の夢の内容をお届けしております。

今回はホラーと言うより叙情的なものになりました。


そこはとある邸宅の中。

内装は子供の頃、夏休みに過ごした海の家に似ていました。

ただ夢の中の海の家である証拠にガラス張りの扉の外には海も砂浜もなく、ただぼんやりと白い空間があるのみ。

そこに住んでいるのは私と夫のふたりだけ。

夫は神様と呼ばれる存在で、それ以上のことは分からないのだけど、でも一緒に居られるなら私は夫が何者であっても良いと思っていました。


そして、1つだけ分かっている事があったのです。

それは私も夫も、もう残りの命はごく僅かだということ。

原因は病気でも怪我でもなく『寿命』。

神様に寿命があるの?と疑問に思ったりもしたけど、むしろ神様だから自分がいつ眠りに就くのかが分かるようです。


夫が私に尋ねました。何か望みはあるかと。

だから私は答えました。この世界は私にとってあなた以外に何もなくて寂しい世界だった。だから次の世界では明るく楽しい世界であってほしいと。

それを聞いた夫は私に一つの夢を見せてくれました。

その世界では人々は楽器を片手に活動していて、出会った人と音楽と笑顔を交換し合う。そんな世界。

確かにそんな世界にふたりで行けたら楽しそうねと笑いあいました。


それから少し時間が過ぎ、とうとう夫が眠りに就く日がやってきました。

私は夫の寝台に縁起物の花やハーブを飾ります。

それを見て夫が「まるで新婚初夜だね」なんて言うものだから笑ってしまいました。

続いてやって来た神官?顔も姿も分からないのですが、その方の指示で夫が服を着替えようとしますが、それは妻である私の役目。

きっと最後なのですからたとえ夫であっても譲る気はありません。

さ、腕を上げて。足は右からです。


そうして。

遂に全ての準備を終えて夫が寝台に横になりました。

私はその傍らに座り、そっと夫の手を取ります。

「今までありがとう」と言う夫に笑いかける私。

そのまま静かに眠りに就く夫を見届けたところで、私の寿命も来たようです。

夫が眠る時まで間に合って良かった。

そう思いながら私も夫の横で眠りに就くのでした。

そしてこの夢を見た私も二度と目覚めることは無かった……


と本気でそうなりそうだったので飛び起きたお陰でまだ生きてます。

今回の夢は本当に穏やかな気持ちで居られたので永眠するところでした。


この夢を見た原因はここ数日酷い頭痛に悩まされているせいかなと思います。

それにしても夢の中での自分の性別が男だったり女だったり変わるのですが、普通でしょうか?

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