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04

 銀木犀の香り。耐えられないほどに。透明は、彼女は透明であることを望んたのではない。だから、彼女は今球面の上で涙している。灰色のワンピースは凍っている。今日は寒い日。

 私は青いガラスの花を摘み、彼女に渡した。彼女はそれを受け取り、口づけをした。あなたは何故?私は、ラムネじゃないから。あなたは花を握り潰す。花の香りを私に刻みたいの。私はそこから銀木犀を採ってきてそれを食べた。空気は藍色に澄んでいる。平行は垂直に垂直に交わった。結局の所彼女は青く、私も青かった。ガラスの花は受粉を待っている。恋愛は人工甘味料で発現させられる。

挿絵(By みてみん)

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